春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

秋のバラ・・・10月末まで。

2014年11月17日 | 秋の開花2014と冬剪定2015

「うぃーすデンキチです なにやら飼い主どもがバラの鉢をいーっぱい運び込みよった・・・」

 今を遡ること、10月12日 台風19号襲来
将に咲かんと、ステムとツボミをあげている御方たちを死守せんがため、とうとう鉢バラを家の中に避難させた
台風のため、バラを部屋に避難させるのはこれで二度目。一度目は2011年の5月・・・すなわち春の花満開の折でした。。。

全ての鉢バラを避難させたいけれど到底無理なので、比較的背が低い品種や、
ステムの短い品種は涙を飲んでデッキ上に固めて置いてヒモで一括りしました。どうか忍んでおくれ・・・(-人-)
ステムの長く伸びる品種14鉢とダリア一鉢を室内に入れました。

手狭な飼い主宅・・・食卓テーブルを退けてブルーシート敷いてズラリと並べた━━(゜Д゜)━━!!
我ながら壮観だ
洗面台と風呂に行くためにはバラの枝を避けて通らなければならん!
夕ごはんも片隅のテーブルで小さくなって食べなければならん!
でも、すぐそばに鉢バラたちが居るのが、なんだか無性にうれしい飼い主でした
居間のバラたちを何時間見てても飽きず、実際、親バカ全開、惚れ惚れと眺めてばかりでした。
デンキチはなんとなくジャマそうにしてましたが、基本、無関心でした(ワシは喰えんようなものに関心はない)
 
玄関にもいるんやでー・・・これは右がダービーで左がフレグラントヒル。
9月の剪定施肥から、この方、がんばって葉っぱを出してツボミをあげてくれたバラたちを
台風なんかに当ててたまるかと室内に。快諾してくれたさっちゃんに感謝

わずかにフライング開花したものもあるけれど、この時点でほぼツボミです。
今年は9月からずっと涼しくて、冬までに開花が間に合うんかいなーとちょっと不安でした。
でも、とてもがんばってツボミをあげてくれた
丸二日間、家の中で過ごしてから、元の場所に戻しました。結構に土が乾いていて、鉢が軽くてびっくりしました水みず~
デッキ上に残っていたバラたちも無事に台風をやり過ごすことができました。



台風去って10月18日、バラたちはまだツボミ。その中で、とうとうダリア・リドが開花してきた・・・

リド・・・ダリアのリド・・・(?_?) リドやんね・・・いやいや、リドやがな断固リドだ

10月21日、開き切って満開になりました。やわらかなよい御色です。
この時点でも自分はこの御方がリドだと信じていましたが、さっちゃん曰く「これはリドやないでーどう見ても
いやいやいや、リドやろーリド!ほら、まだイモを植えてから初めての花だから、株が充実してないんやて・・・

日野ダリア園で撮影した、今年の正真正銘、間違いないリド
・・・・・・・・・・どうかね・・・なんか自信が無くなってきた飼い主でした。
さっちゃんはウチの御方はリドではない!と確信しているようです。



10月18日、ベビロマさんの開花が始まりました。
去年は開花と同時に葉を全落ちさせて秋花咲けずに撃沈↓↓↓↓

この後すべてのツボミを摘むはめに あまりの無残さに飼い主呆然
この無念を忘れてなるものかと今年は葉っぱを死守しました

10月31日のベビロマさん。葉っぱが残っとる 今年はきっちり咲いていただけるでしょう!!



10月18日、ジェシカさんも開花が始まった!色濃く咲いてます。
この株は、今秋取り寄せたPキャットさん産のイモの心配のない御方です。飼い主飛び付いてしまいました。

10月21日、他の花も開きました。ナーセリーパワーでかわいらしく咲くジェシカさんの秋花です。


10月23日、次々と開きました。現在は既に植え替えが済んでいます。
さすがのナーセリーパワーで、惚れ惚れするような白根がたっっぷりと出ていました。
あーウチでもこんなふうに育てられたらええのになぁ~とウチの鉢たちとのあまりの違いに、
若干落ち込みつつ溜め息ばかりでした。
毎年、自分で土混ぜてデンツブfor2014~♪とかやってるけど混ぜる意味あんのか、買うた方がええんちゃうんかと
またぞろ毎年恒例の、土混ぜから足を洗おうか論?が頭をもたげてきます(-_-)
しかし、今年は既に土を混ぜてしまっており、デンツブfor2015が300リットルも出来上がっとるので、そうも言うてられん!!
使わなしゃーない。(11月25日現在、結局、足らないので追加で130リットル近く作った)
それに、プロの土を購入するとお店によるけども、デンツブ作る(一万円以下)よりも3倍か、それ以上の費用がかかる
そうでなくても園芸貧乏で白湯をすすって暮らしてるのに、この上、土にカネかけてられへんがな~とか
それに、ウチは狭いから6~7号鉢クラスでコネコネと作ってる株が多いので、やっぱり毎年植え替えないといかんしなぁー・・・とか、
グジャグジャ考えてるうちに、毎年植え替えが終わって、真冬になってしまいます

飼い主がウダウダ言ってる横で、遅れて上がっていたジェシカさん姉株の花が咲き始めました。10月31日。
去年は剪定が遅すぎたため、ツボミの上がりも遅きに失して開花前に真冬到来でタイムオーバーツボミを摘む羽目に。
この無念を忘れてなるものかと今年は早めに剪定したところ間に合いました



10月21日、エヴァさんの花か愛らしく咲いています。やさしいやさしいピンクです

この御方、ウチにいるヘルシューさんに花が極めてよく似とるなぁ~と思っていたのですが、
先日出た「バラ大図鑑」によると、「葉に斑が入らないものが「エヴァ・・・」だといわれる」とある!!
どおりでよく似とるわけやなぁと思った次第です。2つの品種を育ててちがうなぁと思うのは樹形で、
ヘルシューはずんぐりとした横張りの太枝、エヴァは横張りでもすらりとした樹形やなぁというところです。
このエヴァさんはバラ好きの知り合いさん宅にもらっていただくことになってます。


こちらは10月27日のヘルシューレンの花・・・似てるなぁ~
ヘルシューさんも秋花をいくつもあげてくれて、現在は植え替えが済んでいます。
根っこはよく張っていて、6号深ポットから7号とんでもないポットへ無事、鉢を大きくできました



10月23日、ジンジャーシラバブも開花。
春は3日足らずで散ってしまいますが、秋は長持ちします。フルーツ+ティーの良い香り(´Д`)
シラバブさん、夏に葉をふるって全身スッポンポーンになりましたが、秋からはポツポツと花枝を出して咲いてくれました。現在も開花中。
先日、花を付けたままで無理矢理植え替えました。9号ポットからウチでは最も大きい10号鉢へと引っ越しました。



10月24日のラ・フランスの花。やや葉っぱを落としつつ咲いてくれました。
ボーリングして、この花は開かんかなぁダメになったかなーと外弁をこじ開けるように開いてやると、
どうしてどうして見事な花が中から現れたりします。
去年は広範囲にネコブが出ていたこの御方、今年も既に植え替えが済みましたが、やっぱり今年も出てしもた
根っこを整理して、木酢液を使ったPキャット式対処法と、ネマトリンを併用して対策しました。
それにしてもネコブが出ても、バラは案外に春も秋も咲いてくれるし、サイドシュートも出すんやなぁというのが感想でした。
でも、これ以上は絶対に移さへんでー



10月23日、ニューウェーブが咲き始めた!春花よりも大輪です。

24日。外弁が雨やら台風やらで汚れてます。夏の名残が残っているようです。



10月24日、フィッツウィリアムさんも開花が始まった!
おおらかな花型、ピンクのリバーシブルの花びらです。この秋はもりもりと繁って、たくさん咲いてくれました。

とても花持ちがよい御方。同じ花の一週間後、10月31日の写真です。
風情を増して咲き続けます。



ボレロも開花が始まった!10月21日。まだ夏の名残を感じる花です。

10月27日の一花。



10月27日、サンクチュアリも雨の中で開花が始まった!
やわらかな花型と香りの御方。じっくりと楽しめる秋の花が特にすばらしい



鉢植えのヘンリーヅタも見事に紅葉しました。10月23日。
今年は実が付かなかった!7号ポットで丸二年も放ったらかしやからしょーがない。
落葉後に植え替えしたところ、木質化したぶっとい根っこがトグロを巻いていたので、かなりぶった切ってごく小さくしてから、
同じ鉢に植え直しました。リフレーーッシュヘンリーさんだから大丈夫でしょう!



ヘンリーさんもコキアさんも紅葉したことだし、階段に鉢を並べました10月29日。
階段上方のアプリコットオレンジはダリアのリドじゃないかもしれないリド、真下の黄葉しつつあるグラスのワイルドオーツ、
知らないうちに大きく育っていた(^^;銅葉のニューサイラン、真っ赤に色づいたヘンリーヅタ、ポツポツ咲いてる赤いコロコロバラのマザーズデイ、
白いバラのボレロ、青いグラスはフェスツカ・グラウカ、三本の花茎と花ガラの残るセダム・ゼノックス、
立派になったウチで丸4年のコルディリネ・サザンスプレンダー、バラのディスタント・ドラムス、真っ赤に色づいたコキア三本

コキアさんはウチで大きくなったものではございませんで、ショップから黒ポットのまま連れ帰って、鉢増しもせずに置いといたものです。
陽に当てるようにしたところ、黒ポットのまんまで(値札付いとるがな)紅葉してくれました。



咲き始めたディスタント・ドラムス 10月24日。
今年も剪定せずに遅めに施肥のみして放っておきました。勝手に芽を出してくれます。
枝が伸び出したら、旧枝の先っぽを飛ばしました。

27日の花。まだ夏の花っぽいなぁ。
やっぱ、ドラムスさんは秋の二番花・・・すなわち11月後半、今ごろに咲く花がええなぁ~
今年もやや、秋花を咲かせるのが早かったかもしれんなぁー。

10月29日の花。
来年の秋剪定時期には(気が早い)8月下旬に施肥して9月中に秋の一番花咲いてもらって、
それから満を持して秋剪定してみようかなぁ~

10月29日、ディスタント・ドラムスとコキア、コルディリネのコラボ
後ろには、ほ~~~んの少しだけ咲いたフジバカマがいます。



10月29日のボレロ。秋の花らしくなってきました!やっぱ秋バラは11月がええなぁ~

階段中央に陣取っていただいております。階段にふわり・・・と良い香りが漂います。ヘンリーヅタの紅葉を背景に。
上方にはダリアとグラスのワイルドオーツ、ニューサイランがいます。



ダリアのリド?はもう終わりかけの花もありますが、がんばってもらいました。
目の前にはワイルドオーツがあって、コバンソウのような穂が垂れています。
ワイルドオーツはグラスとしてはとてもコンパクトで、7号ポットで育てられそう(うれしい
夏にあがった穂がずーっといつまでもいつまでも実を付け続けます。この時点ではまだ葉っぱは緑っぽいですが、
11月中に見事に黄葉して、秋の色合いを楽しめました
現在は植え替え済んで、地上部は根元から切り落とされましたが、さっちゃんが株元から来年の新芽がツンツンといっぱい出ているのを発見
来年も本当に楽しみです。



10月31日、ジュビリーさんが何年かぶりに秋の開花キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
抜群の四季咲き性を誇るERであるはずなのに、何年も一季咲きとなっていたこの御方、今年はやってくれました
枝太く、隆々とした御身体なのに秋花ゼロ・・・何か問題でもあるんかなぁと疑う飼い主。しかし何も見つかるわけでもなし。
今年は春の花以降、夏中はピタリと動きを止め、秋剪定と施肥からその後、チマチマと新芽が上がり、どうなることかとヤキモキしましたが、
素晴らしい花を結構にあげてくれました。
おおーーーやっぱりキミは間違いなくジュビリーさんやったんやねー



10月31日、あおいさんも開花が始まった!この御方も春の一番花から1ミリも動くこと無くいましたが、
秋剪定と施肥からこの方、もりもりと繁ってたくさん咲いてくれました。現在も開花中です。



メレルさんも開花が始まった!10月31日。
秋のすばらしい御色です。この御方も春の花後から夏中はずっと同じ姿でいましたが(無施肥のため)、
秋剪定と施肥からはモリモリと繁って、まるで一皮むけて葉っぱを着替えるように旧葉と新葉が交替しました
現在は植え替えが終わっています。7号ポットから8号懸崖スリットへ微鉢増しした所存。



10月30日の結愛
春の開花がぜんぜん振るわず、ずっと西側にいた結愛も秋花を少しあげてくれました。

すばらしい香り、雨の中でもきっちり開く花弁ぎっしりの御方・・・大好きなんですが・・・

花後の植え替えでは、非常に悪い予感がしてました。これだけ花数が少ないのは何かあるにちがいないと
10号木鉢に二本植えになっているので非常に厄介なことになるなぁと危惧しつつ。
・・・そしたら、大当たり二株のうち片方に根頭のごく下の方にガンシュ発見しました

11月1日、植え替えのためカットした花たち。
二本植えになっていた二株の根っこは絡まりまくり、ほぐすのに大変苦労しました。根っこ切れまくりでした。
ガンシュの出たのは大苗で購入した方で、新苗購入の方はコブは出てませんでした。
しかし感染・罹患は確実・・・○| ̄|_
その数日前に植え替えた、これまた二本植えのルナイーの一本にもガンシュが出ており、コブの無い方にPキャット式を変形させてというか、
要するにクリアミストが無かったため、代わりにハイターを希釈して使うという、とんでもねぇ自己判断のデタラメな処置をして株を残したばかりでした。
今んところ、そのルナイー株は生きてますが、結愛の植え替え当時もクリアミストを持っておらず、そして他にもガンシュ株を抱えており・・・、
自分の気力がグサーッと崩れてしまい、気ぃついたら、二本いっぺんに処理してました
・・・もったいなかったかなぁ、コブの無い方は残してもよかったかなぁ~と今現在もウジウジしている始末です。



こちらもガンシュ持ち。しかしウチで最強の芳香バラのため、株を残したいと思っていたヨハネ・パウロ二世。10月27日の花。
一輪咲いてるだけで、周辺がすばらしい香りに包まれるほど超強香な御方でした。

10月31日。花持ちがよいため、いつまでもいつまでも香りを放ち続けるので、玄関を通るたびにうれしかった。

八重咲きの宿根アスターと。
今年夏に地上に出た根っこに根ガンシュ発見しましたが、根頭に異常がなければ処置をして株を残すつもりでいました。

11月15日、植え替え決行!クリアミストも仕入れたことだし、根ガンシュのみでありますように・・・処置ができますように・・・と祈りつつ土を崩したところ、
あかん・・・根頭のグルリに大きなものが取り付いてました
根ガンシュは根頭のものがうつったものだったようです。こちらも泣く泣く処分・・・あ~あ(怒)
ウチで随一の強香バラを・・・ホンマにたいがいにしてくれ!!!!と思いました。
他にもガンシュ持ちだったビンゴ・メイディランドも再発したし、オレンジ札は全滅やないか。信じられん


11月1日のデンキチ

飼い主がガンシュの件でブリブリ怒ってる横で、デンキチ(お豆)がコタツからシリを出して、お眠りあそばされています

しっかり飼い主の座布団を占領しつつ、コタツにも入りつつ。お豆め、近頃は甘ったれでどーしようもないヤツです。

「・・・なんかワシの悪口言うてるな・・・?(ポッシ(尻尾)ピーーン)」

ガバーッ・・・中はこんなんなってますー 「・・・勝手に開けんなってば

どんどん深く潜り込んでゆきます。シリの穴とポッシ、後ろ脚だけ出してます

更に潜り込んだデンキチ。遂に見えるのはポッシのみになりました。
先日、二歳になったデンキチ、まだまだガキンチョ犬です