春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

ウチのバラたち 5月14、15日

2015年06月08日 | 春の開花2015

5月14日、アニエスシリジェルとセリンセ・マヨール

台風去り、避難させていた鉢を再び階段に並べた並びを変えました。

5月14日の階段です。階段上方のダービーはほぼ満開
ラティスの深紅のテスや、ピンクのアニエスが咲き始めています。淡紫のカンパニュラ・涼姫も咲き始めです。

「ほら、そこ、よそ見しない舌なめずりもしない
折角、鉢を並べたんやからとデンキチを連行して記念撮影を強行するも絶対にカメラを見ない柴犬ゴルァ!
デンの横にオヤツを持ったさっちゃんが立っています。オヤツのことしか頭にないので、オヤツばっかり見る始末。

一瞬だけ、オヤツから意識がそれたようです。でも、どこ見てんのか分かりません。名前呼ぼうがオヤツ使おうがどうにもならんヽ(`Д´)ノ
キサマの記念撮影は毎年ホンマにむずかしい デンスケくんも絶対にカメラを見てくれんかったから、これは柴の仕様かなぁ。


アブラハム・ダービー兄株の横顔(*´Д`)
がんばってたくさん咲いてくれたのですが、今年の開花は異変が起きていました
まず、春の一番花は必ず大輪で咲くのに、今年に限って中輪で咲いた。前代未聞!
台風よけの雨宿りの間に開き始めた際、「え」と、飼い主思わず声が出ました。

おかしいなぁ、気候のせいかなぁ~とか思いながら、ダービーをお持ちの超ご近所、バラ友Yさんちではどうかと確認しに行った
そして遭遇したのが↓↓↓のお花

わああああYさんちでは例年どおり大輪でグラマラスに咲いとるやないかぁぁ!!これだってば、ダービーの一番花って言うたら
中輪はウチだけやないか、やっぱウチで何らかの異変が起こっとるんや Yさんちで大騒ぎする飼い主
それで自分がデンツブ作り=用土作りで何かやらかしたのではないかとピコーン('A`)とした次第。
花径が小さいだけでなく、花首もなんか弱くて、咲いたしりからグッタリ_| ̄|(、ン、)感が漂っている・・・
施肥は例年どおり窒素ほとんどあげてない、リンカリドバドバ・・・
自分がしたことで例年と何が違うって、デンツブだ!!!バーク堆肥と腐葉土の比率を逆転させたぞ・・・もしかしてこのせい・・・?
他のバラでも、花首が弱かったり花径が小さいものが出ました。例年どおりのものもあったり、逆に調子の良いものもあり、
なんともかんとも・・・はっきりと確かめられませんが、現在、なんとなく葉色が薄いものが多い感じもしたり
他の影響もあるかもしれませんが、とにかく、来年のデンツブは比率を元に戻した方がええなぁーと思っています。
特に大輪のモリモリ系の御方たちでは必ず元に戻す所存 あんまりドバッと変えない方がええな~。

階段に戻って・・・

階段上方で咲いているのは、クレマチスのベル・オブ・ウォキングさんです。大輪で長く長く咲いてくれます。
初年度のエグい立ち枯れ事件から二年間の沈黙の後、毎年咲いてくれるようになり、飼い主のトラウマもなおりました 
後ろは今年はあまりにも早く咲き始めた、こちらもクレマチスのアラベラさんです。
本日(ブログ更新日)、すべての枝が雨折れしとった○| ̄|_けれども、まだ切ってない。


ウォキングさんの前に花穂を上げ始めたジギタリス三本、飼い主の変則栽培に耐え健気に咲くダービー懸崖スリット8号、
その御足元を覆うように黄葉のケマンソウに来てもらいました。
そして、その下には例年だと紫系の草花に来ていただくところが全然間に合わず、
黒赤のリシマキア・ボジョレー、咲かすことができず葉ばかりさんのユーフォルビア・ブラックバードの黒葉、
これまた黒い咲き始めのダイアンサス・ブラックベアー二株に来てもらいました。
キミらが居てくれてよかったわ~とかブツブツ言いながら鉢を並べていました(-_-)


そして階段下方には、開花のどんどん始まったアニエス・シリジェルと、
4月から絶賛開花中のセリンセ・マヨールに来てもらいました後ろには涼姫さんの小花が見えてます。


アニエスさんとブラックベアーも隣り合わせです。ブラックベアーはまだまだこれからやな。
このアニエスさんも、がんばって咲いてくれたのですが、去年よりも花径小さく、花首がかなり弱かった次第です。


階段下方、ラティスには咲き始めたクレマチスのパルセットに高下駄を履いてもらって一夜漬け誘引、
淡い紫のカンパニュラ・涼姫さんの群れ咲く小花の穂が上がり、
左隣りには雨で完全に倒れたのを無理矢理くくり上げられているフロックス・ピロサ、アリウムのポンポン花、
懸崖スリット8号のピンクのアニエスさんと、青葉と紫の花のセリンセ・マヨール、ギボウシ、コゴミがいます。

そして、デンキチ 記念撮影失敗 アニエスは切れて鉢とギボウシだけが写っとる。
この位置だと門の外に出たがってしょーがない。未だに脱走したがります。
キサマ、一体いつになったら大人になるねんな

鉢を並べた翌日、5月15日撮影
一日経ったら、ラティスのテスが一斉に開花してきた
また、なんとなく置いていたアリウムを、黒葉を背景に花茎を上げるように並行に置き直しました。

鉢を並べた当日は、花たちに「あれれ?環境変わった!お日さんどこいった」感があるのですが、
丸一日経つと、なんとなくその場に馴染んでくれるみたいです。一晩寝かせたカレーみたいやなぁとか思ってしまいます



デッキの一画・・・5月14日

台風後に並び替えた鉢のうち、ピンク系の御方たちをデッキ上に持って上がりました。
午後撮影で左のピンクのヘルシューレンが開いてます。


こっちは同じ日の早朝撮影で、左上のヘルシューレンがまだ開いてません。プティレオニーは満開
銀葉のトゲトゲオオヒレアザミの葉っぱ、ウチで最強のゲラニウム・ビオコボさんがいます。


ヘルシューレンの葉っぱは乳白色の斑が入って非常に個性的で大好きですが、今年は迫力不足の開花で終わってしまいました。

レオニーさんとオオヒレさん しっかしすごいロゼットやなぁー
オオヒレさんは夏越しして、来年に花茎をあげてくれるのだろうか・・・花と御身体を見たいなぁ~~~



5月14日、玄関付近・・・
デカい御身体で小鉢に耐え、健気に咲くグロワール・ド・ディジョン


ディジョンさんも今年は迫力無しで、これは鉢が小さいので成長が止まってしまったのが理由だぁ!
先月末に鉢増ししたので、テッペンを剪定してみようかなと思っています。刺激で枝を出してくれへんかなぁ~(あかんかな
ディジョンさんのお足元にはクレマチスの這沢を誘引してあり、枝先がディジョンさんの御身体の途中からフワ~と飛び出しています。

5月14日、玄関扉前・・・めずらしく朝陽の中で撮影

無精な飼い主が家を出たり入ったりするたびに香りを嗅ぎたいので、玄関扉前には、毎年香りのバラを集めて置いてます。
手狭につき詰め込んで置くので、香りがモワ~ンと立ち込めます
左端の黒い柱の表側にディジョンさんと這沢さんが登ってます。左端からラフランス、イエローのジャンヌ・ダルク、
背の高いフレグラントヒル、中央下のボレロ、右端はディスタントドラムスです。


ネコブ被害に耐え、健気に咲くラフランスさん
素晴らしい香りですこの御方には必ず元気になってもらわねばならん!ネコブ退散



今年も咲いたジャンヌ・ダルク
毎年、春の一番花はブラインド大王で、去年は例外でしたが、今年もやっぱりブラインドでした。

とんでもないポット7号に二株植えて、今年は3輪上がった次第。通常運転やなぁ。
二番花以降はブラインド出ません。

ラフランスさんを背負って咲くジャンヌさん。
全然大きくならんし春はブラインド多いけど、それでもこの花型と香りはやめられない(*´Д`)



フレグラントヒルは一枝に一輪、しっかりと咲いてくれました。
香り素晴らしく、花持ちもよい御方

咲き始めの一花



ボレロさん
新苗からウチで3年目。この御方も素晴らしい香り
ちょっと剪定が深かったかなぁと思うので、来冬は浅く切ってみよう!(気が早い

とんポット7号→とんポット深7号に鉢をちょっとだけ大きくしました。
この御方はイモの心配のない安全なありがたいありがたいボレロさんですもっともっと大きくなっていただきたい
先代株はオレンジタグで見事大イモヒットで撃沈
オレンジタグの大苗は本当に出るので、飼い主は接木を習って、ささやかながら自分で防衛することにしました
今年は10本接いで3本活着。打率をあげたいなぁ。

ここでボレロさんとデンキチ
小首かしげてめずらしくかわいいみたいな顔してます。さっちゃんのおみ足が写ってます。
基本、バラ似合いませんが、ボレロさんは案外マシか。アニエスさんとか切って貼り付けたみたいになるしなぁ
ノイバラは似合うね 



ディスタント・ドラムス 他にない色合い、香りのバラでもあります。ミルラがかったフルーツ。


ジャンヌ・ダルクとボレロ

14日5時半撮影 開きかけ


14日15時前撮影 開いた


翌日、15日15時撮影 二花とも満開に・・・



こちらはラフランスとヨハネ・パウロ二世 お二方ともに素晴らしい香りのバラで、特にパウロさんときたら・・・
ちなみに、パウロ二世はオレンジタグで大イモのため、やはり先代株が撃沈
二代目を恐る恐る購入するも、根っこが極めて怪しい状態でもう何をか言わんや 来冬に接木をする所存です。

5月15日、午後の玄関扉前・・・

皆さん、みるみるうちに咲き進んでいきます・・・
風のない日は扉を開けると充満した香りでトリップ 風のある日は風を感じるたびに香りの波が



5月14日、東側花壇・・・

レディ・オブ・シャーロットが開花
ヒロさんちからいただいて地植えにしてから3年目去年よりも更に大きくなられた姫君です
オベリスクを超えて長く伸びた枝を、さっちゃんがうまいこと誘引しましたさすがやね

オルレイア・グランディフローラと一緒に
爽やかなオレンジ、弁端に夕焼けのようなピンクの覆輪がわずかに入るのが好きです姫君

花弁に大らかな曲線の切れ込みとウェーブも入って、ティー+フルーツの香り

一枝に一輪咲きが多く、サッと散りそうな御顔ですが、どうしてどうして花持ちのよい御方なので長く居ていただけます。


オルレイア・グランディフローラはこんなに繊細で美しい花なのに、こぼれ種でガンガンふえますどうにもとまらない!
鉢の中にも出てくる事態で、あまりに混みあいすぎた場合は、さっちゃんが間引きます。
大津のイングリッシュガーデンでは、まとめてドッカンと植えてあって巨大な塊、コロニーが、あちらこちらに点在していました。


レディ・オブ・シャーロットとオルレイア、デルフィニウム
極狭のため、デッキの上から見おろして撮影しました ラティスにはあいかわらず犬の脱走対策の緑の金網が張ってあります
去年夏、シャーロットの姫君はカミキリに入られたのですが、木屑を早く発見できたため速攻で退治、
幸いなことに大事に至りませんでした。本当によかった
針金で探ってもなかなか穴が見つからず、オルトラン水をたっぷりお見舞いしてやりました。鉢地植えなので容易に潅水できます。


東側花壇のキングローズの枝先・・・5月14日夕方

テントウムシが親子で夕飯中?でした親御さんお一人とお子さんお二人です
毎年、ノイバラのようなキングローズには必ずこの光景が見られるので楽しみです。
ヒマラヤンムスク、キング、アルバメイディランド、ツクシなど小輪系のデカいツルバラは丈夫なので無農薬で充分いけてます。


再び階段へ戻って、5月15日・・・

アブラハム・ダービーニ花


ウォキング、ジギタリスを背負うダービー、黄葉のケマンソウ。
ダービーの枝はそのままだとかなり散開するので、S字フックやアルミの針金で寄せてます。


輝く黄葉のケマンソウを背景に黒赤の花たちがいます。おっとネギ坊主もがんばっとる
黒赤の花穂のリシマキア・ボジョレーはこれから夏越しが問題ですな。


ラティスのクレマチス・パルセット
3月にまつおさんから引っつかんで帰りました。ナーサリーパワーで咲きまくってくれました。
現在、中剪定で様子見、及び鉢増し済み 絶対に枯らさんぞー


ラティスの上の方で咲くファンタンラトゥール
ウチで長尺苗から5年目なのに小さいです。初年度のツボミ全落ち事件から立ち直ったと思ったら、
今度はネコブがかなり出てしまって根っこ整理、鉢縮小の憂き目に遭いました。
受難に遭った株は連続して遭う・・・の法則がまた出てしもた


5月15日の階段下方 アニエスシリジェルと涼姫が咲き進みました。一日でだいぶ変わるなぁ~


・・・つづく・・・

 
退色したアニエスです