少年HのHPから
モスクワ国際映画祭で特別作品賞を受賞した映画「少年H」が、10日から公開されました。早速、名古屋駅近くのピカデリーで観賞してきました。
妹尾河童の自伝的小説を映画化した作品。昭和初期の神戸が舞台で、洋服の仕立屋を営み、家族を温かく見守る父・盛夫(水谷豊)、大きな愛で家族を包む母・敏子(伊藤蘭)。この父母の元で好奇心旺盛に育つHこと肇(吉岡竜輝)と妹の好子。幸せに暮らしていたが、その家族の周りにも戦争の不穏な空気が漂うようになっていきました。やがて戦争が終わり、15歳になった少年は独り立ちを決意して動いた。降旗康男監督。2時間2分。