ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

華麗なる一族

2007年01月14日 02時40分48秒 | テレビ
いよいよ「華麗なる一族」が始まりますね。
今週から山崎豊子の原作を読み始めたのですが、やっと400ページで、まだ全体の1/4くらいです。いやこれ、面白いですね。どんどん引き込まれていく感じです。

今度のドラマでは万俵大介ではなく、キムタク演じる万俵鉄平が主人公というのが疑問ですが、これでもかという豪華キャストですから、期待していいのではないかと思ってます。

ハメられた

2006年09月24日 04時04分14秒 | テレビ
やっぱり『電車男』は面白い。
前日にアゴタ・クリストフを読み終えたばかりで、日常的に感動が安売りされる国ではなかなか味わえない「胸をえぐってくる感じ」の余韻もどこへやら、単純に笑ってしまいました。
ものすごく計算した上で仕掛けてきてるなぁと思います。
で、ドラマの中で北村一輝が言ったように、終止符を打ったのですね。

下北サンデーズ

2006年09月01日 02時32分10秒 | テレビ
最近「下北サンデーズ」が面白くなさ過ぎる~と思ってました。
  • サンボの母親が上京してきてとか、
  • キャンディが退団すると言ったりとか、
  • 劇団が売れてきて、みんなの気持ちがバラバラになったりとか、

どこかで見たようなストーリーばかり!!!
黒子やってた頃が良かったですよ。

石田衣良、堤幸彦、藤井フミヤの3人が揃っていて、一体何をやっているんだ!?
と思いつつ、今日も見てしまいました。
売れることの辛さを描けるのはやはり売れている(いた)人であって、売れてない人では説得力がありません。でも面白くない。どうせ劇団はまとまっていくに決まってるんだけど、どう決着させるのよ?と思っていた矢先でした。

面白かった!!!(笑)

人間への進化に憧れる猿たち。
中には脱落したり、憧れていた世界に失望した猿もいる。
今の自分たちは、猿そのものではないか。

芝居そのもので問題を解決してしまいました。
リアル演劇人が見たら馬鹿らしいかもしれないし、実際にはそんな単純ではないかもしれないけれど、素人の目には、劇団がある境地に達したように映ります。石田衣良、成長を描くのが好きですからね。パターンだよなと思いつつも、感激しておきます。

やっぱり芝居のシーンに重きを置いてくれなくては。
今後も楽しみです。
と思ってたら、次が最終回だなんて…

下北サンデーズ

2006年07月14日 03時07分23秒 | テレビ
下北サンデーズ 」の第1話を観ました。
最初は「単に上戸彩使いたかっただけちゃうんか」と思って観てたのですが、途中から結構面白かったかな。最後の上戸彩がはじけるところなんて気持ちよかったし、キャストも充実しているので、今後も期待したいところです。

「アキハバラ@DEEP」と併せて、石田衣良原作のドラマが2本ですよ。
言われなければ気づかないくらい、作風が変わってきた感じも。
人間のダークな部分が描かれたり、困難に直面したりするんだけど、最後にはひとすじの希望みたいな、以前のパターンが好きだったんですけどね~。
「池袋ウエストゲートパーク」の体を売るミャンマー人少年の話や、「LAST」の五反田のテレクラの話なんかが、僕は好きなんです。

何というかね、下北よりも「新小岩ヘルシーズ」とかの方が、僕の好みに合うんじゃないかと思うんですが、まあそれはそれで、ドラマは楽しみにしていこうかなと。
「アキハバラ~」の方は1回観てやめちゃいましたが。

尾美としのり

2006年06月18日 19時35分21秒 | テレビ
「吾輩は主婦である」の尾美としのりの役名が井堀であることに今頃気が付きました。

「マンハッタンラブストーリー」と同じ役名なんですよね。
当時はタクシー運転手、現在はプロデューサーを経てブルセラショップになり果てたという設定なんでしょうか。
ファンへの細かい配慮が素敵です。

さて、クドカン作品の特徴の一つとして、「本人役」が挙げられます。
川崎麻世(池袋ウエストゲートパーク)、哀川翔・氣志團(木更津キャッツアイ)、船越英一郎(マンハッタンラブストーリー)といった人たちが出演してきましたが、「吾輩~」ではどうなるのか、気になるところです。
館ひろし、清水圭、毒蝮三太夫といった面々の名前だけが出てきましたが、このうちの誰かが本当に出てくるのか、それともまったく別の人なのか。
見逃せない後半になりそうです。

吾輩は主婦である

2006年05月25日 03時08分08秒 | テレビ
今週からTBS「吾輩は主婦である」が始まりました。

昼ドラでホームドラマ仕立てということで、これまでのクドカン作品とはテンションが異なりますが、「魚は 目を開けて 眠るのよ(さ)」とか「ペ・ヤングン」などのナンセンス具合の散りばめ方が、まさにクドカンワールド。
漱石が乗り移るという設定が、正直つまらなさそうだと思っていたのですが、まずは上々のスタートです。
ミュージカルという題材もナイスですし、下町の近所の人々もいい味出してきそうです。

全40話中の3話しか観ていないので、全体としての評価はまだできませんが、斉藤由貴を引っ張り出してきただけでも、すでに意義ある作品といえるのではないかと思います。

プリマダム

2006年04月13日 00時25分27秒 | テレビ
4月からのドラマですが、5月からクドカンの昼ドラが始まるらしいという情報以外は、ほとんどノーチェック。

で、「プリマダム」を少しだけ観た。
古田新太がダンナかよっ!!!

何か見覚えのある壁だなと思ったら、「かつしかシンフォニーヒルズ」だよ。
ロケやってたのか~。

ところで、黒木瞳と中森明菜と神田うのと高岡早紀がいる現場って、ちょっと怖いような。
女の火花バシバシって感じで。

Dream Invader

2006年03月28日 01時39分21秒 | テレビ
最も影響を受けたテレビ番組って考えたことあります?

僕の場合、一つに決めるなら、関西テレビで2か月に一度だったか、深夜に放送していた「夢の乱入者」になるだろう。これが関西ローカルでいいの?というくらい、豪華な番組だった。当時バンドをやってて、深夜に夢中になって見てた人は多いはず。

F1の車載カメラの影響か、渡辺香津美のギターにカメラが取り付けられていたが、世のギターリストを釘付けにしたかどうかは謎。

もっともハマったのはラリー・グラハムが乱入してきた回かな。野外ライブの山下洋輔も強烈だった。

東原力哉さんのドラム教室に行った時期もあったけど、それもこの番組との出会いがあったから。確か月に6000円で2回のレッスンがあり、ドラムと下ネタを学ぶことができたのだから、お得であった。今では後者しか役に立ってませんが。

振り返ってみると、現在のセクシーフットボール好きの土台も、この頃に培われたような気がする。「何守っとんねん、90分間攻めとったらええやんけ」って感じですか。

トレンディードラマ全盛の時代にハマっていた番組がこれなのだから、その頃からすでに流行などには無関係な人生だったということだ、ハハハ。

こういうのを虫の知らせというのでしょうかね。
今月「夢乱バンド」が復活してたとは。
でも、90年代だったからこそ「夢乱」って感じもするんだよね。

三度目で気付く(「白夜行」ネタバレ?あり)

2006年01月15日 23時22分16秒 | テレビ
この休みの間にも「白夜行」の第1話を観てしまった。

どぶ川で亮司と雪穂がはじめて心を通わせる場面。
太陽を失った二人にとって、お互いの太陽となるきっかけとなる重要なシーンであるが、偽物なのは太陽だけではなかった。
亮司が紙で作った花、雪穂が見つけた川に映る月(の花)にお互いは感激するが、これはドラマの行く末を暗示するものなのだろう。
これまでも、これからも、本物の花の美しさ(花は比喩に過ぎない)に感動することなどないのだと。

原作にはない演出である。
どのカットにも無駄がなく、何か意味があるのではないかと思わせるので見逃せない。