春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

ヒナヒナ、ダリア園、秋バラのツボミだけ、事件簿。

2013年10月03日 | お世話など2013

山鳩さんちのヒナヒナ二つ!! 9月24日撮影

まず、8月29日にご夫妻と遭遇した。バラの作業中、何かの気配を感じた。
すると、ウチのヒマラヤ杉の高い位置の茂みへ嫁さん鳩が飛び込んでいったのを目撃 
ヒマラヤ杉は階段の上、ルージュピエールの後ろにあり、玄関を出た真ん前でもある。
よーこんな人や犬がガサゴソするとこに巣を作る気になったなぁーいや、だからこそか。
次の瞬間、背中に視線を感じ、はたと振り返ると、旦那鳩がツクシイバラのアーチに止まってこちらを睨みつけている
バチッと目が遭ってしまった。彼は周囲を警戒していたらしい 邪魔してすんません・・・とソーッとその場を離れました。

その後、さっちゃんが様子を見ていたが、嫁さん鳩がタマゴを一所懸命に抱いているのだが、一向に孵る様子がないと。
セキセイインコの場合だと、タマゴを抱いてから孵化するまでに結構な時間がかかったから、
まあ、もう少し待ってたら、そのうち孵るんちゃうかーと思っていた。
それよりもカラスやイタチに狙われたら、ひとたまりもないと、さっちゃんが心配することしきりでした。

そして・・・9月24日、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!! 生まれとる生まれとる
しかも、結構に大きくなっとる いつ生まれたんか あまりにも静かなので気が付きませんでした。
実際、本当に「ピッ」とも言いません。声を出したらあかんと重々、躾けられてるみたいです。
木の枝を組んで上手に巣が組んであり、その上にヒナヒナきょうだいが鎮座ましましています かわいい(*´Д`)ハァハァ・・・
頭はぽわぽわの産毛、翼はまだ筆毛が生えている状態。山鳩の模様が少し分かるね。
すずが椅子の上に乗って、ソーッとカメラ撮影をさせてもらうと、ピカピカの黒曜石の瞳でこちらを見てくるヒナヒナたち。
でも、さすがなもんで、お目々以外はまったく動かさず、微動だにしません。よー訓練されとる

「ウチの子やーウチの子ーー」と喜ぶ一方で、カラスやイタチに狙われたらと思うと心配で居ても立ってもいられない
そうでなくとも、このヒマラヤ杉では過去に一度、鳩のタマゴがカラスにやられたことがあるので尚更。
何かできることはないかと、ヒナヒナのいるヒマラヤ杉の幹に粘着テープを巻くことにした

・・・。下から登ってくるイタチなんぞがくっついてしまえーと、両面テープをグルグル巻き。
ヒナヒナの巣はずっと上の方にあるので、鳩さんたちが引っかかる可能性はなし。

狭い場所に三本植わっているヒマラヤ杉のそれぞれの幹に粘着テープを巻いた!!
さっちゃんがクルクルと上手に巻いてくれました。
そして後は、この御方・・・・・・

キサマにまかせた!! 早朝からのパトロールとカラス除けの任務を命ずる~
デンキチは、知らない訪問者には「ウォーウォホーーー」とうるさいので、ボディガードに丁度よい。
ヒナヒナたちが巣立つまで、デンキチを外に寝かせようかという話も出たが、ヤツのアイデンティティ形成にかかわるのでやめた。
ならば、自分が寝袋で外に寝ようかとも思いました。しかし寝袋がない!

祈る気持ちで5日が過ぎ、9月29日・・・

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!! 大きくなった大きくなった

翼の筆毛が展開して、立派な羽になりました よく肥えとる(*´Д`)ハァハァ・・・
顔付きもしっかりしてきました。お目々パッチリ、カメラ撮影すると、ほんの少し首を動かして、こちらを見ます。ごめんねー
右の子の方が羽が揃って大きいようで、兄ちゃん姉ちゃんに見えます。左の子は頭にぽわぽわ産毛が見えます
やはり、「ピッ」とも言いません。親が御飯をあげるために日に何度か来ているはずで、ひたすらジッとしています。
まあしかし、二羽とも無事に大きゅうなって・・・(感無量

暗めで撮れたヒナヒナ写真。実際はもっと暗くて、外から見ても、枝にまぎれて極めて分かりにくい。イイぞー!

そして翌日の9月30日、家政婦じゃなくて、すずは見た

親鳩さん来てる━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
・・・んで、挿し餌・・・(*´Д`)ハァハァ・・・(*´Д`)ハァハァ・・・
左の頭を上げているのが親鳩で、右が上の子、奥に頭だけ少し見えているのが下の子です
親がさかんに頭を上下に振っては口を大きく開け、ヒナヒナがうれしそうに翼をフルフルふるわせながら
親の口に頭をつっ込んで懸命に御飯をもらっていました この間、若干の羽音がするのみで「ピッ」とも言いません。大したもん。
ソーッとカメラを取りに戻り、なんとか撮影させていただきました お取り込みのところをゴメンのー

またまたその翌日、10月1日 二羽のヒナヒナは無事に巣立っていきました(ああーよかったーーー
早朝、さっちゃんがチェックしたときには既に二羽の姿はなく、きれいサッパリとした巣が残っているのみでした。
ヒマラヤ杉の下にはヒナヒナたちのフンすら、ほとんど落ちておらず、気づかれないように親がマメにお掃除していたものと思われました。
足元もまだ覚束ないヒナヒナたちをどこに連れて行ったのか、近くにいるはずですが、
その後は親子に出会うことはありません。とにかく、きょうだいともに無事に巣立って本当によかったです
デンキチもボディガード役、ご苦労さんでした。

デン「当然や・・・ワシが育てた」  飼い主「ちがうわいアタシが育てたんやわい



赤く紅葉したヘンリーヅタと今も満開のペチュニア・ドレスアップシリーズ・ライム。
中央下にはカエルさんがいます。山鳩が子育てしたヒマラヤ杉は、ペチュニアのずっと後ろ、階段上の濃い緑のかたまりです。


ところで、今年はカミキリムシを一匹も見なかった!
東側花壇と鉢バラに関しては、コガネのお子さんを含め、今年はどうやらセーフだったと思ったのですが・・・

そうは問屋(カミキリ)が卸しよらんかった なんじゃこりゃーーヽ(`Д´#)ノ
物置の屋根に登っていただいている北側のポールズ・ヒマラヤンムスクの最も太い主幹です。

幹の途中に卵を産みつけたものが孵って、幹のグルリをまず食害した後、
矢印のところから幹の下へ向かって喰い進んでいったらしい
この酷い喰い痕を発見したのはさっちゃんで(グッジョブよく見つけた!)、
幹の途中に何かモコモコしたものが付いていたので不審に思って調べたところ、例のオガクズだったとのこと!
幹のグルリには樹皮が残っており、一見しただけでは分からず、皮を剥がして初めて食害痕が露わになったらしいです
矢印の穴にオルトランを流し込んだところ、テッポウムシのヤツが飛び出してきたらしいです(ギャーーー
さすがはさっちゃんで、きっちりと仕留めたとのこと!さっちゃんグッジョブ過ぎ

ヒマラヤンムスクの株元には、このように丁寧にネットと銅線が張られており、株元への産卵は不可能だった・・・
・・・にもかかわらず

こ~~んな高い位置に卵を産み付けよったとは、まったく言語道断ヽ(`Д´#)ノ
○部分が食害痕で、矢印が株元。1m50cmの高さ。
すずも折々、カミキリのオガクズチェックはしていたのですが、こんな上方は気にしてませんでした。ウカツだった。これからは気をつける。
幸いにも、ヒマラヤンムスクは挿し木株で、地中から枝が数本出ており、シュートはヤマタノオロチ状態で、
今回の被害に関して、来年の開花にはほとんど影響がないと思われます。

今年は、西側花壇の地植えバラにオガクズが出ました。
やっとこキレイに咲くようになったバフさんに木屑、隣りのホームアンドガーデンにもヽ(`Д´)ノ
一匹の親が複数箇所に産卵するんでしょうか。似たような場所に集中して見つかるんよなー。
こちらは侵入した穴がどうしても見つからないので、こちらの方法で駆除しました。
Herb & Roseさんhttp://www.herb-rose.com/docs/tetupou_musi.htm

バラを育てるようになってからは、カミキリ親に遭遇すると百年目。外出先であろうと、親の仇とやっつけてしまうようになりました



そうこうしている間に、秋のバラのツボミが上がってまいりました・・・

ゆあちゃん。ツボミが上がりました。
台風24号の動向が非常に気になります。台風はもう要らん。なんとなれば、家の中に避難してもらおう。
やっとここまで育ってくれたのに、台風なんかに飛ばされてたまるかーい!



こちらも根っこが少ないけれど、ツボミをあげているみやこちゃん。この御方もなんとなれば家の中に避難させないと。



サンクチュアリさん。真っ赤な新葉を展開中です。なんとか無事に咲いていただかなければ!



こちらは9月15日に最も遅く剪定したジャンヌさん。芽出しが早いね~



いおりさんにもツボミがあがってきた!断固、お護りせんといかん。



紫蘇のような新葉を展開しているのは、ジュリアさん。剪定した太いシュートからニョキニョキあがってきました。



プリンス殿下にもツボミ。この御方は早咲きで、芽出しが早いです。



ほとんど剪定しなかった、アーリーモダンのトライアンフ・ドゥ・リュクサンブール。ツボミをあげてくれました。
秋の花が見れそうで本当に楽しみ



こちらはドラムスさん。スッポンポーン祭りのため、剪定できませんでしたが、
樹勢の強い御方で、枝の途中からもりもりと新芽を出してくれました。飼い主は後から残った枝先を飛ばしたのみ。
スッポンポン祭りから施肥のみで、ここまできてくれるとは、さすがドラムス。
秋の絶品のお花を見せてくれるかも

ドラムスさんのツボミ



こちらは根室の朝やら、ぼれろさんやらの新芽とツボミたち
根室さんは剪定後はしばらく沈黙していましたが、ここに至って赤い新芽とツボミをあげてくれました。よしゃーー秋の花、見れそうです。
ぼれろさんは葉っぱを残せず剪定できませんでしたが、施肥のみで節々から芽吹いてくれました。さすが!



こちらも真夏から絶賛落葉し、スッポンポーンカーニバルだったモネさん(当然、未剪定)ですが、
ここに至って、枝先から新芽を出してツボミもあがってきてます。これはもう、咲いていただきます。



こちらもボロボロになってしまったベビロマさん。すべての葉が落ちてしまいましたが(剪定できるわけない)、
ここに至って息を吹き返し、新葉を展開してきました 咲いていただきましょう。

夏越しで落葉してしまった御方たちも、たくましく新葉を展開してくれて飼い主はうれし~~(TT)
来年はもっと気を付けて、ここまでボロボロにさせんようにしないといけませんわな。



こちらは見事!夏越ししたクロバナフウロ 今年はウチのゲラニウム、3戦三連勝


こちらはジギタリスのミルクチョコレート。冬に植え付けましたが、春の開花なく、そのまま夏越ししました。越えたー
来年の春にはきれいに咲いてくれるでしょう楽しみ。鉢増しをしようと思います。



ホソオビどもに芯を止められていた地植えピエールのシュートたち。
枝先に残効性の長い浸透移行性のスプレーをシュッシュッとしたところ、あっという間に再び伸び始めました。
10月一杯は伸びていただこうやおまへんかヽ(`Д´)ノ



未剪定のモーンさんのツボミがいつの間にやら咲きかけています。今年はモーンさんは葉っぱが残って、案外に元気でした。

さあ~~~秋のシーズンまで後少しや~~ その前に台風をなんとかやり過ごさんと~~台風はもう要らん!



先日、さっちゃんを搭載して、日野ダリア園へ行ってきました 
地元の方たちが一から作られて、ずっと丹精込められているガーデンで、豪華絢爛なダリアたちをたっぷり見れます。

ガーデンの中のほんの一部です。園内にはボタンやシャクヤクもたくさん植わっていて、春も見事なそうな・・・。
ダリアの大輪っぷりは、バラの大輪とはまったく桁違いで、直径20cmどころか30cm超えのお花がバンバン咲くといった具合
本当に毎年、圧倒されます。香り高いバラが花の女王なら、堂々と咲き誇るダリアは花の王様やなぁ~と思いました。

20cm超えの大輪で咲く、リド。めずらしいオレンジ~茶色のカラーニュアンスがあります。

柔らかな10月の光を浴びながら、コンパクトな株に、尺玉の花火のように咲いていました。




こちらは淡い色合いの、君待坂(きみまちざか)
花もかわいけりゃ、お名前もロマンチックでかわいい

中大輪とのことですが、10cm以上の花です。

ウホッ・・・いい株立ち・・・(*´Д`)ハァハァ
こういう青々とした株に花いっぱいの感じ、春のバラシーズン以来見ておらず、久しぶり。なんか血が騒ぐものがあります
やや背が高くなり、よく茂って、たくさんのお花を咲かせる御方らしいです。
このときは何日も降っておらず非常に乾燥していたので、葉っぱが下を向いておられます。



やや背の高い株に、これまた個性的な曼珠沙華のように咲く、神曲
この深い紅色がたまりませんでした。



こちらもやや背の高い株に10cmほどの中大輪の花をたくさん咲かせる、織姫



こちらは、もし自分ちに広いガーデンがあれば、必ず来ていただきたいなぁ~と思ったサレム・サンシャイン
淡いレモンイエローの花なんですが、株姿全体が、イエローから葉っぱのグリーンへとグラデーションになってます。

花姿も大らかで、全体の雰囲気がとてもいい品種でした。




こちらは超コンパクトな株を埋め尽くすように20cmの大輪花を咲かせる、群金魚(むらきんぎょ)
これでも札には「中大輪」と書いてありました!ダリア、恐るべし。

くわ~~コンパクトやのに、このお花、花付き!下のお芋さんはどんなふうになってるんやろー!

深い黒紅と白の華やかシックな花、コンパクトな株姿、群金魚というお名前もかわいい
ムラムラと「欲しいなぁ~~」と病気が出そうになります。。。




こちらは30cm超えの超巨大輪 黒紅に、白や淡いピンクが交じる、その名も「浮気心」
深い紅の花の中、チラリと白い花弁を見せます。おおー兆しとるでーー浮気心

こちらもか~な~り兆してます、浮ついてます・・・。しっかし、絶妙なネーミングですな

おおーーーこちらの御方なんて、浮気が本気になっとるでーーー(笑)
まったくの淡いピンクで咲くこともあるんやね。超巨大輪ながら、落ち着いたとても美しい花です。
う~~~~ん・・・・・・欲しい・・・(病)。。。


ウチのダリア・黒蝶の病気?の正体がとうとう分かった チャノホコリダニによる被害でした!
ウイルス性の病気(不治で廃棄するとか書いてある)かと危惧していたので、まあホッとしました。今年の花はあかんやろけど
冬には地上部が無くなるし、丁寧に植え替えをしてリセットしようと思います。




園内のアーチに登っていたクレマチスの「むさし」
二番花でしょうか。きれいに咲いていました。



こちらは踊場。かわいらしく咲いていました。ダリアと開花を合わせてあります。さすがやなぁ~。



こちらも有名品種だと思いますが、名前分からず。きれいに咲いていました。


ところで、ダリア園にはクレマチスのモンタナ・エリザベスがありましたが、葉がすっかり枯れて、枝だけになっていたが、
しっかりとフェンスに留めてありました。おおーーこうやって夏を越すのがモンタナだったのかーー
ウチのエリザベス、葉がバッサリ枯れたーまたやってしまったーと思い込んで、枝を半分以下の長さに切り詰めてしまった。
切り口が緑色で生きてたので、よもや助からんものかと、そのまま置いてます。
もしかしたら、葉が枯れても気にすることなかったのかしら・・・ならば、来年の花数がゴッソリ減ってしもうたことになるやんかーヽ(`Д´)ノ
枝を切り詰められたエリザベスは、「ちょっと待たんかーい、アタシはこうやって夏越しすんのよー何切ってんねーん
来年の花は要らんのかーい」 ・・・と思っていたかも・・・。でも、分からんなー