ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

J1 第19節 FC東京×大分

2007年08月16日 15時11分41秒 | 観戦記録
J1 第19節
FC東京 1-2(1-0,0-2) 大分トリニータ
2007年8月11日
味の素スタジアム

暑いし、もはやどうでもいいという気分ではありますが、中断明けのホームゲームであんな試合をされるとねぇ…

みんなひどかったんだけど、極悪に許し難い選手について書かせてもらいます。

後半20分くらいの、茂庭の左足でのクリアは何だ?
あれはアマチュア以下だろ。
本人にそんな気はなかっただろうけど、客をなめてると言われてもしかたがないプレーだね。

彼のプレーの質がここ数年まったく向上しないのは、決して怪我だけではないはず。チームの成績には結びつかないけど、みんな少しは上手くなってる。藤山なんて上手い選手じゃなかったし、今でも上手いとはお世辞にも言い難いけど、それでも少しずつ上手くなってるのが見てて分かる。土肥だって少しはパントの精度がよくなってる。

なのに何だよお前、って感じ。
恥の概念、プロ意識ってものが少しでも残ってるならさ、進退伺い出しやがれって。

みんな優しいよね。試合前も後も茂庭コールしてさ。
僕は一度もしなかったけど。
戻ってきたって、特にプラスにもならないと思ってるからね。

それでもチャンスをもらってるなんて、どうなってるんだろう。サテライトで腐らずやってた迫井や加賀見のことを思い出すと切ないよ。
あんなヤツ使うくらいなら、吉本を使った方がクラブの将来のためだと思うよ。

2007年の観戦試合数: 15

ナビスコカップ 準々決勝 第2戦 FC東京×横浜

2007年07月14日 23時34分28秒 | 観戦記録
Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第2戦
FC東京 2-4(0-1,2-3) 横浜F・マリノス
2007年7月14日
味の素スタジアム

●ホームのはずが…

第1戦の後に楽観的な書き込みをしてしまいましたが、それはあくまで次戦が東京のホームゲームであるという前提に基づいていました。しかし今日の天気は雨。しまった、そういう落とし穴があったか。この状態では、東京お得意のイケイケサッカーができません。ということで、実質的にホームアドバンテージのない状態で第2戦を迎えることとなりました。アウェーで得た1点のアドバンテージが悪い方向に向かうのではないかという気さえしてきました。

ボクシングにたとえると、泥のリングに上げられたようなものです。軽快なフットワークを練習してきたとしても無駄です。必要なのは、相手をロープに押し込めた上で連打すること、防御の際はその逆で、ロープ際から速やかに抜け出すことです。そして壮絶な打ち合いは、先にいいパンチを当てた横浜の勝利に終わりました。

天気がよかったり、ホーム・アウェーの順序が逆だったりすれば、また違った結果になった可能性も大きいだろうという意味では、東京に取って不運だったと思います。

●それでも必然の結果

ただし、この日味スタで試合があり、天気が雨だというのは横浜にとっても同じ条件でした。何が試合をひっくり返す要因となったのでしょうか。

こういうコンディションでは、できれば自陣ゴールから遠いところでゲームを展開させたいでしょうし、リスクを負うよりもミスをしないことが優先されるでしょう。ただ、消極的になってしまっては、相手に勢いを与えることになりかねません。

東京は守りの際にセカンドボールが拾えず、ペナルティエリア付近で膠着してしまっていたのが気にかかっていたのですが、案の定失点してしまいました。攻めている時間帯は相手ゴール近くで試合を進めることができていたのにもかかわらず、シュートとラストパスの精度において、山瀬に劣りました。

東京としては先に点を取ればほぼ試合を決められる有利な立場にあったのですから、それを活かせなかったのが悔やまれます。今日のコンディションでは毎度毎度馬鹿正直にサイドから攻撃する必要もなかったのですから、最初から2トップにしておけばよかったのにとも思います。そして今日に限って言えば、平山もしくはワンチョペ(笑)をゴール前に置いてた方が、相手は嫌がったかもしれませんね。

まだいけるという期待があったのも0-2まで。立て続けに3,4点目を失った辺りは、プロとしては反省してほしいところです。ホームゲームですからね。
普段と異なるコンディションで普段通りのサッカーをしようとしてもできないのが東京の実力であり、1点ビハインドという状況でやるべきタスクをきっちりやってきた横浜に軍配が上がったのは、決して運だけではないといえるでしょう。

僕としてはナビスコというタイトルには何の価値も感じていないので、負けたことはショックではありません。リーグに集中できていいと思っているくらいです。ただし、今回の赤っ恥、リーグ後半戦で浮上するための糧にしてほしいものです。

2007年の観戦試合数: 14

ナビスコカップ 準々決勝 第1戦 横浜×FC東京

2007年07月09日 00時59分48秒 | 観戦記録
Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第1戦
横浜F・マリノス 0-1(0-0,0-1) FC東京
2007年7月8日
三ッ沢公園球技場

●黄金の中盤w

決勝ゴールの鈴木規郎がゴール以外でも活躍したことは確かですが、今日は梶山と福西の二人が、そのテクニックを存分に見せつけました。

立ち上がりは横浜こそ押し込まれましたが、そこをしのぐと東京の時間帯。梶山は数回のルーレットを含むボールキープを、福西は視野の広いワンタッチを披露します。
圧巻は福西の河合竜二股抜き。頭に血が昇った河合は2枚目の警告で退場です。

横浜にもチャンスはありましたが、お互い決定力を欠き1-0で終了。最少得点差ながら東京の完勝だったといってもいいでしょう。
両チームともに守備の要をアジアカップで欠いている訳ですが、そういう時に梶山が中心選手としての自覚を見せてくれたのは嬉しいことです。もっとも彼の能力からすれば、今頃は東南アジアに行ってなきゃ駄目だという気持ちもありますが、それはもう仕方のないことなので、今後の飛躍を期待するしかありません。

●第2戦に向けて

今日の横浜を見る限りでは、ビハインドをはね返すことは困難であるように思えます。ただし実際には1点差ですから、東京も油断は禁物です。いい準備をして、準決勝に進出してもらいたいと思っています。

トリコロール軍団のスクランブルアタックには要注意(爆)

しかし横浜にしてみたら、リーグ戦での福西の超ロングシュートとか、今年の東京戦はロクなことがないですね。僕としてはナビスコなんて本当はどうでもよくて、次の試合も東京にとって愉快な試合になればいいなと思っている次第です。

2007年の観戦試合数: 13

J1 第16節 FC東京×甲府

2007年06月21日 00時29分45秒 | 観戦記録
J1 第16節
FC東京 2-1(1-0,1-1) ヴァンフォーレ甲府
2007年6月20日
味の素スタジアム

●がんばれ甲府!

今日は後半1分過ぎからの観戦でした。7分くらいの決定機を川口信男(イラネ)が決めていれば、また違った展開にもなったのでしょうし、東京にも得点シーンがありましたが、後半全体としては甲府が攻めているという印象でした。正直、東京なんかよりも甲府のサッカーの方が好みです。

まるでそれが合図であるかのように、斜めのパスから甲府の攻撃のテンポが変化し出すと、東京のディフェンスは後手に回る一方です。そして藤田健がいったんタメを作ってからのスルーパスや、ディフェンスラインの間への走り込みが効果的だったと思います。東京としては、藤田をフリーにさせてしまった場面が、ちょっと多かったような気がします。

しかし、甲府の斜めのショートパスやランは、見ていて気持ちがいいですね。東京も鈴木規郎が走り込むスペースへの長目の斜めパスは何度かありましたが、斜めの動きはいくら増やしても増やしすぎることはありません。縦のコースを切られて横パスを狙われた先日の浦和戦を振り返るまでもなく、チーム戦術としての斜めパスの活用を期待したいところです。

さすがはズデネク・ゼーマンの信奉者を自認する大木監督。決して豊富とはいえない戦力で、面白いチームを作っています。どこぞのスペインマニアとはちょっと力量が違うのは認めなければならないでしょう。そんなこと甲府ファンだけでなく僕も許しませんが、日本代表に入閣させるべきだったのは、反町ではなく大木さんだったのではないでしょうか。

最後に増嶋について。
プロである以上、強いクラブ、大きなクラブでプレーしたいという気持ちはあるだろうとは思います。ただ、東京に戻ってくるくらいなら、甲府でプレーを続けてほしいです。大木監督の攻撃サッカーを学んだ方が、彼のためになるでしょう。

お前は一体どこのファンなんだと言われそうですが(笑)、東京ファンである前にサッカーファンだと思ってますんで。あの甲府のサッカーを見てしまうと、一応今日の勝利を喜びつつも、甲府ももっと勝ってほしいなと思うのです。
最近「東京ファン」が増えてるんじゃないかなぁ。

2007年の観戦試合数: 12

J1 第15節 FC東京×浦和

2007年06月18日 01時22分42秒 | 観戦記録
J1 第15節
FC東京 0-2(0-1,0-1) 浦和レッズ
2007年6月17日
味の素スタジアム

●完売のはずが・・・

チケットは完売のはずが、入場者数は38000人。浦和側の方が多くなるのを防止するために完売ということにしたのかという邪推もしてみましたが、浦和側にも空席が目立ちました。「当日券」の売れ行きが不調だったのでしょうか。

●間が悪かった

シーズン序盤の不調から脱したと思いきや、昨年王者の浦和と対戦です。中断までには他に、ガンバ大阪戦や鬼門カシマでのゲームが控えています。何という間の悪さでしょうか。何か勝てない前提で書いてるようにも読めますが、今日はホームゲームだし、A3明けの浦和が相手ですから、勝つチャンスは十分にあるだろうと思っていました。

●一応サッカーだった

シュート数は東京が圧倒しましたが、要は浦和の横綱相撲。本当に驚異となるシュートは、浦和の方にありました。完敗だったと言ってもいいでしょう。

ですが、そう悲観すべき内容ではなかったと思います。1点目はワシントンのシュートが強力だったとはいえ、土肥が前にはじいちゃった時点で決まりでしょうし、2点目はセットプレーから。フィニッシュの部分は明らかに負けていましたが、他はそれほど劣っているとは感じませんでした。もちろん随所で差を感じはしましたけどね。東京もサイドからいい攻撃をしかけてましたし、勝ちに行って負けたのだから、選手は胸を張っていいと思います。満足はしてほしくありませんが。

今日浦和を見ていて、ボールを持っている選手の後方から奪うのをよく狙っているなと感じました。東京の選手が間抜けだという見方も成り立ちますが。周りが声出せよと。東京の場合、あれを前方からのプレスにミックスさせると効果的ではないかと思うので、意識してやってほしいですね。

●いつかナショナルダービーへ

悔しいけど、今の東京にはまだ、チャンピオンになるだけの力はないようです(何をいまさら)。それでも、梶山・伊野波・福西と鈴木啓太・長谷部・ポンテという中盤のハイレベルな攻防は、なかなか見応えのあるものでした。結果が伴えば最高だっただろうけど、僕としては引き締まったいい試合だったと思っています。チームというのは、こういうゲームを何度も経験し、時には辛酸をなめ、本当の強さを身につけていくのでしょうね。

浦和の人は笑うかもしれないけど、近い将来、このカードがナショナルダービーになるだろうと信じています。その時のために、今日の負けを無駄にしてほしくはありません。

2007年の観戦試合数: 11

J1 第11節 FC東京×千葉

2007年05月13日 02時56分33秒 | 観戦記録
J1 第11節
FC東京 4-1(1-0,3-1) ジェフユナイテッド千葉
2007年5月12日
味の素スタジアム

●開き直り?

水曜日のナビスコカップがひどかっただけに、今日のスタメンを見た瞬間に正直「終わったかも」と思いました。水野の対面となる左サイドバックには、引き続き鈴木規郎が入ります。しかもリチェーリがスタメンです。リチェーリは爆発力はありますが、プレーが一人だけチームから浮いているという印象を抱いていたので、期待と不安が半分です。何にせよ、規郎とリチェーリの2枚がいるとはいえ、水野が相手では東京の左サイドは一体どうなるんだと思っていたのは確かです。ヒロミ、開き直ったなと。

●プレス、プレス、プレス!

が、結果としてリチェーリの起用がずばり的中します。僕の見た限りでは、千葉は押し込んでくる相手に滅法弱いという印象がありましたが、今日は東京のプレスが素晴らしく、何度かいいチャンスを作ることはできたものの、思うようなサッカーができません。こうなると試合は東京のものです。前線のワンチョペ、リチェーリ、川口信男から始まるプレスは千葉をどんどん押し込み、奪ったボールはシンプルにサイドに展開されます。

最初は東京のサイドを心配したものですが、この展開では両サイドに水野、山岸という攻撃的な選手を配した千葉の方が不利になってしまいました。千葉のボールの運び方はよく訓練されていると思いますが、勤勉にこなしているだけのチームだとしか感じられませんでした。攻撃的なサッカーについての考え方はいろいろあると思いますが、攻撃的な守備をしているかどうかで判断するのが現在のスタンダードではないかと感じていますし、僕もその意味で「攻撃的」という語を使っています。そして今日に限っていえば、東京と千葉のどちらが攻撃的だったのかは明らかです。

●復活?

木金の間に何があったのかは知りませんが、東京は水曜とはまるで別のチームのようでした。表情など見えるはずもないのですが、いつもは淡々とプレーしているように見える梶山でさえ、必死にボールをキープしながら前に進む姿は、鬼の形相のようでした。こんなプレーを継続できたら、彼は日本一のセンターハーフになれるのに。

選手も監督もファンも、それぞれ言いたいことはあるでしょうが、やはりこれまでは気迫が足らなかったのだと思います。今日のような魂のこもった試合であれば、負けても納得するファンは多いはずです。

戦術面では、なぜあのプレッシングを今までできなかった(やらなかった)のかという疑問が残りましたし、千葉限定なのか今後も続けるのか注目ですね。
激しいプレスは警告や失点も増えますし、夏場の消耗の問題もあります。まさに諸刃の剣です。ただ、これまでほとんど何もできないまま得失点差-8まで来てしまった以上、得点を増やすメリットの方を選択したのかもしれません。まだ1試合ですが、いい意味での開き直りだったのではないでしょうか?

今日のような気持ちのいい試合をたくさん見たいと思っているのは確かですが、この戦術だけで行き詰まってきたことも知っています。結局2,3年前と同じところに戻ってきただけなのかもしれませんね。で、こっから先どうするよっていう・・・

でもやっぱり、僕は気迫の伝わりやすい鬼プレスが好きだなというのが、今日のところの結論です。
今年はじめて、サッカーの試合を観ました(笑)

●余談

ワンチョペのゴール(2点目)はリチェーリの素晴らしい奪取(ダッシュ)によるものですが、あのシーンでボールをかっさらわれたのが池田昇平だったんですね。彼にとって東京戦は鬼門なのでしょうか。「またお前か!」と思った人も少なくないのでは。

2007年の観戦試合数: 9

J1 第9節 FC東京×鹿島

2007年05月04日 00時24分34秒 | 観戦記録
J1 第9節
FC東京 1-2(0-0,1-2) 鹿島アントラーズ
2007年5月3日
味の素スタジアム

●采配に疑問

ほぼ互角でどちらが勝ってもおかしくない試合。でもどちらかといえば東京がやや優勢。

東京は選手交代によって、自らその流れを手放しました。
ワンチョペ→馬場憂太、石川直宏→鈴木規郎、栗沢僚一→梶山陽平、下がった3人は、いずれもいい局面に絡んでいた選手です。馬力のある鈴木規郎はともかく、他の2人は大きく流れを変えるタイプの選手ではありません。トーンダウンした東京が再び流れを取り戻すことはありませんでした。特にワンチョペがいなくなって怖さがなくなりました。憂太よりは赤嶺の方がよかったのではないでしょうか。

次の試合まで中2日という事情もあったでしょうが、それに配慮した選手交代が理由で勝点を失っては本末転倒です。(交代の本当の目的は知りませんが)
最低でも引き分けられたであろう試合を落としてしまった。選手交代の意味がわからない。多くのファンは、そう感じたのではないでしょうか。

1-1になる辺りまでは今シーズン最高の出来だと感じられただけに、残念でなりません。逆に気分が悪くなりましたし、正直、采配の限界を感じました。

●選手にも責任

ただし、問題なのは監督だけではありません。失点はいずれもセットプレーからですが、セットプレーになった経緯も含めて、集中力が切れるには早すぎたのではないでしょうか。そういうときにこそ、中心になって味方を鼓舞する選手がいてくれるといいのですが。

相変わらず藤山と今野の蹴り出しの精度がアバウトです。特に今野は、左サイドをえぐった時になかなかいいクロスを入れられるのだから、意識の問題でどうにかなるのではないかと思うのですけどね。

あと、徳永はトラップとドリブルをもう少し丁寧にやらないと。何度チャンスを無駄にすれば気付くのでしょうか。彼はもう、普通の選手で終わってしまいそうな勢いです。加地からレギュラーを奪った早大の徳永選手はどこに行ったのでしょうね?

ついでにあと一つ書くと、これは今日の試合に限らずいつもなんですが、なぜスローインをかなりの割合で相手に取られるのでしょうか。見兼ねたルーカスが下がってもらいに来るために前が薄くなり、結局チャンスになることはほぼ皆無です。次の試合まで2日しかないんだし、スローインの練習だけしてみればいいのに。(日数があっても、どうせ大した練習してないのだし)

●希望は・・・

全くない訳ではありません。ようやくワンチョペがゴールしました。彼自身もJリーグでやっていける手応えを感じつつあったところだったのではないでしょうか。

現在の東京はリーグ戦9試合で得点7、失点12です。失点はリーグで中くらいなのですが、得点はワースト3です。そこでワンチョペがコンスタントにゴールできるようになれば、自然と順位は上昇するはずです。

ワシントンやマグノアウベスは、悪い試合でも一撃でチームを救うことができるストライカーです。ワンチョペにそこまでの期待はできないでしょうが、彼らに続くクラスの働きはできる選手だと思っています。エースが苦境を救うことでチームに好循環が発生する可能性もありますし、ワンチョペの覚醒が負のスパイラルから抜け出すきっかけになればいいですねと、期待を込めて書いておくことにしましょう。

それでなくともルーカスは彼の2倍動きまわっているのだから、ルーカスの倍くらいはゴールしてもらわないと。

2007年の観戦試合数: 7

J1 第7節 FC東京×横浜FC

2007年04月21日 23時40分04秒 | 観戦記録
J1 第7節
FC東京 1-0(0-0,1-0) 横浜FC
2007年4月21日
味の素スタジアム

今シーズン味スタ初勝利。
スタジアムは幸せな空気に包まれていました。もしかすると、幸せではなく安堵だったのかもしれません。もし負けていたらと考えると、ホッとするのも無理はありませんものね。

決していい試合ではなかったし、得失点差が-5だったことを思うと、満足できる結果でもなく、最低限やるべきことを何とか果たしたというのが実状です。
それでも、今日くらいはあまりうるさいことを書かないようにしようと思います。

リーグ戦で勝ったのが大宮と横浜FCだけというのは楽観できる状態ではないけれども、それでも、もしかするとこれから楽しくなるかもと、ちょっと感じさせられました。
ルーカスとワンチョペ、彼らの間に「世界」が構築されつつあるのでは。ゲームで言うところの、連携がつながり出したという感じでしょうか。
そもそも、この二人が本領を発揮すれば、結果はともかくとして、サーカス程度には楽しめるはずなのだから、ようやくと言えばようやくなのですが。

とはいえ、次のホームゲームは5/3の鹿島戦。どうせ子どもがたくさん来てるのに間抜けな試合してがっかりさせるんだろうとか、チームを全く信用していない自分がここにいるんですけどね、困ったものです。

その前に次節はアウェイでの神戸戦ですが、レンタル先でポジションを得て、代表候補にまで成長した近藤祐介が東京ゴールに襲いかかってくるなんて、嬉しいシチュエーションじゃないですか。もともと潜在能力は高い選手だったし、何かやってくれることを期待しています(笑)
祐介にしろ増嶋にしろ、もっと早くレンタルに出しておけば、今頃は立派な戦力になっていただろうってことなんですよね。

2007年の観戦試合数: 6

ナビスコカップ 第4節 FC東京×磐田

2007年04月12日 01時43分07秒 | 観戦記録
Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第4節
FC東京 2-1(1-0,1-1) ジュビロ磐田
2007年4月1日
国立競技場

後半10分くらいからの観戦で、しかも寒すぎて震えながらの観戦だったので、内容はあまり憶えていません。とりあえず勝ててよかったですねという感じです。

僕が観ていた時間では、磐田の方がチャンスの数は多かったと感じました。今年の東京は、左サイドを突破されての失点が多いと思うのは気のせいでしょうか。

特に良かった選手は栗澤。周りがよく見えていて、使ってもよし、使われてもよしという存在感でした。最低でも中盤の選手は皆そうあってくれると、リーグ戦でも期待できるのですけれども。

試合後は久々にホープ軒へ。お腹が重たくなったので、総武線を途中の御茶ノ水で降りて、浅草橋まで歩きました。余計に体が冷えたかも。

2007年の観戦試合数: 5

J1 第5節 FC東京×新潟

2007年04月08日 01時43分25秒 | 観戦記録
J1 第5節
FC東京 1-3(0-1,1-2) アルビレックス新潟
2007年4月7日
味の素スタジアム

試合の内容や結果にいちいち言及するのも馬鹿らしいので、今日は以下のようにまとめておくにとどめます。

●パスの精度に問題あり

相手のプレッシャーがかかっており、スペースのない状態ならともかく、フリーの選手がフリーの選手にしっかりとパスを出せないのはいかがなものか。

ここでいう「しっかりとしたパス」とは、ボールを受ける選手の位置だけではなく、利き足や体の向きに配慮したパスのことです。パス回しが見事なチームでは、そんなことは当然だと思うのですが、東京は全然ですね。現代サッカーでは普通に要求されることであるにも関わらず、残念ながら現在の東京では、福西以外にそれができる選手はいないようです。能力でいうと、あとはせいぜい梶山といったところでしょう。

そして今野のクリアボールがまた酷かったですね。彼は能力が高いのは認めますが、控えめに表現しても攻撃面に知性が感じられません。なぜペルー戦で代表落ちしたのか、その頭でよく考えるといいでしょう。

もっと一本のパスを大事にしないことには、目指す攻撃サッカーには近づけません。技術の問題ですが、先天的なものではなくて日々の練習で向上させるものですから、意識の問題でもあります。つまり、今は何も練習していないのと同じだということです。ただボールを回して遊んでるのではなくて、選手どうしが思っていることを伝え合うだけで、だいぶ変わると思うのですが。

今日のクリアミスからの失点だって、プレッシャーのないところで適当に練習していた証拠でしょう。シンプルなプレーこそ、練習に取り組む姿勢が試合で現れるというものです。言動に底の浅さが見える人間がたまにいますが、それと同じです。そういう場合、本人は気付いていないものですが、東京の多くの選手もそうなんじゃないかな。

●糸口が見つかるまで、どう辛抱するか

そんな状態ですから、攻撃の形がないのも当然で、これはもう、しばらく我慢しなければならないことは目に見えているのですが、どうしのげばいいのでしょうか。

とりあえず、攻めに入ったら攻め切ること。今日唯一の得点(オウンゴール)も、攻め切ったことで生まれたのですから、もっと攻め切る回数を増やすこと。質の低さは、量でカバーするしかありません。

がんばってください。
僕も、あきらめずに観戦は続けますので。

2007年の観戦試合数: 4