春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

2017冬~2018春 屋根外壁リフォームとパーゴラ作り、春の花々

2018年12月21日 | 家のリフォーム、パーゴラ作り2017

今を去ること一年と少し前、2017年10月20日、西の花壇のロサ・ムリガニーのローズヒップが色づいた
強烈な半日陰エリアなので青いまま落ちてしまわへんか、色付くかどうか心配でしたが大丈夫でした。
この場所は秋分~春分の間はほぼ日が当たりません。
この場所でも毎年咲いてくれるジャパニーズアネモネこと秋明菊と一緒に。

鈴なりに実った無理ガニーのローズヒップ
12月半ば以降になると、早朝にヒヨドリたちがやってきて賑やかにお召し上がりになられ、
冬の間にいつのまにか食べ尽くされて無くなってしまいます。
なので、誘引作業はヒップが品切れになってからします。


2017年に初めて収穫したアルプス乙女

2015年秋に棒苗を植え付けて苦節2年2017年秋に初めて収穫できました。3つ
同じ時期に植え付けたメイちゃんの方は花が咲かず空振りやった・・・この3つはアルプス乙女の自家受粉で実ったもの。
そのままいただきました甘みも酸味も香気も強くて美味しかった
この品種の実は美味しいと聞いてたんですがホンマでした。


2017年11月1日、屋根外壁のリフォーム着工キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

リフォーム工事中のウチの家。家回りぐるりに足場が組まれ、シートが張られています。
23日間、この状態で家の中は薄暗く風通し悪く、工事が終わってシートが取り払われたときは心底ホッとしました。


ピエールさんの開花写真に必ず写り込むことでお馴染み、素っ頓狂な三角屋根のウチの家、築40年
二階の部屋は、かの「ゴッホの寝室」みたいな屋根裏部屋なんだぜ。
なんで新築時にこの家を選んだのか、アラサーだった当時の親に訊いてみたい、小一時間問い詰めたい。
でもバラをやるようになってからは、このお家で良かったなぁと思うてます。バラに合う
40年の星霜を経てすっっっかり傷み、屋根は雨漏り待ったなし、外壁は粉吹いてボロボロで、
わが家のリフォームは10年も前からさっちゃんの1、2を争う懸念事項でありました。

足場が組まれた犬走りの様子。奥にはローブリッターの株があります。
工事前の10月に剪定をして新枝のみにしてひとまとめにしてくくり、枝を逃しました。ワイヤー類もすべて撤去
家回りグルリは植物の鉢と園芸関連のブツであふれているので、片付けも済ませました。

一年前の2016年秋に外装リフォームをさっちゃんがとうとう決意
勉強のために同じような古い小林住宅の家でリフォーム済みのお宅をあちこち見に行ったり、
外におられた家の方に凸撃でお話を聞いたり。
新築同然にキレイにされていて、「ええなぁ~」とトキメイておりました。
リフォームの業者さんは近くの会社にお願いすることにしました。
↓↓↓以下、業者さんのお写真を拝借↓↓↓ 当時のウチの家の外壁(2017年10月撮影)

クラックだ割れとる割れとる。


これは血痕ではなくて、飛び散って付着したジマンダイセンの薬液と思われますヒドイな。
壁をこすると手が真っ白になる状態。ダイセンは現在ウチでは使用禁止になっとります。

工事中

屋根をはがしていただいてます。
下地が腐って・・・かつては小洒落てた洋瓦もこれこのとおり・・・言葉が出ないっす


下地を取り替えて防水シートを敷いています。きれいになって・・・ほんまにホッとするなぁ


そして、新しい瓦を載せてます。軽くて丈夫な洋瓦。こげ茶色を選びました。これで雨漏りも安心です。


外壁の塗装。下塗り、中塗り、上塗りと三度塗りしていただきました。御色はやわらかい色合いのアイボリーを選びました。

さて、工事前に屋根、壁、破風板、軒裏、雨戸などの塗料の色を決めないといけませんでした。
色となると、バラの季節のこと以外、頭にない!バラに合うような御色をということで、
さっちゃんと二人でか~なり悩みました。

ピエールが咲いた時のウチの家。使用前。
ウチの家は軒裏が広くて、下から見上げるとかなり目立ちます。ここの色選びで相当悩みました。
ミョーな色に塗ってしまったら、それはもうエライことです
見に行ったリフォーム済みの家々を参考にしながら、選んでゆきました。
ホンマは壁と同じ種類の良い塗料を使ったほうがええらしいんやけど、そこはバラキチの家、御色を優先させてしまいました。

(見本その1) 紺色~納戸色はどうか?渋いな。いい感じ。
しかし軒裏の真上の破風板がこげ茶色になるので全体が暗すぎにならんやろか?

ローブリッター開花時はこんな感じ。玄関の軒裏がこれまた広くて目立ちます。
うーむ、特に玄関軒裏がやはり暗くなり過ぎないか?


(見本その2) やっぱり無難やがお抹茶色系がええんとちがうか?暗すぎず、浮き立たずバラによく合う。

ローブリッター開花時のイメージ。
二階の鉢台をこげ茶色に塗った。扉、破風板、樋はすべてこげ茶色に決定だ。
やっぱお抹茶色系が落ち着いてええかなぁということになりました。
納戸色も捨てがたいですが。時々で気分で取っ替えられればええのになぁとか思いました。
お抹茶色と一口に言うても、驚くほどいろんなトーンがあって目がチカチカ、
色見本を選んでいるうちに何が何やら分からんようになる始末でした。
記憶と感覚のみで一色を選んだところ、明るすぎることにさっちゃんが気付いて、色選択を一度変更したり。
お抹茶色~モスグリーン系の落ち着いた色合いに決めました。

扉も塗り直していただきました。使用前

この扉も40年物でデザインは気に入ってます。バラにも合う。

使用後
・・・あまり変わってないように見えますが、こげ茶色に塗っていただきました。傷一つ付けてなるものか。


壁と軒裏~使用前

古色蒼然、それはも~~うドイヒーなことになっています。ボロボロ、ハゲハゲ

使用後

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!まるで新築なんて素晴らしい
お天気にも恵まれて順調に工事が進んで、11月中に無事に完成しました。
屋根、破風板、二階の花台、柱などはこげ茶。軒裏は落ち着いたお抹茶色。
壁はクリームがかったアイボリーで、全体的に「小倉抹茶パフェ」的な色合いになりました。美味しそうやがな。
さあ、これで家もきれいになったし心機一転更に一層、園芸ガーデニングに気合が入るというもんです
施主であるさっちゃんは完成の楽しみもありましたが、それ以上にプレッシャーのかかる日々で本当にお疲れ様でした。


さて、リフォーム工事が終わり、年が改まって2018年
遅れに遅れているこのブログ記事、やっと2018年になりました。

こちらは西側のエリア、ポールズ・ヒマラヤンムスクを誘引している物置付近です。何か柱が立っとる・・・。
これまでヒマラヤンムスクは物置と家の間にワイヤーを張って誘引していました↓↓↓

この状態でも数年間は大丈夫だったのですが、2017年は開花時に花の重みでワイヤーが切れる自体が発生しました。
そして枝の重みで家側のワイヤー取り付け部分が変形、リフォームしたのに家が壊れるがな
ということで、パーゴラを自作することにしました

使った資材はイレクター 量り売りの丈夫なパイプや、ジョイント部品を全部そろえることができます。
ブルーミングヤードというバラ店さんがイレクターを使って、自由自在に構築物を作っているのを拝見して、
これだと以前から目を付けていました。

パーゴラの屋根部分を組み立てました。
設計は大雑把なことしかできないので、スペースの長さや高さを測って、大体の想像図?を書いた上で、
イレクター作品集を参考にしながら組み立てを決めて、長さを指定したパイプと必要なジョイント部品を注文

ジョイント部品でイレクターパイプを組んであります。
粗雑なすずのやることなので、パイプの長さを間違えて注文しており大恐慌、パイプカッターでカットする羽目にヽ(`Д´)ノ
パイプカッターのことは検索で教えていただきました。これはホントに助かりました。

パーゴラの全貌
柱になるパイプを立てるのが大変でした。地面に穴を掘って、パイプを立てましたが、
どーしても垂直になってくれません。仕方がないので、屋根部分を取り付けて(これも大変でした)
形を「こんなもんかなぁ~」とだいたい整えた上でモルタルを流し込んで柱を固定しました。
なので、柱は垂直になっていません

パーゴラの全貌。二階より撮影
物置の屋根が無ければ、小さなおばさんと太った中年娘の二人だけではパーゴラの屋根は到底上がらんかったでしょう。
物置屋根にパーゴラ屋根を引っ掛けながら、苦心の末、なんとか持ち上げることができました。
さて、完成だこれで台風にもひとまず負けない、ヒマラヤンムスク専用パーゴラができた

そして10日後・・・

肝心のポールズ・ヒマラヤンムスクの枝々を物置屋根とパーゴラに誘引しなければなりません。
屋根の上ではヤマタノオロチ状態のヒマラヤンの枝が暴れまくり、体重の軽いさっちゃんが物置屋根に登って
枝の整理をしてくれています。身軽なおばさんです。その姿を呑気にカメラ撮影するすずに怒り心頭のさっちゃんです

さっちゃんが怒るのも無理はなく、枝はくんずほぐれつのどーすんねん状態
おまけにヒマラヤンムスクはものすごいフック状のトゲをもっています。
このトゲトゲ枝々をなんとか整理して、パーゴラ上に載せ直して、誘引した次第です。なんとかやりました。
しかし、パーゴラ作りのときに、枝を無理矢理に移動させたため、芽がかなり飛んでしまいました。
パーゴラ作りと誘引は1月後半から2月上旬だったのですが、すでに芽が1cmほどに伸びていました。
ヒマラヤンは結構に早くから芽が動き出します。12月なら大丈夫だったやろなぁ。


長い犬

ソファの上で楽げにお休みになられるデンキチ

2018年1月25日、雪が積もりました

雪かきせなならんな~。


そして季節移ろって・・・2018年春 チューリップの季節

10球植えて2輪だけ咲いたフレミングフラッグと淡い紫のビオラ。4月14日。

上品な花姿でとても好きになった。
早くから咲いて花持ちも良いのですが、
どうもこの品種、球根が傷みやすいようで購入のときは要注意と思います。
来シーズンも必ず植える所存でいました。すでに植え込み済(2018年12月現在)。



こちらは八重咲きチューリップ・ブラウニーとビオラ・ハニービー
赤茶色のチューリップと、同じ茶色系のビオラを一緒に。4月11日撮影。

ブラウニーは赤土色のゴージャスなチューリップでとても気に入りました。



こちらはチューリップ・ラスティング・ラブ4月14日撮影。

紫系パンジー・ビオラと合わせました。
ラスティングラブは開花当初は明るめの赤で咲き始め、数日経つと黒味を増してシブい雰囲気になります。



こちらはさっちゃんチョイスのチューリップ・へミスフェア
同じくさっちゃんが選んだホワイトに紫のブロッチが入るビオラと合わせました。

へミスフェアは刷毛ではいたような絞り模様が入ります。
4月14日撮影で、他の品種よりやや遅く咲き始めました。



こちらは小さな金ダライに植えたチューリップ・ホワイトスワン
ホワイトのパンジーと合わせました。4月14日撮影。
冬場に金ダライがひっくり返って球根が飛び出したりしましたが無事に咲いてくれました。

細立ちで楚々とした風情の花でとても気に入りました。



2017年のケマンソウ・ゴールドハートとアルバ。おタヌキさんと一緒に。4月11日撮影。



4月26日、クレマチス・モンタナ・ルーベンスが満開
8号の鉢植えでウチで丸3年、夏越しして生きている

ツボミが上がった枝を開花直前に階段横ラティスに誘引しました。


クレマチス・モンタナの前には、ユーフォルビア・シルバースワン、セリンセ・マヨールがいます。
左にはまだツボミのアリウムの花茎が見えています。
さあ、これからまもなくバラの季節に入ってきます。