春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

開花前夜、怒涛のケアアアア!ヽ(`Д´)ノ その1

2014年05月08日 | お世話など2014

ヘルシューレンのツボミ
乳白色の斑入り葉がこの季節、最もきれいです。ツボミにもストライプが入ります。早咲きの御方。



山鳩のご夫妻が再び(正確には三度目)、ウチのヒマラヤスギにいらっしゃってます
去年に子育てをした、同じご夫妻だと思われます。

実は、寒い寒い2月末にも一度いらっしゃって巣を構え、奥さま鳩がジッと鎮座ましましていました。
「こんな極寒の季節に、どないしはるつもりかいな~?」と言うていたところ、飼い主の退院後、3月下旬だったかに一旦、姿を消しました。
「あれーおらんぞーどうしたんやー」「夫婦喧嘩かー?」 などと言ってました。

4月半ば、ようやく仲直りしたのかご夫妻が再び現れました。そして、再び奥さま鳩が巣にジッと鎮座ましまして現在に至る。
 旦那鳩もちょくちょく来てます。よく遭遇して、ガンを飛ばしてこられます。

昨日、階段を掃除中に、さっちゃんがなんと小さな割れた卵の殻を発見
冬の巣籠りのときの卵かと思われました。何らかの理由で卵が孵らず、一旦、巣を後にしたのか・・・ 
暖かい今回こそはヒナヒナが孵るのではないかと期待してウォッチングしています。
 生まれたら生まれたで、いろいろと心配だけど(また両面テープ巻かないかん)、やっぱりウチで育つヒナヒナはかわいいもんです

「ちょっとーあんまジロジロ見んなだわさ」 「すんません、無事に育ててや

 

キモッコウバラほぼ満開5月2日撮影 今年は開花が早い! 4月末に咲き始めました。
他のバラたちもツボミの上がりと展開が早いと思います。


北側、ツクシイバラのお足元にある鉢植えのティアレラ 5月2日


5月1日、東側花壇。ワスレナグサが咲き、宿根リナリアとジギタリスの花穂があがりつつあります。


5月1日 チューリップのクイーン・オブ・ナイト 深い色で咲きました。


こちらはちょっと困った開花 7号鉢のアグロステンマのパープルクイーン
おーい、キミにはバラと一緒に咲いてもらおと思って植えたんやでー早いがなー、キミぼちぼち終わる、バラ咲き出すーどうすんねん
ちなみにギダゴも咲いとる。どうしてこうなったのか、皆目、見当が付かんヽ(`Д´)ノ 去年はバッチリ合ったのに。ほんま、なんでか
今年はビスカリアもブラックボールもいなくて、アグロステンマは咲き急ぎ・・・さみしいやないか



アブラハム・ダービーのツボミ。ガク割れしてまいりました5月3日撮影。

滋賀はやや涼しくて、大阪や京都よりも開花が遅いので、5月に入ると怒涛の開花前の最終チェックをします
出開きやブラインドを整理し掻き落とし株をスッキリさせ、黒点及びヨトウの卵チェックと防除(サルバトーレと、IGR剤ノーモルト)、
イモムシとカイガラムシチェック(潰す、こすり落とす)、ニームカランジャの投入、炎熱除けのための二重鉢の装着、
コガネ除けのネット装着、反省会用の写真撮影・・・以上を一鉢ずつやります。
作業中に飼い主の意識レベルが低下しても(ボケボケ)、ひたすら手を動かし、鉢を動かします。
11月の植え替えと5月の開花前のチェックが、デンズガーデンの特に集中して忙しい作業です。


ウチで7年目古株にして、安定のダービー兄株の株姿。この株こそ、すずのファーストローズ!
その間、根腐れ、コガネ食害、枝シワシワ事件、苦難はひととおり経験されてきました。
もう5年はシュート出ておらず、木立ち樹形になっています。割り箸一本程度か、それよりやや細い枝にも大輪の花を一輪付ける。
ここ何年もずっと7号とんでもないポットにおられます。


 こちらは鉢植えでは最古株、ウチで8年目の安定の一本杉ピエール・ドゥ・ロンサール。
割り箸一本分か、それより細くても大輪の花を一輪付ける。爪楊枝枝にはさすがに無理
初めからヘンなピエールさんで、これを地植えにした2008年春のさっちゃんの落ち込みっぷりは忘れない。
ツボミあまり付かず、数少ない花芽はデンスケくんに喰われてしまった

2008年5月の一本杉ピエール あまりの痛々しい姿に掘り上げた。
光満ちあふれる五月晴れの中、見る影もなくなったさっちゃんが灰色のオーラを出しながら落ち込んでいたので、
バラの家さんから開花大苗を取り寄せて、プレゼントしたのだった
その開花大苗は一年で見事に成長し、大株になって素晴らしく咲いてくれたのだが、2年前、重度のカミキリ被害でみまかられてしまった。
現在は泉ばら倶楽部さん出身のピエールさんが大株になって、同じ場所におられます。
そのような後輩、地植えピエールさんたちの激動の変遷を尻目に、このヘンな一本杉ピエールは・・・

次の年2009年開花前、ツボミ5つ。08年に一応、枝は伸びた。しかし、肝心の花芽がつかない、なんともヘンな状態。
 今年こそはと、希望に燃えてフェンスに誘引した飼い主たちの期待感を思うと同情を禁じ得ない(笑)。
2009年以降、新シュートは一切出ていない。


翌年2010年4月。
業を煮やした飼い主、もうお前はツルバラとしては扱わんおとなしく鉢で木バラやっとれと言わんばかりに剪定し、
やや長めの枝は曲げて枝同士で留めた。

5月、おおこんもりと咲いた━━━━(゜∀゜)━━━━!!よっしゃと初めて手応えを感じました。


2011年4月 ぜんぜん姿が変わらん。


2012年1月 やっぱり、姿が変わらんヽ(`Д´)ノ 
この年は凶悪ゾウムシにより、ツボミをほぼすべて落とした。


2013年、去年の5月 やっぱり変化なし。この間、ずーーーーーっと一本のシュートも出ていない!安定感がありすぎるわ
こんなピエールがあるやろうか(あるわけないけど、花は間違いなくピエール)という、ヘンなピエールさんです。
年に数cmだけ樹高が伸びます(笑)。高山植物かいな。
様子がヘンなこと以外は、極めて健康であり、カイガラムシも付かず、カミキリもコガネも入ったことがない。鉢はずーっと7号とんでもないポット。
毎年、ウチで最も暑いデッキ最東南に陣取ってもらって平気でいます。
腐ってもピエールとしてワシはここだけは譲れん!とばかりに一季咲きをかたくなに守り、枝伸びず暴れず、こうなりゃかえって飼い主的にも気楽。
周囲のバラたちの激動を他所に、このヘンなピエールはのんびりとマイペースに過ごし、気が付いたら最古参の株になっておりました
 飼い主的にも思い入れのある株になって、今年も楽しみです



こちらもウチでは古株のルイ14世。大苗でお迎えしてウチで6年目。それなりに育ってるとしか言いようない
強香とのことでお迎えしたものの、どうにも微香でしたが、ここんとこ年々香りが濃くなってきてる感じはします。

一輪咲きでツボミをあげる。爪楊枝並みの枝にもツボミがあがることも・・・ある。7号懸崖スリット。

5月5日、フライングで咲いた一花やっぱり早咲きのルイさん。

5月7日、続いて開花したルイさん。



ラベンダー・ピノキオ  この御方も新苗でお迎えしてウチで6年目の古株。
新苗育成失敗して、なかなか大きくして差し上げられませんでした。右の主幹は飼い主がピンチしてピンチして育てたもの
この枝に去年、二本の細いサイドシュートが出ましたそして、今年はなかなかの房咲きに
何度でも何度でも言っておりますが、「右の主幹はアタシが育てたーーー

楽しみなツボミたち 最後まで咲き切っていただくべくフォローいたす所存。
また、開花後に疲れ切って、スッポンポン祭りを開催されぬよう、厳重にお守りいたすべし。7号とんでもないポット。



ジャンヌ・ダルク 姉株が前、妹株が後ろになっています。
写真撮影をミスって真っ暗になっております この姉妹のジャンヌさんも2009年半ばにお迎えで、今年6年目にあたる。
早咲きでディープカップ、ロゼット咲きの完璧な花型、さわやかな香りです。
毎年ブラインド大王ですが、今年は初めてキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!二株で8個ほどツボミをあげました。前代未聞
花芽分化のときの気候がよかったのではないかいなー。でもよく分かりません。

御色が見えてきました(・∀・) 今年の春は黄金の盃をたっぷり堪能できそうです 7号とんでもないポット



こちらもウチでは古株、オルガンティーノ
このパードレには2009年夏に来ていただいて、ウチで6年目になります。
剪定を失敗して花付きを悪くさせてしまったり、根っこがんじがらめ事件などがあって、ここ数年は調子を崩していました。
根っこの大整理もあって、地上部も小さくなりました。去年はまったく花芽付かず。
あの豊満かつ艶麗な、クラクラくる強香のお花には何年も会えなんだ。さみしかったですわー「うるがん伴天連」

しかし!今年は久しぶりに春の一番花をあげてくれましたやった、待ってたーー
養生がやっと功を奏してきたのでしょうか。復活して下さったか。あのお花に再び会えそうです 8号とんでもないポット



こちらは2010年夏にお迎え、ウチで5年目のスイート・ムーンさん 7号懸崖スリット
飼い主が超強剪定を繰り返したせいで、年々小さくなっておりました。弱ったものを更に剪定してどうする
去年は、冬剪定せずに枝を曲げて鉢の縁にくくりました。春の開花はほとんどなしで、夏にベーサルを出してくれました。
今年は、植え替えせずに高めの剪定をして・・・なんとか復活してくれたやろか。

来た来た━━━━(゜∀゜)━━━━!!去年のベーサルに大房咲きのツボミがあがった!
スイート・ムーンさんはやっぱこうでなくちゃいけません もうメチャ切りしたりしないからね~ゴメンな


ガブリエル この御方も2010年1月に大苗でお迎えして、ウチで5年目。
この御方も飼い主が強剪定を繰り返したため、シュートを毎年出しながらも、年々小さくなるという気の毒な状態になってしまいました。
去年はサイドシュートを長く残して冬剪定するも、春の開花はほとんどなく、今年の冬剪定はやや長めに切りました。
今年は、しっかりと花をあげてくれましたが、なぜかほとんど一輪咲き。今回は剪定が甘かったか?! 房咲きになっていただきたかったー
右の根元からの古い主幹と、細枝もがんばって一輪ずつあげてくれた。
ジワジワと復活への道を歩んでおられる!と思う 8号懸崖スリット



アンペラトリス・ファラー
2010年に新苗でお迎えして、ウチで5年目。なかなか大きくして差し上げられませんでしたが、ここ2年はキテます。
背が高くなられて、皇后陛下に相応しい堂々とした御姿になられつつあります。
 左の古い主幹は今までお疲れさんでしたということで、おそらく秋にはサスマタ樹形になるでしょう。
 
超遅咲きなので、今やっとツボミの姿が現れてきました。とてもとても楽しみです 7とんポット



ウチで4年目のフレグラント・ヒル
去年はブラインド多発して、枝伸びも寸詰まりになってしまいましたが、今年は伸びやかにツボミをあげてくれました。
去年と今年のちがいがなんだったのか、分からない飼い主です。
作業中、出開き枝カーットと根元から落とした枝にツボミ付いとったーー 花瓶に差しました。



こちらはウチで4年目のシャリファ・アスマ
活着した大苗でお迎え直後に飼い主が植え替えをやらかしてしまい、枝シワシワになり、高さ10cmになってしまった。
その後もなかなか樹勢が戻ってこず、鳴かず飛ばずでずっと過ごしておられました。
剪定を浅くして、今年は植え替えせず、少し元気になってくれたかな。今年はいくつかツボミをあげてくれました。
あの超強香の麗しい花に会えそうです。7号懸崖スリット



乳白色の斑入り葉が美しい、ヘルシューレン ウチで4年目。ずんぐりした樹形です。6号深とんポット



こちらもずんぐりした樹形のメレル 早咲きなので、ぼちぼちガクが下りてくるでしょう。

割り箸一本分かそれよりやや細い枝にも大輪の花を付けます。今年はすべての枝に花をあげてくれた。
7号とんポット


シラバブさんのツボミたち 去年のベーサルシュートから房咲きの花枝が複数本出ました。
結構な勢いで、既に細めのサイドを3本も出しています。
クレマチスのアラベラさんと一緒に咲いていただくべく、これから一夜漬け誘引が待っとります。9号とんポット。来年は10号やな。



ディセントラのキング・オブ・ハート カワシマさんで出会ってしまった。
出会ってしまったなら百年目、もう手に入れるしか、ない

コマクサのような灰青色の葉っぱ(見るに、涼しい時期限定かもしれません)に、
ラベルよりもずっと淡くてかわいらしいピンクの花 四季咲きとのこと。
さて、問題は一体どーやって夏越ししていただくかです。


・・・・・・ 怒涛のケア その2 に続く・・・・・・