2月1日、マイドッべ(マイ・ベッド)で丸くなって眠るデンキチ
毎日、番犬ボランティア(誰も頼んどらんヽ(`Д´)ノ)となって数時間を庭で過ごし、残りの時間は家の中で寝ているか、
食べ物をねだっているか、飼い主たちとバトルっているかのデンキチです。
さて、1月中旬に敢行した冬剪定と誘引記録の続き
グロワール・ドゥ・ディジョン
2015年の誘引。10号鉢で育て続けたため、新シュートが出なくなって枝先が限界きとります。
枝先がとても細くなってます。
2015年の開花。細い枝先に小ぶりな花をがんばって付けてくれましたが、これ、来年はどーすんねんという状況
鉢が小さいんやーーと今更気が付いて、ロゼアスクエア330に花後に鉢増ししました!
そしたら、まもなくキました株元の低い位置から強いシュートがキタ━━━━(´Д`*)━━━━!!
そして2016年グロワール・ドゥ・ディジョンの誘引
梁に登っている左側の枝がありがたいありがたい新シュートです樹勢が戻ってくれて本当によかった!
他にも花後に鉢増しした鉢ツルバラがいますが、まだ何にも反応なしという御方もいるので、こちらは今年一年が勝負やな
アニエス・シリジェルさん、2015年の剪定。
しっかりした枝の良い芽の上で切ってるように見えますが、この御方、実は毎年切る場所がない
充実した芽ができずに、出開きの葉を落とした中途半端な芽で切ってます。そんなんばっかり。
2015年開花。これで咲くんかいなという芽で切っても咲いてくれるので、良い芽がなくても気にならなくなりました。
秋はウチではほっっっとんど咲きません。咲いて1~2輪という感じ。
・・・それで2016年今年の様子・・・
やっぱり良い芽が全然ありません。出開きの葉を落とした「出ベソ芽」で切ってます
2016年アニエスシリジェル冬剪定今年もよろしくな~。懸崖スリット8号鉢。
セプテンバーモーン
2015年の開花です。一本の太枝から房咲きになって咲いてます。
香りよく、「ブルガリアンローズの香り」と評したお客さんがおられました
・・・さて、2016年の様子・・・
懸崖スリット8号鉢に2本植えになってます。向かって左の姉株が傾いだスタンダード仕立てモドキの樹形になり、太枝を出してます。
右側の妹株は背も低くおとなしい様子でいます。2鉢に分けるべきかなぁ。
根張りは二株でそこそこなので、これでええかなぁと思ってるんですが。。
2016年セプテンバーモーン冬剪定
左の姉株は強めに切りました。妹株はなるべく高くなるように細枝も残しました。
このバラの開花期には「長雨は要らんぞな~~」と2月の今から怨念を飛ばす飼い主です。
ポールズ・ヒマラヤン・ムスクさん、2015年の開花。家の二階から撮ってます
去年も物置を覆いました!築35年以上の古い物置小屋の屋根に誘引しています。
2015年の誘引!これも家の二階から撮ってますさっちゃんによる誘引です。
エライもんで物置の屋根に脚立でヒョイと登ってあっという間に作業してしまいます。
物置→家のテラス屋根、テラス屋根→家の屋根などワイヤーを張って枝を乗せて、大まかに留めてます。
まあそれにしても、葉のあるときと素っ裸のときとは、エライ違いです。築35有余年の物置が丸見えだ
物置屋根→テラス屋根に張ったワイヤーに誘引した枝々にはこんなふうに咲きます
ほんの数メートルの距離だけど、通り抜けができる感じになってます。
・・・さて、2016年の誘引だ
↑↑↑の開花写真とほぼ同じ向きで撮ってます。
今年はさっちゃんが遅れてやってきた五十肩で静養中のため、すずが誘引しました。
テラス屋根→家屋根のワイヤーを補強して、物置屋根→テラス屋根のワイヤー本数を増やしました。
河合伸志さんの「超図解!よくわかるバラの剪定講座」の御本にあるように、
下を通り抜ける際に、光が透けて見える誘引にしたい(鼻息)とやってみましたが、枝が混み過ぎてるような気がしてならん!
様子を見て随時、枝を透かしたいところ・・・でも、グズグズとそのままいってしまうかもしれません
ジュビリー・セレブレーション
2015年の剪定。こちらも小鉢栽培のためか数年間まったく新シュートが出ず、枝先がかなり細くなってました。
去年はその細い枝先をきっちり残して剪定しました。
2015年開花!細枝からがんばって大輪の花を付けてます。
フレグランスさんの記事によると爪楊枝並みの枝にも開花するとのこと!
しかしながら、一番花の段階から_| ̄|(、ン、)状態で咲いており、ディジョンさんと同じく、
これ来年どうすんねーん、もっと枝が細くなって一番花から最敬礼して咲いてしまうぞと危惧する飼い主でした。
・・・そして2016年の様子・・・
とんでもないポット9号に入ってます。やはり今年もシュートまったく出ず!枝先はますます細くなり・・・!
さあどないしよか~と悩んだ結果、鉢を10号に大きくした上で、深く剪定してみることにした
ガ━━━━(゜Д゜)━━━━ン!!だいたい一昨年の枝で切った('A`)全体の3分の1を飛ばしたことに。
さて、どうなるか。咲かんかったらどころか、動かんかったらショックやなぁ・・・ なんとか新シュートを出していただきたいところ
剪定から1ヶ月経った現在、今のところ、赤い芽がポッチの状態でいます。
ジュードさん 2015年の開花。
去年はブラインド激発で空前の絶不作!
そして、2016年の冬剪定 良い芽の上で切った次第。今年はブラインドはなしやで~。8号とんでもないポット。
ザ・ピルグリム 2015年の開花。
地植えにして5年目の開花で、毎年シュートを出して元気なピルグリムさんです。
毎年、赤紫の小輪のラベンダードリームとコラボってくれます。
そして、2016年ザ・ピルグリム誘引 今年もシュートがしっかり出たので新枝のみで誘引できました!
後ろのラティスはアテにせず、背の高い支柱を立てて留めたりヒモで引っ張ったりして誘引。
緑色の金網は犬除けなんですが、ヤツの脱走癖が直ったので、今年は取り外す所存です。
アシュラ 2015年の剪定。
太枝に大房咲きになります。HT式の強剪定
2015年の開花。無事に咲いた!良い香りです。
開花直前に大雨に当てて、ステムごと雨折れさせたことがあるので注意しましたずっと懸崖スリット8号鉢。
・・・そして、2016年の様子・・・
枝が重なってしまうほどの直立性の樹形、太枝に大房咲きになる・・・ということで毎年強剪定します。
というても、大して枝が伸びてない(^^; もっと枝をしぼってもええかもしれません。
2016年アシュラ冬剪定 今年も頼むわな~
オールドポート 2015年の開花。
マットな葉っぱもきれいなオールドポートさんです。
この御方、ウチでは秋に咲いたことが一度もないあまり樹勢が強くないようです。
・・・2016年の様子・・・
一番花の枝からまったく成長してないのが分かる
新枝も出ておらず、2~3芽残して切る以外にない状態。
2016年冬剪定
ずっと懸崖スリット7号鉢にいましたが、さすがに狭いかなと思って今季初めて懸崖スリット8号鉢に入れてみました。
シュートが出てほしいなぁ。
ザ・ファウン 2015年の開花。
ブラインド激発で絶不作でした なんでこうなったかは、よく分からん!!
そして、2016年の冬剪定
ファウンさんも、毎年切る場所がありません。中途半端な芽ばっかりが残ります。懸崖スリット8号鉢。
今年も、「大丈夫かいなー」という頼りない芽で剪定しました。春の爆発開花、もう一度カモ~ン
ポスト壁にかけた鉢置き台がファウンさんの定位置になっとります。超横張りでうつむき加減に咲くファウンさんには良い場所です
たまき 2015年秋の開花。
New Rosesで俄然気になり、その後SNSで見せていただいたお写真にノックアウトされて新苗で迎えた「たまき」さん。
夏に出た立派なサイドシュートに開花しました!
ピーチピンクに枝変わり元のゆうぜん譲りの濃ピンクが気まぐれに混ざります。
新苗が無事に育ってニンマリ、他にもツボミがあるでーとワクワクしていたところ、ツボミが真っ赤っ赤
あれ~おかしいなぁ~なんか勝手がちがうで~と思っていたところ・・・
主幹にゆうぜんさんの花が咲いたー 飼い主驚愕一株の中にたまきとゆうぜんが同居しとる。
「得したーー」という感覚と同時に、「・・・これ、一体どうしたらいいんやろ」という戸惑いも。
なんだかんだで2016年の様子・・・
「たまき」の新苗を買ったんですが、不思議な事にたまきの枝は左端の新シュートのみ!
残りの主幹は2本ともゆうぜんの枝です。HTの切り方で深めに切りました。
2016年冬剪定
両品種が同居してるのは良かったんですが、なんと・・・なんとこの株、デッキ上でネコブセンチュウに感染させてしまいました・・・
このため、駐車場の一画に他のネコブ株とともに隔離しています_| ̄|○ il||li あーあ
ベビーロマンチカ 2015年の開花。
年々小さくなってゆくウチのベビロマさん。
本家京成で直接質問された方に教えていただいたところ、枝が充分に太るまでは無剪定がよいとのことでした。
毎年3分の1ほどを切り飛ばされていたウチのベビロマ、2016年は無剪定でいくぞーーと飼い主が気合入れていたところ、
コガネ幼虫に入られた・・・ なんでこうなるんや・・・
2016年冬の無剪定 根っこをかなり喰われましたが、なんとか生きてます。
これから育て直しになります。オレンジ札なのでイモが出ないことを祈るばかり・・・
来年は切接ぎをするかもしれません。
さて、様々なトラブルが続くけれどあと少しでメザシじゃなくて芽出しの季節が始まるぞー
株達よ、今年もよろしくお願いします~m(--)m
おまけ
2015年、某ゆあの切接ぎ苗の成長
去年の2月中旬に、Pキャットさんの安全な台木が手に入ったので、初めて切接ぎにチャレンジしました
10本中3本活着という結果だった。このゆあちゃんは、先代株がガンシュで撃沈
新たに購入した大苗から直接穂木を取って切接ぎしたものです。一本が付いてくれて本当にうれしかった
力強くスクスクと育ちました・・・
そして、2015年秋の開花に至った・・・ 飼い主感無量大得意
ガンシュの心配のない安全なゆあちゃん株ができたー!
しかしなんとも因業なことに、折角のこの株もネコブセンチュウに感染させてしまった次第
一体何をやっとるんだ
泣くに泣けない状態で、今年も切接ぎした次第です。当該株はたまきと同じく駐車場で隔離中
こちらのゆあの花は、最初に穂木を取った大苗の春花です。裸苗で、植え付け当時は異常なしでした。
きれいに咲いてくれたんですが、そこはさすがのオレンジ札、冬の植替えのときに見事な大イモ、ガンシュが出ていました
これからオレンジ札品種を買うときは「穂木を買う」と思って入手するぞ。そうでないとやってられないまともに育たへん
先日の切接ぎ苗、作業直後の様子・・・
今年は1月末に切接ぎしました。Pキャット台木は入手できなかったけれど、別のお店で譲っていただきました。
作業から今週末で丸4週間になって、大勢の決着が付きつつあります
ガンシュ、ネコブなどトラブった品種を接いだ次第