春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

ウチのバラたち 5月7~14日頃まで えらい早く咲いてしもたヽ(´Д`;)ノ

2015年05月31日 | 春の開花2015

今を遡ること2週間と少し前、5月14日にデンキチとダービーちゃんの記念撮影を敢行
なんたる早い日付!!今年は異常に開花が早かったしかも、なんとはなしにトラブルの多い年になりました。
まず、去年に飼い主がすっかり味をしめたシラバブが坊主Ω\ζ°)チーンで株的に何か問題を抱えてるかもしれず、ジュードその他にブラインド激発、
クレマチスの冬の剪定を失敗して開花を壊滅させたり(今まではマグレでうまくいってたらしい)、
ここ4年来で初めて、カラドンナやベロニカなどのブルー系の宿根草たちの開花がバラに間に合わずコラボ不発
リナリアみたいな安定感あふれる御方がまさかの絶不作など、飼い主が泡吹いたり頭抱える場面が頻発しました。
とにかく、バラとクレマチスだけが異常に早かった!ジギタリスさんが見事に合わせてくるのは、これは彼らが
バラと一緒に咲くことを生き甲斐にしているからか、バラさんのストーカーだからだ!と思う。

そして、今年はなんか鉢の土作りでやらかしたらしい・・・と冷や汗をかく場面がありました
デンツブfor2014と、今年のデンツブで変えたことは・・・バーク堆肥と腐葉土の比率を逆転させたことだった
とにかく、なんだかんだいろいろと起こって考えさせられた、デンズガーデン2015年の開花でした。


5月7日・・・既に開花が始まっていた頃・・・

西側花壇、シオヤキフウロとホームアンドガーデンの近くに、何か、います。
飼い主がコメリで見つけたフクロウさんです
売り場では、このフクロウと↓↓↓の二種類がいて、まず白い方に目がいったのですが、、、

オオ━━━━(゜Д゜;)━━━━!! シロフクロウWikiより
どー考えても、日本にこのシロフクロウさんはいないだろう(実際、北極圏のツンドラ地帯にいるらしい)、
高温多湿のウチの庭に鎮座ましましていただくには、違和感があり過ぎるだろうと思って、
日本でも見られそうな茶色いフクロウさんを連れて帰った次第です

5月7日、ルイ14世とレインボーの花の後ろから、こちらを見ているフクロウさん。
フクロウさんは一本の棒を柱にして、杭に止まっています。さっちゃんが考えてくれた方法です(エライ
プラ製の杭のテッペンにドリルドライバで深さ10cm足らずの穴を開け、フクロウさんの丈に合わせてカットした園芸用の支柱を差し込んで、
フクロウの底の穴(内部は空洞)に通して、ゆる~く固定しました。いつでも取り外し自由です
梅雨前に取り外して、屋内で保管します。来年はもっと鬱蒼と葉っぱの繁った中に止まっている感じでいきたいなぁ。



5月5日、今季初導入のオダマキ、ブラックバローが咲き始めました。

そしてブルーバローの方も咲き始めた!後ろは資材置き場です。
とてもシブい色合いの西洋オダマキで、6号とんでもないポットに植えてます。


そして5月7日、デッキ上で大好きなバラ、メレルの開花が始まっとる
なんという早さ。去年よりも軽く10日早いいったい、どうなってるんだ!!
「そら、そういう年もあるわいなー」と余裕のさっちゃんをヨソに、なぜか慌てふためく飼い主でした(アワワあわわ


そんでもって5月9日、いろいろと咲いてきたので今季初めて階段に鉢を並べました

なんという早さ、去年に鉢を並べたのは、5月16日だった丸一週間早い
この時点で、定番のカラドンナは花穂の先が見えたかな?という状態、ベロニカは坊主でゼロ番地。
結局、ベロニカは今年、ほぼ花を付けず、本当に坊主だったカラドンナは現在開花中ですが、花穂二本とかでかなり不作!
リナリアですら前代未聞の絶不作何が原因かよく分かりませんが、4月の長雨を嫌ったか・・・?と思いました。
それで、紫系の御方たちにはコラボ参加してもらえず、今年は黒赤系の宿根草たちが代打的に活躍してくれました。
おーよかった、ありがとう。。。君らがいなければ、どーにもならんところでした

5月9日。階段上方から・・・

ダークな色合いのルイ14世も早くから咲いて、9日時点で満開をやや過ぎた感じでいました。
オダマキのブルーバローと一緒に。


同じく、オダマキのブラックバローとルイ14世。ブルーの方がやや花が大きかった。
両方ともにシブくて、とても気に入りました。しっかし、例年通りならば、開花が早くてバラとのコラボはほとんどできんやろな・・・。
鉢をもう少し大きくして、大株になっていただきたいところです。


階段を少し降りると、ダークなルイ14世が散開して咲いており、その後ろには、さっちゃんのコマチフジことハーデンベルギアが咲いてます。
やや淡い紫のプチプチした花がハーデンベルギアで、去年冬の時点でとてもたくさんのツボミが付いて楽しみにしていたのですが、
どうやら真冬の寒さに当たりすぎたためか、かなりの花芽がダメになって藤のような花房にはなりませんでした。
来年はしっかり防寒対策をして、断固花芽をお護りする所存です。
オダマキの前には開花の進む、こっくりしたピンクのメレルと、ウチに長くいる通年いつも美しいコルジリネ・サザンスプレンダーがいます。


5月12日、台風で避難中のメレルさん。満開です
ミルラ、フルーツの香り、長めの葉っぱ、こっくりした深いピンクの花・・・クラシカル?オールドローズっぽい雰囲気があって大好きです。
横張り樹形でこんもりと繁って、早咲きで秋もしっかり更に深い色合いで咲いてくれます。
ウチでは春にも秋にも活躍してくれる頼もしい御方です 懸崖スリット8号鉢。

5月14日のメレルさんの花たち。左の針葉樹の葉っぱはウチに30年いるヒマラヤスギのもの。
今年のメレルは極めてめずらしくかなりブラインドが出たのですが、それでも長くしっかりと咲いてくれました。
現在は休憩中・・・秋に向けて英気を養っていただいてます。二番花はおまけ程度に考えている飼い主です。


メレルさんの隣りには、開花直前のマザーズデイの赤いツボミがプチプチとあり、
その下にはセリンセ・マヨールの花房があがっています。ラティスの上方には深紅のテスが開花を待っています。

セリンセ・マヨールは今年は乙庭さんから苗を購入しました。
例によってカレックスと寄せ植えにして、4月半ば、ケマンソウやチューリップともコラボっていただきました。
苗が良かったのか、今年のセリンセはとても渋華やかに、長く咲いてバラたちとコラボりまくってくれました。
ブルーの葉っぱから紫の花穂へのグラデがたまらん 現在は開花を終えて一年草の本分を全うしました。
黒い種ができたので、さっちゃんに採ってもらいました。秋に蒔く所存であります


さらに一段、階段を降りると、今年は開花が遂になかった!ユーフォルビア・ブラックバードの黒っぽい御姿があります。
去年はナーセリーパワーで見事に咲いたのですが、今年は咲かせることができず。
しかし、ダークな色合いの葉っぱなのでリーフプランツとして紫系宿根草絶不作の中、大活躍していただきました。
ところで、来年は咲かせることができるのだろうか。。。正直、どうしていいか分からん飼い主です(^^;


そのブラックバードの下には、今季初導入の咲き始めたリシマキア・アトロプルプレア・ボジョレーに来ていただきました
シルバーリーフの葉っぱに黒赤の穂があがるシブい御方で、今年ついにお迎え。根っこが赤紫色でビックリでした。


そのボジョレーの隣り、階段下方には咲いている御方たちを集めて淡いピンクの一画を作りました。
後方には今年も花をあげてくれた淡いピンクのフロックス・ピロサがあり、かなり咲いてきたバラのプティレオニー、
そして、今年は早くから咲いた宿根ヤグルマギクのセントレア・モンタナ・アルバに来てもらいました。
レオニーの後ろからピュンピュン4本あがっているのは、アリウムのシルバースプリングです。 

去年は紫のアリウムに来ていただいたけれど、今年はお迎えできず、カワシマで出会ったこの御方を植えました。
花芯が赤紫で花弁がホワイト・・・まさにシルバースプリング!とてもかわいいアリウムだった
5月になってすぐに開花、バラとのコラボは間に合わんかと思ったけれど、この御方、かなり長く咲いてくれて活躍してくれました。
 
上から見たところ・・・アリウムさんのフォルムは他にないものやなぁ~ほんまにおもしろい!
とんでもない深ポット5号に、球根をひとつずつ植えました。肥料を全然あげてないけど、要らんかったみたい(^^;


ポリアンサローズ、プティレオニーさんのアップピンクのグラデのプチプチした小さなロゼット咲きの御方。
今年は実に早くから咲いて、どーすんねんどうすんねんと慌てふためいた飼い主でした。

5月12日、台風避難中のレオニーさん。毎年、ポリアンサらしく元気にたくさんの花をあげてくれます。懸崖スリット鉢7号。



フロックス・ピロサ、アリウム・シルバースプリング、プティレオニーの淡いピンクのコラボ


階段の一番下には今年も青葉のギボウシ・ジャストジューンに来ていただきました。右隣りはコンクリートのポストの壁になってます。
後ろには、ウチで2年目で今年は鉢上げしたコゴミ(クサソテツ)に来てもらいました
実にけしからん事に、天ぷらにしたい頃・・・芽吹きの写真を撮っとらんというヽ(`Д´)ノ
気がついたときには葉っぱが展開しており、噴水のようなフォルムもきれいでギボウシとコラボってもらいました。
ギボウシ・ジャストジューンはすっかり立派におなりあそばされて、ウチで5年目。とんでもないポット8号にいます。
コゴミは、ポール・スミザーさんのギボウシとオシダのコラボ写真を見て憧れて購入
この取り合わせはポールさんの植栽の真似のつもりです(笑)。


階段上方に戻って、オダマキの後ろから振り返ったところ

5月9日の階段
上から、ハーデンベルギア、ダークな黒赤のルイ14世とオダマキのブラックとブルー、
豊潤なピンクのメレルとコルジリネ、青葉に紫花のセリンセ・マヨール、黒い葉ばかりさんのユーフォルビア・ブラックバード、
小さな青いグラスのフェスツカ・グラウカ、シルバーリーフのリシマキア・ボジョレー、淡いピンクの雲のようなフロックス・ピロサ、
ピュンピュン上がる丸いアリウム・シルバースプリング、小さな房咲きのバラ・プティレオニー、セントレア・モンタナ・アルバ、ギボウシ

階段上のダークな色合いから、階段下に向けて淡いピンクへと抜けてゆく・・・という無理矢理なコンセプト?を元に?置きました。


その頃、デッキの上では・・・5月9日
 
ラフランスも開花が始まっとるどーしよーと慌てふためく飼い主(( ;゜д゜)))アワワ
このラフランスさんは、去年の植え替えの時点で、かなりネコブの症状が酷く、かなり根っこを整理しました。
ネマトリンを土に混ぜて植え付けましたが、そんな状況なのに結構に咲いてくれました。

美しく咲いたラフランスの花の下に、何か、います。
このシルバーのオニヒトデのような、デンキチでも捕って喰いそうなこの物体は、オオヒレアザミさんのトゲトゲロゼットです。
昨冬に小さな苗を乙庭さんから取り寄せ、9号とんでもないポットに植え付けて、この春はこのように大きなロゼットを作りましたが、
ついに花茎はあがってきませんでした。どうやらこのまま夏越しに向かうようです。なんとか越してもらわにゃ
地植えだと3mの高さになるそうで、ベスチャトーさんのお庭にも燦然と植えられていて憧れた
葉っぱのトゲがすごいので、狭い場所に地植えしたら怪我人が出ること必至なので地植えできない。それにしても来年が楽しみ(0゜・∀・)



だぁぁぁインテグリフォリア系のクレマチスまで咲いてきたおいおい、まだ5月9日やで?!
クレマチスのパルセットさんです。まつおさんからついこの間、3月半ばにお迎えしてナーセリーパワーで咲きまくり、
今現在も満開になってます。ぼちぼちカットしなければいけません。開花後にバッッサーーッてならんといてやー(^^;
鉢増しするよってに許してちょうだい



5月9日、独り寂しく開花が進むラベンダーピノキオさん
毎年、サルビア・カラドンナやアグロステンマ、ヤグルマギクなどとコラボっていただくのですが、
今年ときたら、彼女以外が全員遅刻のため、デッキ上でお一人様開花されています。 あれ~‥・?とか思ってたかな


花壇の様子・・・5月9日

つるジュリアも開花が始まった!!新苗で迎えて、ウチで苦節4年目
やっとこ株が太ってきたようで、このような麗しいジュリアさんの花が見られるようになってきました。
昨秋から咲くようになり、今春も開花があって良い花が咲くようになりました。
現在、株元に真っ赤な恐ろしげなシュートを出しています。もっともっと枝に太ってもらわねばならん!



5月9日、さっちゃんの最愛のバラにしてウチの主役、ピエール・ド・ロンサールの様子。だぁぁぁもう桃まんの数々が
まったく信じられん!例年では5月28日頃に満開になるんやでー!
2009年にやや早く、24日に満開という記録があるものの、一体今年はどうなってしまうのかー?!



東側花壇、ピエールの後方、デルフィニウムとオルレイアも花盛り。ジギタリスのアプリコットも咲き始め。
 真後ろのオベリスクの中ほどには、ロサ・ムンディの枝がいっており、テッペンにはツルジュリアの枝があります。
例年はバラの前にデルフィニウムが終わってしまいますが、今年はバラの開花が異常に早かったので、
デルフィニウムとバラのコラボが長く楽しめました。


おいおい、どんどん咲いてしまうやないかとアタフタしていたら、台風がきました(^^;ヽ(`Д´)ノ

すなわち、5月11日夕方~13日お昼までは、開花中のバラたちは家の中に避難
奥にメレル、ピンクのヘルシューレンがいて、ディセントラの小鉢、手前はダービーちゃんです。
 宿根草や草花たち、開花前の鉢バラはデッキ下にすべて下ろして、寄せて集めて置いてヒモでくくりました。
折角のツボミを台風に持っていかれてなるものかと、ドッタバタでした
地植えのバラたちは、なんとか自力でしのいでもらうしかありません。


室内にも満開のピノキオとレオニーを避難させました(^^; こんなの、2011年の満開どきの台風以来やでー。
左下はデンキチの食器と御膳です

12日、満開に近づくピノキオさんの枝。


12日、台風の間に撮影したヘルシューレン。
今年は去年とはかなり花が小さく、迫力不足で終わってしまいました。
今年は例年よりも、あれれ?と思うくらい花が小さくなった品種がいくつか出てしまい、
デンツブの土作りで配合を変えたことが何か影響したのかと思っています。


台風が去って・・・5月14日

台風は被害なく去っていったので、厳戒態勢を解いて、再び鉢を並べました。
デッキ上の一画にヘルシューレン、レオニー、ゲラニウム・ビオコボ、オオヒレアザミ、オルレイア・・・の
ピンク~ホワイトのコーナーを作りました。


台風後のグロワール・ド・ディジョン 5月14日

ディジョンさんも無事に台風をやり過ごしましたが、14日にはか~な~り開花が進みました。
上のツルと葉っぱはクレマチスです。

こちらは5月5日の花。

14日のグロワール・ド・ディジョン全体像 下の方に這沢の花がプチプチと見えます。
枝全体に花が付いてがんばって咲いてくれましたが、今年は・・・どうにも明らかに迫力不足でした。。。
長尺苗から今年で4年目・・・ここ2年は新枝がまったく出ておらず、成長が止まっている状態で、
今年のツボミのすべてが去年の細い開花枝の先にあがりました。
もう限界という感じで、花数、花の迫力ともに今年はなくて、初めからお疲れさん状態でした
この御方というか、ウチの鉢ツルバラはすべて10号以下の鉢に植わっているのですが、どうやら鉢が小さすぎたらしい
初めの2年くらいは新枝がどんどん出て勢いがあるのですが、それ以降が続かない!ピタリと成長がとまってしまう。
毎年、植え替えているのですが、やっぱり止まってしまう。特に枝を長くしてる株が2つあって、両方とも同じことになってしまった。

それで樹勢を取り戻し、成長を再開していただくべく、先日、花後の5月26日に鉢増しを敢行しました
とんでもないポット10号鉢から、ロゼアスクエア330型へ
とんポット10号は容量12リットルくらいですが、ロゼアスクエア330は20リットル 
鉢ツルバラをベランダで美しく育てておられるメアリーさんの記事を参考にさせていただきました!
それから、ウチのスペースとの兼ね合いですディジョンさんは少し置き場所を変えました(誘引場所は同じ)。
がんばれディジョン 枝出して~~お願い

 
ディジョンさんのお足元をカバーするように誘引している、クレマチスの這沢さん
とてもかわいらしく咲いてくれました。5月9日で、この御方は新枝咲きですが、早咲きです。
花がしっかり見えていますが、この御方、花が小さいのにデカイ葉っぱをベロンベロン出されるので、
そのデカ葉っぱとツルを節ごとにバツンバツンに切り落としています(^^; そうしないと花が見えないという事態
こんなことして咲くかなぁと気になりましたが、ぜんぜん大丈夫でした。むしろ日当たりが良くなって、花がしっかり咲くくらいだった!

現在は咲き切ってくれた花が終わり、つい3日ほど前に強剪定しました。
デンズガーデンを訪れて下さったお客さんたちに「かわいい」とたくさん誉めていただいた這沢さんです


5月7日のデンキチ

 飼い主たちが台風でドタバタ、超早い開花にイリイリヤキモキしている間に、何かを挟んで頭だけ出していました
 2歳半にして、やっっっとオモラシから卒業できました まあ、よかったがな

近頃はオッサン(さっちゃんの夫、すずの父)と自転車で野山を駆け巡っています

・・・つづく・・・