久しぶりに診察に訪れた四日市市内の小山田記念温泉病院の掲示板に、敷地内の池でコブハクチョウの赤ちゃんが誕生したことが紹介されていました。帰り際に池に立ち寄ると、赤ちゃんは父母が見守る近くで、草をついばむような(上の写真)仕草を見せていました。
同池では、患者と動物の触れあいの場になればと、7年前からコブハクチョウの雌雄を飼育するようになったそうです。これまでも卵は何度か産まれることはあったが、ふ化することはなかったようです。
ことしは7個の卵が産まれ、5月20日に1個がふ化。ヒナ1羽が誕生しました。池の周りは同病院でリハビリ訓練を受ける患者さんたちが巡るコースの一部ともなっています。ここを巡る人たちは、日に日に大きくなる赤ちゃんを温かく見守っているようです。
池の周りには、赤ちゃんが安全に育つようにと、害獣から守るための網が張られていました。
コブハクチョウの父母のそばで、草をついばむ赤ちゃん(黄色の丸印内)。