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ちょつと心を癒やしてください。アメリカンフィーリング2020

2020-03-30 13:53:19 | 日記
サーカスという混声合唱グループがいる。ミスターサマータイムについでアメリカン・ フィーリングは大ヒットした。
アメリカンフィーリングの2020版は7人編成のコーラスである。7人というあまり例をみない コーラス編成はハーモニーの和声の配置が難しい。さらに混声合唱であるから入念に練習を積み重ねる必要がある。この動画を見る限りこの編成が成功している。それは子供の頃から一緒に歌い、家庭に常、にポップスが流れていた場で育ったからではないか。ただし、完璧ではない、最高でもない。それでもサーカスという70年代から継続して活動しているグループの継続の力が[今]、この編成で上手くのっかっている。以下のユーチューブで楽しみましょう。

https://g.co/kgs/aUjurf

サーカスがデビューしてミスターサマータイムについで大ヒットとなったこの作品は甘く、軽快で爽やかなメロディである。歌詞は当たり障りがなく、覚えやすい。恋はハッピーの詞。メロディが主、歌詞が従の楽曲である。

ヒットしたときの頃のハーモニーは素晴らしい、ボーカルの叶高子は力みなくスーと流れるように歌い出す。柔らかい歌声に3人の声が重なる。叶高子のメインボーカルに同質の声がハーモニーとなり盛り上げる。洗練された合唱である。
このアルバムから時を経た今、叶高子の声は衰えている。声量を意識して力みがあり、あなた、からの、と息が途切れる。姪の叶ありさは高子に比較して、声量が細い。原順子も高音が衰え出した。卯月節子も高子とほぼ同質の声で、やはり年齢が高いのでソロの役割は重い。それゆえにソロの衰えを4人の女性の合唱でカバーしている。4人はアルトなのでどうしても高音が弱くなるが、新加入の男性がメゾソプラノの音域があるので補完している。
7人編成だがほぼ家族合唱団なのでハーモニーの息がとても合っている。
2020年度版のアメリカンフィーリングはコーラスとしての厚みで個に頼ることのない合唱の味わいを堪能させてくれる。
聴いてて、自然にハッピーな気分になれる。
既に、ポピュラー音楽はメロディが出尽くしている感がある。音階の組合せは限られているので、美しいメロディのヒット曲が出にくくなった。それゆえに、昔の曲でスタンダードナンバーとしてみんなに歌われる曲が、若干の装いでリニューアルされると安心して、それでいて新鮮に聴くことができる。

このところ安倍官邸の悪どさにストレスが溜まっていたので、ちょっとのんびりしましょう。