本日、修学旅行で5月に天女さんちに宿泊してくれた瓜破中と寝屋川第二中の女生徒6人ずつに
彼女たちが種芋を植えて育った里芋を送付しました。
生徒さんたちの住所はわからないので、送り先はそれぞれの学校の校長先生にして、
彼女たちに渡して下さるようにお願いしました。
収穫は昨日(11月15日)に行い、乾燥させて本日宅急便で送りました。
まずは天女さんちの里芋畑の様子
120株ほど掘り、残りは10株となりました。
里芋植付体験の里芋
瓜破中の里芋
寝屋川第二中の里芋
どちらも2mほどあった大きな葉は萎れて腐り
中央の遅く伸びだした葉だけがまだ残っています。
普通は10月末から11月初めに収穫するのですが、
夏の天気が今一不順で成長が遅れた事と、
この時期まで霜も降りず暖かい晴れの日が多かったので収穫を10日ほど遅くしていました。
中でも、この植付体験畑の里芋は植付けた時期が3週間ほど遅かったせいか
葉が元気なままだったので収穫を最後まで遅らせていました。
収穫は、まず葉柄を根元から切り取ります。
直径70cm位の所にスコップを入れ、株の周辺の土を取り除きます。
ここは元田んぼだった所で土が粘土質な上に、
この時期はほとんど日光が当らないので掘るたびにスコップに土が付着するので大変です。
株の周辺360度の土を掘るには十数回スコップで土を掘る必要があり、
半日芋掘りをしていたら、背筋200㎏以上を誇った錆鉄人の背中が悲鳴を上げたほどの重労働です。
てこの原理で里芋の株を掘り起こし、横へ並べました。
これ全部が里芋なら大収穫なのですが・・・半分以上は土です。
これらの株をそのまま一輪車に積み込んで天女さんちに持って帰り
土を落としながら里芋を1個ずつ外し、籠に入れてジェット水流で泥を落とし
日光の当るコンクリートの上に置いて乾かし・・・
その中から小さなものや傷があるもの、中には腐りかけた芋もあるので除外し
それぞれを6人分ビニール袋に詰め、校長先生宛に送りました。
昨日の夕方から校長先生と女生徒たちあての手紙を書き始めたのですが、
11時頃にやっと書き終え、宅急便の中に入れました。
内容は、里芋を収穫するまでの世話はとても大変けど、
あなたたちのご両親や周囲の人はもっともっと愛情と世話を注いでくれた結果、
あなたたちがこれまで成長できたことに感謝してほしいという事と
サロマ湖100㎞で足を痛めても絶対に諦めないと唱えながら激痛に耐えて完走した事から
決して諦めないことの大切さを書きました。
もう半年近くも前のことですが、彼女たちを懐かしく思い出しています。
天女さんちの里芋を食べながらこの2つをかみしめて、
素晴らしい未来をつかんでほしいと思います。
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