10月に入って、デンスケの普段の様子も、常に息がハッハッとあがって見ているのもつらい状態から、かなり落ち着いてきました。
身体の左側を下にした横倒しの状態からは決して起き上がれなかったのが、一気に起きることができるようになりました。
リラックスして、よく眠れるときには、以前のようなゆったりとした姿勢で眠るようにもなりました。
食事は、怪我直後は極く少量を食べて、同じものを三日と食べられなかったのですが、
以前と同じ御飯をしっかりと食べられるようになりました。人の手で一口ずつあげています。
いずれは以前のように、お椀から直接食べられるようになってくれると思います。
デンスケのハーネスでのお散歩は、10月半ば頃から、朝夕各1km歩くようになっていました。
ご近所のワンちゃんと一緒に、運動場でオヤツ目当てに小走りできるようにもなりました。
この頃、早咲きのメアリーマグダレンが咲き始めました。
カートのデンスケと一緒に写真を撮るには、ちょっと開花が早すぎたなぁ・・・。
秋の粉粧楼と大きくなったカマキリ ↓
秋の草花も咲いていました。
ジニア
千日紅
去年の年末、まつおえんげいさんからお迎えしたハニーサックルのゴールドフレーム
無事に開花してツルを伸ばしています。
秋明菊
デンスケの犬用車椅子の「本命」はドッグウィルプロジェクトさんのカートにしようと決めていました。
色を塗ってもらったので、納車には1ヶ月と10日かかるとのことで、実際に9月9日に注文確定して、到着は10月21日で、
丸々そのまま1ヶ月と10日かかりました。
その間には、ハーネスでじっくりとリハビリして、カートを待つつもりでしたが、デンスケでなくて人間の方が待ちくたびれました。
カート到着後、初めて装着したとき。本人はびっくりしています。
本体をイエローに塗ってもらいました。「ゴールデン」な年齢なので、近い色で・・・。
タイヤがとても大きいのですが、空気が入っておらず、とても軽いタイヤです。軽くてしっかりした作りで「さすが!」です。
デンスケは、オシッコ受けの「マナーベルト」を巻いています。
マナーベルトの下に、人間用の介護尿とりパッドを半分にカットしたものをあてています。
まだ散歩中にウンチができませんが、これからいつか、できるようになってもらいたいです。
到着後、近所の運動場に行ってみました。
ヨタヨタとですが、ちゃんと歩けています。
後脚はベルトで吊っています。
オヤツ目当てで、トコトコと歩いています。初めてとしては、よく歩いてくれたと思います。
さっちゃんの手元=オヤツを見上げるデンスケ。少し後脚の位置が高いでしょうか・・・。
カートの到着で、デンスケのリハビリも新しい段階に入りました。
老犬なので、カートにいきなり慣れて走りだす・・・ということはなく、ヨタヨタしていますが、本当にがんばってくれています。
突然の大怪我をさせてしまってから、二ヶ月と少し・・・、体重は下半身のお肉が落ちて13.5kgから10.3kgになりました。
一方で、彼自身による激しいリハビリで、デンスケの胸と前脚が非常にたくましく立派になりました。
車椅子の微調整のために、以前の写真を見ていたら、ポヨンとたるんでいた胸元が今はムキムキになっていることにハタと気づいて、
私もさっちゃんも本当にびっくりしました。
何も言われなくても、デンスケは今の状態になんとか適応するために、自分の身体を鍛え造り上げていました。
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