ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

U-20ワールドカップ

2007年07月09日 02時21分26秒 | 足球
U-20日本代表がグループリーグを首位で突破しました。ここ数大会でインパクトのある結果を残せていないだけに、おおむね評価はいいようですね。カウントして比較した訳ではありませんが、今回のチームにはJリーグで試合に出ている選手が多いという印象があり、それが安定感につながっていると、僕自身も感じています。

ですが、この大会が「世界」を経験することかというと、そうじゃないだろうと思いますし、独断と偏見を承知で書けば、メキシコかアルゼンチンと対戦しない限り、この大会に出場した収穫すらないと考えています。たとえ優勝したとしても。

思い返せば1999年、3連敗したフランスワールドカップの翌年ですが、ワールドユースで日本は準優勝という素晴らしい成績を残しました。当時のメンバーが熟成期を迎えた昨年のワールドカップでの成績不振は、決して監督の力量や主力選手の体調不良だけが原因ではないでしょう。いくら若年層の大会でいい成績を残しても、ヨーロッパや南米の選手は、そこからの数年間で厳しい環境での試合を経験していますから、日本の選手もそういう経験を積み重ねていかないと、世界との差が縮まることはありません。

選手もファンも、あまり勘違いはしない方がいいと思いますよ。
アテネ五輪に出た茂庭と那須が、3年経てば所属クラブでレギュラーでないどころか、もはや必要不可欠な選手ですらないという現状を見たばかりというのも影響しているのか、余計にそんな風に感じるのですよ。

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