春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

デッキの炎熱対策ができた!

2015年03月29日 | デッキ、花壇周り

今を去ること半年前、5年間お世話になり腐食し尽くしたレッドシダーウッドデッキに替わり、
カーポート上に竣工したアルミ製ユニットデッキ

10月4日撮影。台風襲来直前 以前よりもデッキスペースが広くなった
天板は強化プラスチック製、フェンスは付属しておらず、素人仕事で自分たちで立てました。
積雪用カーポートの上に載せているため、ウッドデッキよりずっっっと軽量なのがありがたい限り!
その上、腐らない先代ウッドデッキが堆肥と化すのを目の当たりにした身には、こりゃあもうアメイジンググレイス(゜∀゜*)

11月15日撮影。秋バラの季節。
しかしながら、数少ない弱点もあり、それは直射日光により天板がチンチラチンに熱せられることで、
デッキを組んだのは案外に涼しい9月でしたが、天板上は素足で歩くのがキツかった
試しに寒冷紗を敷いてみたけれどチンチラチンは変わらず、次の真夏をどう越せばよいか新たな懸念事項となりました。
↑↑↑の写真では、ウッドパネルが一枚だけ載ってます。家に残っていた90cm×90cmのパネルを置いてみました。
やはり木材というのは大したもんで、強化プラスチック製の天板が灼けるように熱いときも、ウッドパネル上だけは素足余裕でした
そういえば、先代ウッドデッキの時には炎熱問題はまったく起こらず、考えたことすらなかったなぁ・・・

やはり、炎熱対策にはウッドデッキパネルを置くのが良かろうと、まず思いましたが、
植木鉢を載せれば、木製デッキパネルは1年でガタがきて、3年で完全に堆肥と化す・・・と経験で分かっているのでゲンナリ
次には、マルチ材のクリプトモスをデッキ上に敷き詰めるという案を思いつくもどうにもジジムサい光景が想像され、
水遣りで散らかり流亡して、収拾がつかなくなることが予想されたので、これまた・・・
そのまた次には、ウッドチップをデッキ上に敷き詰めるという案を思いつくもやはり散らかりと流失で収拾つかなくなること必至
またまた次には、断熱効果のある塗料を天板に塗るという案を思いつくも、果たしてDIYできちんと塗れるのか見当が付かない

・・・一体、どーしたもんかとフガフガ思いを巡らせて、結局、こういうことになりました↓↓↓

3月21日撮影。一見、悪くないし、むしろ良い感じ・・・。
3年でダメになるであろうけれども、やはりウッドデッキパネルを置いて、パネルとフェンスで囲った「くぼ地」にウッドチップを敷き詰めた
という泥縄折衷案になりました
サイズが合わないため、ウッドパネルを天板全面に敷くことができなかった。

ウッドチップはまつおえんげいさんの店舗で使われている北山杉ウッドチップいい香りがします。
これを、水がツーツー抜けて、かつ、チップをしっかり受けとめる格子幅4mmの風よけネット(ホムセン・切り売り)の上に敷き詰めた!
ネットの四隅は、折り曲げてホッチキスで留めて、チップが散らかりにくいようにしたつもり。 

ウッドパネルは少~~~しでも長くがんばってもらうために全面に塗装をしました。
 そして、格子幅2cmの厚めのプラスチック製ネット(ホムセン・切り売り)を広げた上にウッドパネルを置いて、
天板と密着しないように、少しでも水はけと風通しがよくなるように「あがいて」みました


先にウッドデッキパネルを置いてから、北山杉ウッドチップを撒く作業をして、その間、鉢をあっちへ移動、こっちへ移動・・・
さっちゃんの全面的な協力を得て、というか、掃除などほとんどの作業をさっちゃんがやっとった(^^;

そして、芽出しが始まったバラと宿根草の鉢をセッティングしましたこれから開花までがんばって育ってや~
この炎熱対策のパネルとチップは夏剪定が終った頃・・・9月半ばには撤去する所存。
バラの落葉が始まると、パネルもチップも落ち葉まみれになり収拾のつかない状態になるため、一年中は置きません。
手間だけどしょーがない。来年の今頃まで、どこか屋内に雨に当てずに置いておく所存です。

デッキ上の炎熱問題はこれで解決したものの、そうは言うてもウッドパネルはあっっっという間に腐朽してゆくでしょう
90cm×90cmの木製パネルはことごとく廃番になったようで、どこのホムセン、ネット上を探しても見つからず、
30cm×30cmのプラスチックの脚のついた小さなパネルを見かけるのみ!
次に替えるときには、こういう小さなパネルをズラリと並べねばならんのか・・・こっちの方が持ちは良いかなぁ・・・。
かくして、デッキの懸念事項はボソボソと続いてゆく・・・


・・・などと飼い主がウダウダ言ってる間に、春到来

シャーロットの姫君のお足元にいるのはスイセンのティタティタとイオノプシジウム、
ウェルカムボードを持ったウサギちゃんです 3月22日

彼らの上方には、シャーロットの姫君の新芽たち今年も元気にお出ましになられました。3月22日



北側花壇、ヒマラヤンムスクの足元にはクリスマスローズが咲いています
右端の横向いた花は鉢植えのダブルファンタジーを地植えにおろしたもので、ちょーっとだけ咲いた。

こちらは西側日陰の花壇のクリスマスローズたち。実生から育った株たちです。3月22日



ポスト下、さっちゃんによるビオラの寄せ植え。たくさん咲いてます 3月22日


その隣りには、モノクローム寄せ植えのつもりの寄せ植え。
黒いパンジーはムーランフリル・ネロ カレックス・レッドルースター、鉢ごとはめ込んだ白いユーフォルビア・シルバースワン
シルバースワンはもっと白かったのですが、寒さか乾燥のせいか、ピンクがかってしまいました。
パンジーの後方から、これまた黒いチューリップのブラックパロットがむっくりと芽を出しています。3月22日



ヴェルシーニの芽吹き 今年も元気にお出ましになりました。3月22日



鉢サイズをダウン、枝を短めに切り戻して、作り直すことにしたフィリス・バイドの芽吹き。
何年もカーポートの梁に登ってもらってましたが、枝の更新が進まず、どうにも年々小さくなってゆく様子なので、作り直すことにしました。
鉢のサイズが小さかったからではないかと思っています。ウチではとんでもないポット10号か、スリット10号が最も大きい鉢サイズで、
バイドはスリット10号にいました。今年で7年目。ここ2年ほどは完全に成長が止まってました。
ある程度の大きさを保ちつつ、何年もツルバラを育て続けるには鉢が小さかったのではないかと。
毎年植え替えをしていたのですが、成長が止まってしまいました。
他のツルバラも成長が伸び悩んでいるものがあるので、鉢サイズを考え直さんといけません。



3月22日、もっとも展開している芽はこんな感じ。早咲きで、毎年芽の展開が速いラベンダーピノキオです。


3月22日、こちらは玄関の様子。今季に導入して植え付けた大苗の面々が並んでいます。
植えつけたばかりの大苗は芽の展開が最も早くて、葉っぱが茂っています。シャリファ、ブラックティー、結愛などがいます。
太く白い枝(石灰硫黄合剤塗布のため)はサンクチュアリで、こちらはまだほとんど展開してません。
黒赤っぽい植物はユーフォルビア・ブラックバードで、今年はちゃんと咲いてくれるんやろか。ちょと心配です。



デッキ上、動き始めているクレマチス・ベル・オブ・ウォキングの新芽 なんだかワクワクするな~


クレマチスの芽吹き、それぞれ3月22日
ローブリッターの足元に置いてあるダイアナさんと、ポスト下にある籠口さんです。



今季二輪目のパフィオペディラム・スピセリアナムの花
少ない葉っぱから花茎をあげて、とても長く、もう2ヶ月近くも咲き続けています。
咲き終わったら、まもなく植え替え作業の時期になるね。



3月22日、ケマンソウの様子 毎年4月の楽しみな御方たち。花芽があがってます。
去年秋に満を持して植え替えをしてみたものの、言うほどに根っこが張っておらず、正直触らなければよかったという次第でした。
ケマンソウ言うたら、黄色い太根っこがよく張るので毎年植え替えを・・・と本には書いてあるんですが、全然だった



3月22日、今年の鉢植えジギタリスの様子・・・しまった~同じ種類のジギタリスばかり撮ってしもた。
他にはパムズチョイスにパムズスプリット、パープル、オブスキュラ、ピンクシャンパン、宿根したミルクチョコレートがおられます。
今年も鉢植えジギタリスは全部で11鉢毎年、なぜか11鉢!



今季初導入の宿根草。
エリンジウムは1月に早めに入手したのですが、入手後の苗管理がヘボヘボで、根っこを張ってもらうことができませんでした。
それで、現在もまだまだ小さい状態です。クナウティアはプチプチとかわいい深紅の花で、暑さ寒さに強いらしく期待大(0゜・∀・)



3月22日。これは・・・一体どうなるのか、どうするのか、楽しみかつ心配な御方。
ベスチャトーさんの本で見て、その巨大かつ壮麗な姿に強烈な印象を受けていたところ、
なんと乙庭さんで売っているのを見て思わず買ってしまった。
地植えにしたら3mになるので花壇に植えたいのだけど、さっちゃんの許可を得られず9号鉢に植えたオオヒレアザミ
田舎に花壇を作ったら、絶対に植えて大きく育ててみたい御方です。葉っぱの隅々にトゲトゲが付いてます。どーすんだ、これ
でも楽しみ



デッキ南端に置いてある各種宿根草の皆さん・・・
奥左から・・・八重咲きクジャクアスター、クジャクアスター、リナリア・キャノン・ウェント、リナリア・パープル、ヤグルマギク・ブラックボール二鉢
中左から・・・アスター、ワイルドオーツ、ベロニカ・クレーターレイクブルー、アグロステンマ・ギダゴ
手前左から・・・麦のホルデューム・ジュバタム三鉢、アグロステンマ・パープルクイーン、ボレロ

去年に植え付けてから真冬に枯葉ばかりになってしまったホルデュームは、ここに至って青い葉っぱをピュンピュンあげてきて一安心
ベロニカは鉢サイズを大きくしてとんポット7号です。ここの鉢は7号と6号のどちらかです。

さあ、芽たちの行進が始まるぞーー


「・・・そしてそのとき、草木の芽たちの果てしなき行進の響きが、忍びやかに聞こえてくる。・・・
・・・あの神秘的な「始め!」という号令がかけられたらしい。・・・
・・・はにかむ葉よ、恥ずかしがるな。たたみ込まれた扇を広げよ。産毛につつまれて眠るものたちよ、背をのばせ。
もはや出発の命令が与えられたのだ。
書かれざる行進曲のプレリュードよ、開始せよ!金色の金管楽器よ、日に映えよ。響け、ティンパニ。
吹き鳴らせ、フルート。無数のヴァイオリンたちよ、めいめいの音のしずくをまき散らせ。
茶色と緑に萌える静かな庭が、凱旋の行進をはじめたのだから。」
カレル・チャペック「園芸家の一年」 -芽-より


        


春眠暁を覚えず
処処啼鳥を聞く

夜来風雨の声
花落つること知る多少