春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

今年の夏の様子、ムシムシ戦線など事件簿。

2011年08月11日 | お世話など2011

水生植物公園水の森のハス さっちゃん撮影。

琵琶湖大橋東側から湖岸を南下すると、琵琶湖に突き出た烏丸半島があり、そこに植物公園があります。
半島の入り江にはハスの群生地が広がっていて、どんどん殖えているそうです。
ここのハスを見ると、公園内レストランの「蓮ラーメン」を食べたくなる!!
ハーブとして使われるハスの葉が練り込まれた麺に、あっさりしたスープ、
蓮の実の甘露煮が数個入ってて、この甘みが不思議にスープに合っていてうまい明日、行ってこよかなぁ~。

水の森公園にはバラは確か一本もないと思うのですが、なぜか公園内のショップにはバラグッズが充実しています
今年の春のティータイムで使ったマグカップ、さっちゃんが気に入ってここで購入しました。



アブラハム・ダービー弟株の実質三番花。アメリカンブルーの青い小花と一緒に。

ウチの庭、デンズコートガーデンでは、先月の台風から、やや涼しい三週間を過ごし、近頃は再び連日の猛暑になっています。
飼い主は水やりと摘蕾と、ホソオビとのド突き合いだけで精一杯
水やりは早朝に一回。強風の日は午後にもう一度あげます。

二番花以降は摘蕾しまくっているので、現在はほぼ何も咲いていない!
新芽のスルスル伸びるもの、押し黙ったままのもの、いろいろいらっしゃいます。


水切れさせ、あっというまに下葉が黄変したハナグルマ。
今夏、何度か水切れ発生!!
鉢によって乾き具合が異なるけれど、真夏はやっぱり一日一度、すべての鉢に一斉にたっぷりあげるのがよい!
乾きにくい鉢だからって油断をすると、↑みたいになってしまうヽ(TДT)ノ
他に水切れで下葉を黄変落葉させたのはガーデンオブローゼズ。


この御方は例外的に2日に一度の水やりをしているマダム・ルナイー。
御寮人、かなり葉っぱが少なくなってしまった。去年夏に思いっきり先代株を枯らしたのは、根腐れのせいでした。
この株は、春に二本のシュートを出して元気だったはずなのに、またしても、またしても7月中旬には様子がおかしくなり
そのおかしな様子が、去年の今頃の先代株にそっくり 葉がパリパリで茶色く枯れてくる!
鉢を返してみると、根が茶色くなっており、またしても根腐れの兆候でしたまたもや、やらかしてしまうのか?!
同じ轍を踏みたくないので、半日陰に置いて、思い切り乾かし気味で居てもらっています。なんとか助かって下さい。
今年の植替えまで無事で居てくれたら、もっともっと小さな鉢に植え替えようと思っています。現在は懸崖スリット6号。



ジャングル状態のデッキの上!

今夏は鉢植え、地植えともに、去年一昨年は一番の悩みの種だった黒星病がほとんど出ていない!!
三週間に一度のジマンダイセン+展着剤アビオンEがよく効いている。
落葉の原因はまず、黒点だったのが、今年は水切れによるものがほとんど。
落葉は~黒点だけが原因やないんやでぇ~♪

なにせ鉢が混み合ってるので、下葉への日当たりが心配だけど、今のところはなんとかいけてるらしい。
ダイセン散布のときに、必ずペンタガーデンを一緒に混ぜているので、もしかしたら効いているのかもしれん。


新苗のいおり。葉っぱを落とさずにきているので大きくなりました。


冬場に枝が小豆色に染まって、良い予感のしなかった薫乃さん。
もとの樹形がわからないほど、モリモリと新枝をだしてくれました。
いつのまにか育っていたホソオビの終齢幼虫に、シュートを「菜ばし」のようにされても、その先から繁ってきました。ありがとう。


今年の悩みの種はなんといってもホソオビアシブトクチバの皆さん!!まあ、毎年そうなんやけど。
毎日毎日数十匹を捕っても捕っても、捕り尽くせない。まさしく雲霞のように湧いてくる いい加減ウンザリしてくる!
いつのまにやら5cmくらいになって、そうすると今度は隠れん坊でニッチもサッチも見つからない。
不意打ちで終齢さんに出会い、午前5時半に「ぎゃっっっ」とか「わ゜っっっ」とか悲鳴をあげることがあり、ご近所にも申し訳ない!!

プティットコケットの主幹候補だったはずのシュート
待ちに待ったシュートだったので、一日二回、見回っていたのに、これです。
まるで剪定バサミで切ったかのような痕!!一晩でこうなってました。
コガネ除けの不織布シートの上に、大きめの糞がバラバラと散らかっており、ハッと見てみると・・・これでした。
待望のシュートがホソオビの糞に変わり果てて、散らばっとるのを発見するときの無念さときたら!!
株に居るすべてのホソオビをやっつけたつもりだったのに、どこかに終齢が潜んでいたんですな。
スリット鉢のスリットに隠れていたのを発見!仇はとったけど、シュートは戻らない・・・

他に待望のシュートを丸食いされたのはプリティジェシカ。


こちらは絶っっっ対に護らなければならん、新苗ニューウェーブのシュート!
コケットとジェシカのシュートをやられた後、同じ失敗を繰り返さじと、身体検査の後、鉢土表面にオルトランを撒きました。
やりすぎだと思うけど、夜間は玄関に入れています
他の新苗のシュートは7月上旬までに出たので、薬なしで無事に育ちました。
しっかし、8月以降のシュート芽は何が起こるか分からんので、オルトランもやむなし!

右側の小さい方のシュート芽は、別の理由で危なかった。
切り継ぎのテープを突き破れず、テープの下で大きくなっていました。
テープ下にコブのようなものがあるので、すわガンシュかと青くなってテープを外してみると、シュート芽だったというわけ。
シュート芽は抑えつけられて丸くなっていたけれど、数時間後には写真のようにピンと外側を向きました
別の新苗でも同じことがあって、コブがかなり大きくなってました
あと少し放っておいたら、貴重な新苗のシュートが台無しになったでしょう。
新苗の切り継ぎテープには要注意!


ホソオビとの戦いの跡が残る、鉢ピエール・ド・ロンサールのシュート。穴が空いたり、葉自体がなかったり・・・。
このシュート一本で大きなものから小さなものまで、二十匹はやっつけています。
一度は完全に先を飛ばされたけれど、再び伸び出してくれた。
今日も中幼虫を二匹やっつけました。戦いはこれからもしばらく続く~。
しっかし、ホソオビのヤツ、なんとかならんかな~~。いい加減ウンザリしてきます


これから守らなければならないボレロのシュート芽!!
オルトランを鉢土上に撒きましょう!


7月1日、デッキ東南フェンス上にて、カミキリ成虫を捕獲。
一ヶ月後・・・成虫を捕獲した付近の鉢バラ、メアリーマグダレンに木屑発見!!
バラの教則本に載っている、そのまんまの木屑でした・・・。
さっちゃんが針金で、木屑の出たクラウン下部を探ってくれましたが、虫は見つからず、
Herb&Roseというショップさんに出ていた方法で駆除しました。
すなわち、鉢土をよく湿らせた上で、オルトラン200倍液をたっぷりと流し込む!
たっぷりと薬液を吸って欲しかったので、自分の判断で、鉢皿で受けて数時間、置いておきました。

オルトラン液に漬けてから一週間後のマグ。木屑は出ていません。
下葉が黄変して落ちてしまいました。自分の判断で置いた鉢皿のせいかもしれん・・・。
木に負担がかかったのかも。

そして昨日、マグダレンの隣に置いてあるメレルに木屑発見!!
こちらも教則本に載っているような様子で、クラウン下部から出ていました。
コガネ除けの不織布シートを敷いているので、木屑がよく目立っていました。
メレルも同じようにオルトラン液を潅水しました。

オルトラン液潅水後のメレル。これから注意深く様子を見ます。
・・・たぶん、マグ、メレルともに、7月1日にやっつけた成虫が「親」で、卵産んだんやろなぁ・・・


そして本日、パピの枝上にカミキリ成虫を発見!!!
やっつけました。・・・・・・ああ、一ヶ月後、どうなるんやろか・・・見回るしかないな・・・。

今年は、ウチではどうやら鉢バラがカミキリどもに狙われているようです。

いろんなことが起こる夏ですが、他の事件では、フェアリー鉢の盗難がありました
門の外に出す鉢は必ず、くくりつけておかないといけません。



今日、咲いていたオルガンティーノさん


挿木のグラハム・トーマス。摘み残したツボミが咲きました。


ギボウシのジャストジューン。無事に大きくなって花も咲いた!
家の裏、日陰エリアに置きっぱなしです。


剪定すると、次々に咲くリナリアさんたち。涼しげな花です。


デンズ・コート・ガーデンのささやか過ぎるキッチンガーデン!バジルがモリモリ。
バジルは庭のどこに植えても、グングン育ちます。スパゲッティに入れて、おいしくいただいてます


這沢さんの二番花。飼い主がグズグズしているうちに、ほとんど終わっています。とても元気。


マダム・ジュリア・コレボンの二番花。こちらもほとんど終わっています。よく咲いてくれたー!


アラベラの二番花。元気です。細長い葉はニューサイラン。


エリオステモン・ブルーボーイの二番花。こちらもほとんど終わっています。
汗だくの水やりのなか、クレマチスの二番花さんたちにいつもホッとさせてもらっていました。