錆鉄人の手作り露天風呂の熱源(お湯源)は中古の石油ボイラーですが、
作る前に考えた事は「石による伝熱損失」と「石自体の熱容量」でした。
本当は大きな岩石に囲まれた露天風呂に憧れました。
しかも、我が家の屋敷には庭石の余りや
昔あった池の周囲を囲っていた大きな石がゴロゴロしていて石には不自由しなかったのです。
つまり、無料!
金無し錆鉄人には馬鹿力を出して石を運び(転がし)
それらで露天風呂を作る事は出来ると思いましたが、
単純に考えてコンクリートを含めて平均の高さが80cm厚さ40cm、
内寸で1.5m×1.5mとした場合の石の重量は比重を2.5として「6トン!」
さらに底のコンクリートは極力薄く10cmとしても500kg以上
石の比熱を0.2cal(済みません、昔の人間なので今風のジュールだと簡単に計算出来ないものですから・・・)としても、
これらの石も昇温しなくてはお湯が暖かくならないのです。
これも簡単に石を20℃昇温させるだけ熱量が必要だと考えると
露天風呂のお湯の量を深さ50cm(1.5m×1.5m)とした場合のほぼ25倍もの熱量が必要となるのです。
ボイラーから出る熱水の温度を70℃としても、瞬く間に石で冷やされて
何時間も熱水を「掛け流し」にしていても適温になるのかどうか・・・
という事で、石で囲った露天風呂は断念したのでありました。
熱効率を考えた場合は「檜風呂」が一番ですが、
全くの素人の錆鉄人が水が漏れないように加工出来るか
さらには最初はきれいですが、檜の劣化(見苦しくなる)も激しい上に
そもそも材料の入手が出来るかどうかも不明だったのであっさりとパス
少ないボイラーの熱量を利用して快適に露天風呂を楽しむ為には
やはり熱損失を少なくする事が一番重要であるという結論で
(それが一番安く露天風呂を楽しめる)
現在の露天風呂、
「周囲をコンクリートで枠を作り、
その中に断熱材を貼って熱の流出を防ぎ
その内側に人造大理石のタイルを張り、底は鉄平石を張る」
という形にしたのです。
ところが、1月の厳しい冷えで
水栓が壊れ、人造大理石の側壁も数か所凍結割れしたので
新しい水栓はすぐに購入しましたが、再度の厳しい冷え込みによる破損を恐れて使用せずにいたのでしたが
一昨日、水栓も取り付けて久しぶりに露天風呂に入りましたが、
底の鉄平石は1時間ほど入っていましたが、最後まで冷たく感じたのでした。
側壁の人造大理石と断熱材の間はセメントミルクを流し込んだだけなので平均でも2cm程度
それに対してそこは体重がかかる事を考えてコンクリートの厚さを10cm程にして上に鉄平石を張った為
全体が温まるのに時間が掛かったという事だと思います。
という事で、一昨日はそのお湯を張ったままで
昨日の夜にお湯を入れ替えるようにした所、石の冷えは感じませんでした。
(そういえば、これまでは錆鉄人が掃除してお湯を入れ、天女がお湯を止めて、
しばらく後で入っていたのであまり気にならなかったようです。)
今後、毎日そういう形で入らない場合は(1日以上間を開ける場合)
数時間前にお湯を張って蓋をしておく事で、この石冷え対応をしようと思います。
作る前に考えた事は「石による伝熱損失」と「石自体の熱容量」でした。
本当は大きな岩石に囲まれた露天風呂に憧れました。
しかも、我が家の屋敷には庭石の余りや
昔あった池の周囲を囲っていた大きな石がゴロゴロしていて石には不自由しなかったのです。
つまり、無料!
金無し錆鉄人には馬鹿力を出して石を運び(転がし)
それらで露天風呂を作る事は出来ると思いましたが、
単純に考えてコンクリートを含めて平均の高さが80cm厚さ40cm、
内寸で1.5m×1.5mとした場合の石の重量は比重を2.5として「6トン!」
さらに底のコンクリートは極力薄く10cmとしても500kg以上
石の比熱を0.2cal(済みません、昔の人間なので今風のジュールだと簡単に計算出来ないものですから・・・)としても、
これらの石も昇温しなくてはお湯が暖かくならないのです。
これも簡単に石を20℃昇温させるだけ熱量が必要だと考えると
露天風呂のお湯の量を深さ50cm(1.5m×1.5m)とした場合のほぼ25倍もの熱量が必要となるのです。
ボイラーから出る熱水の温度を70℃としても、瞬く間に石で冷やされて
何時間も熱水を「掛け流し」にしていても適温になるのかどうか・・・
という事で、石で囲った露天風呂は断念したのでありました。
熱効率を考えた場合は「檜風呂」が一番ですが、
全くの素人の錆鉄人が水が漏れないように加工出来るか
さらには最初はきれいですが、檜の劣化(見苦しくなる)も激しい上に
そもそも材料の入手が出来るかどうかも不明だったのであっさりとパス
少ないボイラーの熱量を利用して快適に露天風呂を楽しむ為には
やはり熱損失を少なくする事が一番重要であるという結論で
(それが一番安く露天風呂を楽しめる)
現在の露天風呂、
「周囲をコンクリートで枠を作り、
その中に断熱材を貼って熱の流出を防ぎ
その内側に人造大理石のタイルを張り、底は鉄平石を張る」
という形にしたのです。
ところが、1月の厳しい冷えで
水栓が壊れ、人造大理石の側壁も数か所凍結割れしたので
新しい水栓はすぐに購入しましたが、再度の厳しい冷え込みによる破損を恐れて使用せずにいたのでしたが
一昨日、水栓も取り付けて久しぶりに露天風呂に入りましたが、
底の鉄平石は1時間ほど入っていましたが、最後まで冷たく感じたのでした。
側壁の人造大理石と断熱材の間はセメントミルクを流し込んだだけなので平均でも2cm程度
それに対してそこは体重がかかる事を考えてコンクリートの厚さを10cm程にして上に鉄平石を張った為
全体が温まるのに時間が掛かったという事だと思います。
という事で、一昨日はそのお湯を張ったままで
昨日の夜にお湯を入れ替えるようにした所、石の冷えは感じませんでした。
(そういえば、これまでは錆鉄人が掃除してお湯を入れ、天女がお湯を止めて、
しばらく後で入っていたのであまり気にならなかったようです。)
今後、毎日そういう形で入らない場合は(1日以上間を開ける場合)
数時間前にお湯を張って蓋をしておく事で、この石冷え対応をしようと思います。