槍ヶ岳山荘のクロワッサン その2

この際、クロワッサンが目的なのであえてカテゴリーを「グルメ」にしましたが、
札幌Ａさんの情報によれば槍ヶ岳山荘のクロワッサンは９月中旬までとの事で、
もしかしたら１５日が最終日かもしれません。

しかしながら、
何ゆえにたかがクロワッサンを食べるために槍ヶ岳の日帰りをするかというと・・・
それは錆鉄人の感動理論そのものだからです。

錆鉄人の感動理論＝「感動はそのために流した汗に比例する」
従って、当然に「おいしさはそのために流した汗に比例する」

問題は天女の体力ですが・・・
２週間前に御嶽山に登っているので、若干は登山脚が出来ているんじゃないかと。
天女の貧血対策には、目覚めのコーヒーを考えている愛妻家の錆鉄人であります。

槍ヶ岳登山に御来光とクロワッサンが付いて
一回で３度おいしい槍ヶ岳登山が楽しみです。
（錆鉄人の場合は＋生ビールで、一回で４度おいしい槍ヶ岳登山になりますが・・・）

遂に・・・

先週から歩くと左足の小指の付け根が痛かったのですが、
御嶽山に上った時にどうかなったんだろうと気にはしませんでした。

が、今週になってもまだ痛みが続き、
御嶽山のあと、高山と可児市で2日連続で生ビールを大量に飲んだために
遂に痛風になったのかと心配になってきました。

痛風は最初は足の親指の付け根に出ると聞いていたので、
検索すると足の小指が痛くなったという人もいるようで
怖くなって、昨日病院に行ったのですが・・・

医者の見立ては
歩く時しか痛くないし、熱を持っていないので
痛風じゃなく打撲か疲労骨折（するほど長時間歩いたわけではないのですが）ではないかと・・・
とりあえず血液を採取されましたが、
それよりも血圧を測定したら160近くあって、そちらのほうが問題だと

家で毎日測定していても、そんな高いときはなかったので
そう言うと、血圧計もいい加減なものが多いから、
明日持ってくるようにとのお話でした。

滅多行かない病院で緊張したからのような気もしますが
帰宅直後に計るとやはり高い数字だったので、
血圧計はそんなにおかしくはないみたいです。
むしろおかしいのは錆鉄人の血圧のようで、今は129/85でした。

とりあえず、飲酒を控え品行方正な生活に努めようと思います。
（日曜から昨日まで3日間ノンアルコールぜよ）

中秋の名月

昨日は中秋の名月でした。

帰宅した時は曇っていたので諦めていたのですが
いつの間にか天女晴れ！

という事で、大慌てで露天風呂を掃除して
お湯をはりながら待つ事約50分。

めでたく天女と露天風呂で名月鑑賞が出来ました。

「贅沢ね！」
「幸せだわ！」
天女が気持ち良さそうに言いました。

でも、もう錆鉄人は「僕と結婚して良かっただろう」なんて言いません。
「お母さん、ありがとう。」


名月を　天女と愛でる　露天風呂


半分ほどの銀マットと8割ほどのレジャーシートをかけて保温して
朝、温度をはかりと36℃！
7時ごろ帰宅して計っても34℃もありました。

という事で、少しお湯を落として、熱いお湯を継ぎ足して
今日は省エネ露天風呂を楽しみました。

親孝行旅行実行編

ほぼ寝たきりのお母さんなので、まず車に乗せるのに一苦労
20cmほどの丈夫な箱を買ってきて踏み台にして、
足を乗せてもらって身体を持ち上げてどうにかシートに座れました、
自分のステップワゴンは左側にしかスライドドアがないので、
天女は助手席から入ってシートの間を通って後席に行き、
お義母さんの横に座って身体を支えてようやく出発です。

できるだけ揺らさないようにゆっくりと大野から白鳥までの山間部を走り
高速に乗ってひるがの高原SAでトイレ休憩。
車椅子のシールは貼ってありませんが身障者用駐車場に車を停めさせてもらい
車椅子に乗せて身障者用トイレの中に入って、
トイレの前で車椅子から降ろして、あとは天女に任せて錆鉄人はトイレの外に出てドアを閉め待機。
終わったら、車椅子に乗せて車に戻って・・・

という事で、いつもより1時間も時間がかかりましたが高山に到着。
目的地は「高山祭屋台会館」
が・・・信頼していたゴリラが一方通行の道路を逆走するように案内したので、
地図をみながら大回りしてやっと駐車場に到着。

ここは前週にご一緒した高山生まれのＫさんが車椅子対応と教えてくださったので行ったのですが、
その通り、階段には車椅子を乗せて上がるリフトがあり、
それを使用しますか？と聞かれましたが、
お義母さんは手すりにつかまりながら歩くと言うので
（錆鉄人的には少しでも歩いたほうが良いと思っていたので）
階段の前で車椅子から降ろして、1歩ずつ身体をもちあげながら上りました。
（そこからはまた車椅子に乗ってもらいましたが）

お義母さんは旅行で高山祭りに来て、
屋台の引き回しを見た事があるとの事でしたが、
目の前で見る賢覧豪華な屋台は見応えがありました。

階段を上がった所にトイレがあったので聞いたのですが
まだしたくないとの事で見学を続け
屋台会館を出てからトイレに行っておこうという事になったので
共通入場券で入れるすぐ横に桜山日光館に聞きに行くと、
身障者用トイレは横の階段を降りた所にしかないとの事。
行くと階段はかなり急で危険なので、お義母さんをおんぶして下り、上りしました。
啄木ファンの錆鉄人なので、
「軽きに泣きて三歩歩まず」と言いたい所ですが、
お義母さんは腰は曲がりましたが元々の身長は160cm以上あり、
今の体重は50kgとの事で、軽きに泣く事はありませんでしたが、
初めてお義母さんをおぶって涙が出てきました。

という事で、無事にトイレの済まし
精緻な日光東照宮のミニチュアを見学し、
さらに展示してあるたくさんの獅子頭を見学し、
今度は横の「からくりミュージアム」（600円）へ

入ったら、茶運び人形を実演中。
イスを片付けてくださった所に車椅子を運び、演目を見ました。
イスを引いたのは大きな「恵比寿文字書き」の山車が前に引き出されて来たからだったのですが、
恵比寿様の人形が見事に文字を書き（その「からくり」は実際に解説されますので、玄武とを見てください）
それをお義母さんにプレゼントしてくれました。
と言う事で、その時の記念撮影です。



長くなったので、今日はこれまで

親孝行旅行

明日は2年ぶりの親孝行旅行で、奥飛騨へ。

2週連続で高山に行く事になりますが、
ほぼ寝たきりになっているお義母さんが行く気になったのは
信仰されている崇経真光のご本山にお参りする為です。

錆鉄人には理解出来ませんが・・・
理由はどうあれ、動く気持ちになって下さった事に感謝です。

今度こそ最後の旅行になるのは間違いないので
いい思い出になりますように！

御嶽山登山（本編）

という事で、苦労して田の原に到着して、
やっと24時半過ぎに寝た錆鉄人は
2時間後の2時半には目覚ましに起こされる運命にあったのですが・・・

遠足病の発作に襲われて2時に目を覚ましてしまったのでありました。
が、車の屋根をたたく雨音に御来光は無理と諭され
アラームを止めてもう一度寝たのでありました。

という事で、目覚めたのが5時頃。
隣の車の人は登山姿で準備運動をしていました。
すぐにトイレに行って出発の準備をしましたが、
天女は食欲がないというので、コンビニで買った食糧をそのままザックに入れて出発。





8合目の小屋だったでしょうか？以前と同じフレーズが懐かしかったです。
　　あなたは？
　　山と恋人とを愛する人
　　山と良心を汚す人
　　恋人もゴミも捨てないでね

天女は登り始めてしばらくすると貧血が出てしまって、休み休みしか進めませんでした。


王滝頂上の神社。
たくさんの御嶽講の人達がお経？をあげていました。



王滝頂上を過ぎると剣ヶ峰が見えてきます。
左には噴気孔も・・・



以前は目が異様に光っていて怖い感じだったのですが、風雨にさらされてほとんど剥げ落ちていました。



最後の階段です。


天女は貧血で苦しい登山でしたが、ようやく登頂しました。


折角なので鐘も鳴らしました。
相変わらずきれいなコバルトブルーの二の池ですが、
さすがに雪はなくなっていました。


すぐ下の剣ヶ峰小屋でやっと朝食を食べました。
なんと！缶ビール350mLが700円という日本一の高値に驚嘆。
錆鉄人は下山後運転するので、値段にかかわらず飲みませんが・・・



という事で、下山。
おかあさん、ありがとう！

ザックを仕舞って運転席に戻り、
何気なしに血圧を測ってみると






何故か、不思議な血圧です。
（足早に下山した直後なのでまだ脈拍も下がっていませんが・・・）

何回計りなおしても、上も下の数ミリしか変わらず、
天女が測定してみると、いつもとほぼ同じような値になったので
本当に錆鉄人の血圧が下がっていたものと思われますが・・・

特に体調がおかしいという事もなく、
すぐに車を運転して下ったのですが、いつもと違う事はありませんでした。

錆鉄人がターミネーターモードだったからでしょうか？

御嶽山登山

万札さんにご指摘を受けましたが、錆鉄人も登山不足に運動不足は重々承知。
という事で、Ｎさん夫妻とＫさん夫妻と合流しておいしいものを食べようという計画に前に
律儀な錆鉄人は御嶽山に登ることにしたのでありました。

高山戻りなので、普通は濁河温泉から登るものですが、
愛妻家の錆鉄人は、Nさんたちとの合流時に天女が疲れ果てていないように
一番コースタイムの短い田の原登山口からの登山を洗濯したのでありました。

ところが、準備不足で信号が赤の時にカーナビを設定しようとしましたが、
田の原は検索しても出てきません。
という事で、大慌てで御嶽山の東側を拡大したらロープウェーがあったので
その終点辺りを目的地に設定して走行しました。

天候は姉で、御嶽山に上るにつれてガスガスになってきて雲の中、
180度のカーブでは道が分からないので停まって確認しなくてはならない程でしたが、
どうにか終点付近にきましたが、様子が違います。
再度、カーナビで付近を拡大してみると・・・
田の原のロープウェーは御岳2280とかいう名勝で、数キロは慣れた所にあるではありませんか。
しかしながら、その数キロ崎に行くには麓まで降りて回り込んで、また上る必要があるので
無常にもカーナビは距離49kmと表示するではありませんか・・・

錆鉄人は泣きたい気持ちを押さえて、ガスの中を下り
麓を爆走し、またまた山に上がって、24時30分頃にやっと到着。
雨は止んでいたので御来光登山はまだ諦めていなかったので、
目覚ましを2時半にセットして
ビールを1本だけ飲んで、速攻で寝たのでありました。

（続く　はず）