ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

左手

2007年05月29日 01時41分47秒 | 雑記
asahi.comに「電車内で女性の胸さわった容疑、農水省課長補佐を逮捕」という記事がありました。

万世橋署の調べでは、浦川容疑者は26日午前0時10分ごろ、JR京浜東北線の東京―神田間を走行中の車内で、会社員の女性(31)の胸を左手でさわった疑い。

いやその、警察の取り調べでは「どっちの手でさわったんだよ!? えっ、左手? こうか、こうなのか?」みたいなことやってるんでしょうけど、別に記事に書くことでもないんじゃないかと。

キリンカップ

2007年05月28日 01時07分54秒 | 足球
はじめて日程を見たときから思ってたのですが、今年のキリンカップはひどいですね。モンテネグロとコロンビアは中1日で試合しなければなりません。

同じ時期にオランダ代表がアジアに来ていることを「アジア遠征のオランダ代表発表(スポーツナビ)」という記事で知ったのですが、マトモな日程であれば日本に呼べたのではないかと思うと残念でなりません。オランダにしても、韓国+タイよりは、日本+コロンビアの方がメリットが大きかったのではないでしょうか。

本当に日本の強化を望むなら、マスコミはこの日程がいかに馬鹿げたものであるかを伝えるべきだと思うのですが、そんな話は聞いたことがありません。

JFAがオランダにコンタクトを取ったのかどうかは知りませんし、すべて想像なんですけど。

軍鶏307

2007年05月27日 23時58分26秒 | 雑記
劇団桟敷童子の『軍鶏307』を観ました。この劇団の舞台を観るのは、昨年の『海猫街』に続いて2度目です。今回は、鈴木興産という会社の中の倉庫での上演でした。ケツ痛かったっす、勘弁してくださいよ。

2作観て感じたのは、この劇団の作品が、ストレートで古典的な傾向を持つということでした。直情的に訴えてくることを指しているのではありません。虐げられる者の描き方や、軍鶏307という希望の象徴の使い方のことです。それとも、「九州○部作」みたいに、たまたまそういう傾向の作品が続いているだけなのでしょうか。

ここで、ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』の一節を引用します。時は1968年、「プラハの春」に対するソ連の軍事介入を描いた場面の一部です。これはまさに「飛ベナイ鳥ハ鳴クシカネエ」ですが、ずっとドライな「鳴き方」です。

それにセックスに飢えている、かわいそうなロシアの兵隊たちの感情を刺激する信じがたいほど短いスカートをはいていた女たちがいて、彼らの前で誰かれとなくあたりを通る人とキスをしていた。(第2部-23)

もう少し例を挙げましょう。カミュの『ペスト』はメルヴィルの『白鯨』にインスパイアされて書いたものだそうですが、架空の都市における緊迫感あふれるスペクタクルに置き換えることに成功していますし、突然逮捕されて裁判にかけられる主人公の境遇を描いたカフカの『審判』は、何らかの虐げられた境遇の比喩だと解釈することもできるでしょう。もう数十年もすれば古典とみなされるようなこれらの作家ですら、すでに比喩化された舞台を使っているのです。

また、いわゆる現代劇というやつでも、軍鶏307などの何かを象徴するものは、穏喩として現れるか、もしくは現れることさえないのではないでしょうか。たとえわかりやすいものでも、軍鶏307のようにセリフで説明してしまうのは、かなり珍しいのではないかと感じました。

そういった表現の多様さを踏まえた上で、桟敷童子における古典的手法の必然性ということを考えてみるのも、ファンの方にとっては楽しいのかもしれません。多少の流行はあるでしょうが、表現の新旧が作品の良し悪しを決めるものでもないでしょう。新しくてもクソみたいな作品はたくさんありますしね。そして古典的でストレートなのがこの劇団の特徴なのではなく、全編を通して貫かれる力強さこそが最大の「売り」なのだとしたら、そのテイストは残した上で、現代的な作品を一度観てみたいと思うのです。古いからダメだと批判するつもりは毛頭ないのですが、日露戦争後の次は大戦直後という設定が続くと、申し訳ないですがちょっとね…

カードフェスタ

2007年05月27日 03時10分44秒 | トレーディングカード
今日は味スタ前のユーロスポーツで'07FC東京トレーディングカードフェスタというのをやっていたので、5パック買ってみました。スピードくじは2等でした。「え、結構すごくない?」と、ちょっと期待したのですが非売品ストラップでした。微妙。

カルビーのカードを集めていたことはありますが、こっちのを買うのは初めてです。選手も網羅されているし、品質もいいんだろうけど、どうも好きになれないんですね。カルビーのお手軽さも好きだし。

さっき購入したカードを開封してみたのですが・・・
ちょっともったいぶってみます(笑)

まず、全カードの構成を説明しておきましょう。
・レギュラーカード(31種)
・プレイングタイムベスト11カード(11種)
・ゴールゲッターカード(3種)
・ニューカマーカード(8種)
・開幕スターティング11カード(11種)
[インサートカード]
・Fan's Select(11種)
・最年長・最年少カード(2種)
・キャプテンカード(1種)
[スペシャルインサートカード]
・ジャージーカード(通常仕様)(6種)
※各300枚封入
・ジャージーカード(通常仕様)(6種)
※各50枚封入
・サインカード(20種)

次に、僕が買った5パックの内訳です。

・レギュラーカード→14枚
・プレイングタイムベスト11カード→2枚
・ゴールゲッターカード→2枚
・ニューカマーカード→1枚
・開幕スターティング11カード→3枚

以上です。

すいません、嘘です。
枚数が足りないって、足し算した人にはわかりますよね。

[インサートカード]
・Fan's Select→1枚
・キャプテンカード→1枚

まだ足りませんよね。
そうです、出たんですよ。

[スペシャルインサートカード]
サインカード→1枚

各300枚、50枚って書いてあるのは、ジャージーカードのことですよね、多分。
ってことは・・・

景品が微妙とはいえ2等を引いた時から、インサートくらいは入っているだろうとは思っていましたが、まさかねぇ・・・

実際扱いがすごいんですよ。インサートは1パックのうち5枚目に入っていたんですが、このサインカードは3枚目に入ってましたからね。丁重に保護されている訳ですよ。こういう面ではカルビーとは比較になりませんよね。あっちはスーパーで曲がり放題ですからね。

誰のサインカードだったかは伏せておきます。
いやぁ、カードフェスタ、おそるべしですな。
集める気はないけど、今後もカードフェスタの時だけ買ってしまいそうですよ。調子に乗って50パックくらい買っちゃったりとかして(笑)
他のスタジアムでもやるそうなので、日曜日にJリーグ観戦に行く人は買ってみては。

でもねぇ、コレクターはそうは思わないのかもしれないけど、サインってその選手から直接もらうから嬉しいんじゃないかと思うんですよね。

しかしこれ、正直、出たら出たで扱いに困るカードですな(苦笑)
僕よりも、このカードを所持するにふさわしい人がいると思うから。
どちらかといえばコレクターよりも、その選手の熱烈なファンに持っていてほしいとは思うのですが、馬鹿正直に譲ることもできませんよね。その人が転売しない保証はどこにもない訳ですし。
あぁ、何かつらい・・・



背景の徳永は今日のMDPの表紙というだけで(笑)、カードとは無関係ですので。

J1 第13節 FC東京×名古屋

2007年05月27日 00時08分06秒 | 足球
J1 第13節
FC東京 0-1(0-1,0-0) 名古屋グランパスエイト
2007年5月26日
味の素スタジアム

●悔やまれる失点シーン

ヨンセンとスピードスター杉本恵太の2トップに加え、本田圭佑という危険な攻撃陣を擁する名古屋をホームに迎えました。

ボールを奪いに飛び出して杉本に突破されるのは危険ですし、本田には高性能FKがあるのでペナルティエリア付近での軽率なファールはご法度です。またこの時期になると、昼間のゲームではハードプレスを90分敢行するのは無理だという事情もあります。序盤から名古屋が攻勢という伝え方もされていますが、東京の守備が慎重だったことは、想定できたことでしょう。そして東京の落ち着いた守備は、攻められながらもある程度はうまく対応していたと思います。失点の直前までは。

本田に飛び込めないでいるうちに、ヨンセンにスルーパスを通されてしまいました。本田の突破を警戒してか、守備陣の足が止まってしまったのですが、周囲の選手がヨンセンの動きについて声を出してあげてほしかったですね。土肥か、さもなくば伊野波か福西あたりが。本田に突破されたら次はシュートですから、土肥はもう本田しか見ていなかったかもしれません。そういったコミュニケーションもチーム力なんだなと実感させられた失点でした。

●不調は脱した

失点後しばらくは、東京のディフェンスにも迷いが見られましたが、何とか乗り切って前半を終えました。

後半開始からワンチョペがアウトで石川がイン。何だかなぁ。同じワンチョペ交代でも、金沢を入れて鈴木規郎を前に上げた方が、相手にとっては危険だったと思います。東京もそれなりに攻めましたが、赤嶺と栗澤の投入も虚しく試合終了。運もあったでしょうが、決定力ですかね。

ただ、後半はゴールに向かう姿勢が見えましたし、そういう時には相手ボールも高い位置で奪えるものです。シーズン序盤の不調からは脱したと判断してもいいでしょう。一気に中位まで上昇できるかという意味では、ぜひ勝っておきたかった試合ではありましたが、前が酷すぎたので、あまり責める気にはなりません(笑)
勝てなくても、ホームでは最低でもこれくらいのゲームをしてもらいたいですね、シーズンの最初から。

これからもっと暑くなりますが、東京の魅力はやっぱり前からのプレス。90分間は無理でも、局所的にはできるはずです。今日のように無抵抗でペナルティエリア近くまで攻めさせるのは、できるだけ減らしたい。対面の選手だけが対応するからそうなるのであって、一時期やっていたと思うのですが、前後から挟んで奪いにいけば、もっと前で奪う回数が増えると思います。前の選手はキツくなりますが。

まあ、シーズンを悲観したくなるような敗戦ではありませんでした。「アマシャー」もあったし、そう悪くない一日だったのではないでしょうか。
"not so bad"という感覚、僕は嫌いじゃありません。

2007年の観戦試合数: 10

J1 第11節 FC東京×千葉

2007年05月13日 02時56分33秒 | 観戦記録
J1 第11節
FC東京 4-1(1-0,3-1) ジェフユナイテッド千葉
2007年5月12日
味の素スタジアム

●開き直り?

水曜日のナビスコカップがひどかっただけに、今日のスタメンを見た瞬間に正直「終わったかも」と思いました。水野の対面となる左サイドバックには、引き続き鈴木規郎が入ります。しかもリチェーリがスタメンです。リチェーリは爆発力はありますが、プレーが一人だけチームから浮いているという印象を抱いていたので、期待と不安が半分です。何にせよ、規郎とリチェーリの2枚がいるとはいえ、水野が相手では東京の左サイドは一体どうなるんだと思っていたのは確かです。ヒロミ、開き直ったなと。

●プレス、プレス、プレス!

が、結果としてリチェーリの起用がずばり的中します。僕の見た限りでは、千葉は押し込んでくる相手に滅法弱いという印象がありましたが、今日は東京のプレスが素晴らしく、何度かいいチャンスを作ることはできたものの、思うようなサッカーができません。こうなると試合は東京のものです。前線のワンチョペ、リチェーリ、川口信男から始まるプレスは千葉をどんどん押し込み、奪ったボールはシンプルにサイドに展開されます。

最初は東京のサイドを心配したものですが、この展開では両サイドに水野、山岸という攻撃的な選手を配した千葉の方が不利になってしまいました。千葉のボールの運び方はよく訓練されていると思いますが、勤勉にこなしているだけのチームだとしか感じられませんでした。攻撃的なサッカーについての考え方はいろいろあると思いますが、攻撃的な守備をしているかどうかで判断するのが現在のスタンダードではないかと感じていますし、僕もその意味で「攻撃的」という語を使っています。そして今日に限っていえば、東京と千葉のどちらが攻撃的だったのかは明らかです。

●復活?

木金の間に何があったのかは知りませんが、東京は水曜とはまるで別のチームのようでした。表情など見えるはずもないのですが、いつもは淡々とプレーしているように見える梶山でさえ、必死にボールをキープしながら前に進む姿は、鬼の形相のようでした。こんなプレーを継続できたら、彼は日本一のセンターハーフになれるのに。

選手も監督もファンも、それぞれ言いたいことはあるでしょうが、やはりこれまでは気迫が足らなかったのだと思います。今日のような魂のこもった試合であれば、負けても納得するファンは多いはずです。

戦術面では、なぜあのプレッシングを今までできなかった(やらなかった)のかという疑問が残りましたし、千葉限定なのか今後も続けるのか注目ですね。
激しいプレスは警告や失点も増えますし、夏場の消耗の問題もあります。まさに諸刃の剣です。ただ、これまでほとんど何もできないまま得失点差-8まで来てしまった以上、得点を増やすメリットの方を選択したのかもしれません。まだ1試合ですが、いい意味での開き直りだったのではないでしょうか?

今日のような気持ちのいい試合をたくさん見たいと思っているのは確かですが、この戦術だけで行き詰まってきたことも知っています。結局2,3年前と同じところに戻ってきただけなのかもしれませんね。で、こっから先どうするよっていう・・・

でもやっぱり、僕は気迫の伝わりやすい鬼プレスが好きだなというのが、今日のところの結論です。
今年はじめて、サッカーの試合を観ました(笑)

●余談

ワンチョペのゴール(2点目)はリチェーリの素晴らしい奪取(ダッシュ)によるものですが、あのシーンでボールをかっさらわれたのが池田昇平だったんですね。彼にとって東京戦は鬼門なのでしょうか。「またお前か!」と思った人も少なくないのでは。

2007年の観戦試合数: 9

J1 第9節 FC東京×鹿島

2007年05月04日 00時24分34秒 | 観戦記録
J1 第9節
FC東京 1-2(0-0,1-2) 鹿島アントラーズ
2007年5月3日
味の素スタジアム

●采配に疑問

ほぼ互角でどちらが勝ってもおかしくない試合。でもどちらかといえば東京がやや優勢。

東京は選手交代によって、自らその流れを手放しました。
ワンチョペ→馬場憂太、石川直宏→鈴木規郎、栗沢僚一→梶山陽平、下がった3人は、いずれもいい局面に絡んでいた選手です。馬力のある鈴木規郎はともかく、他の2人は大きく流れを変えるタイプの選手ではありません。トーンダウンした東京が再び流れを取り戻すことはありませんでした。特にワンチョペがいなくなって怖さがなくなりました。憂太よりは赤嶺の方がよかったのではないでしょうか。

次の試合まで中2日という事情もあったでしょうが、それに配慮した選手交代が理由で勝点を失っては本末転倒です。(交代の本当の目的は知りませんが)
最低でも引き分けられたであろう試合を落としてしまった。選手交代の意味がわからない。多くのファンは、そう感じたのではないでしょうか。

1-1になる辺りまでは今シーズン最高の出来だと感じられただけに、残念でなりません。逆に気分が悪くなりましたし、正直、采配の限界を感じました。

●選手にも責任

ただし、問題なのは監督だけではありません。失点はいずれもセットプレーからですが、セットプレーになった経緯も含めて、集中力が切れるには早すぎたのではないでしょうか。そういうときにこそ、中心になって味方を鼓舞する選手がいてくれるといいのですが。

相変わらず藤山と今野の蹴り出しの精度がアバウトです。特に今野は、左サイドをえぐった時になかなかいいクロスを入れられるのだから、意識の問題でどうにかなるのではないかと思うのですけどね。

あと、徳永はトラップとドリブルをもう少し丁寧にやらないと。何度チャンスを無駄にすれば気付くのでしょうか。彼はもう、普通の選手で終わってしまいそうな勢いです。加地からレギュラーを奪った早大の徳永選手はどこに行ったのでしょうね?

ついでにあと一つ書くと、これは今日の試合に限らずいつもなんですが、なぜスローインをかなりの割合で相手に取られるのでしょうか。見兼ねたルーカスが下がってもらいに来るために前が薄くなり、結局チャンスになることはほぼ皆無です。次の試合まで2日しかないんだし、スローインの練習だけしてみればいいのに。(日数があっても、どうせ大した練習してないのだし)

●希望は・・・

全くない訳ではありません。ようやくワンチョペがゴールしました。彼自身もJリーグでやっていける手応えを感じつつあったところだったのではないでしょうか。

現在の東京はリーグ戦9試合で得点7、失点12です。失点はリーグで中くらいなのですが、得点はワースト3です。そこでワンチョペがコンスタントにゴールできるようになれば、自然と順位は上昇するはずです。

ワシントンやマグノアウベスは、悪い試合でも一撃でチームを救うことができるストライカーです。ワンチョペにそこまでの期待はできないでしょうが、彼らに続くクラスの働きはできる選手だと思っています。エースが苦境を救うことでチームに好循環が発生する可能性もありますし、ワンチョペの覚醒が負のスパイラルから抜け出すきっかけになればいいですねと、期待を込めて書いておくことにしましょう。

それでなくともルーカスは彼の2倍動きまわっているのだから、ルーカスの倍くらいはゴールしてもらわないと。

2007年の観戦試合数: 7

ハニカミ日記サービス?

2007年05月01日 01時43分20秒 | 雑記
Happilioハピリオ ハニカミ日記サービス」とかいう所からトラックバックが来たんですが・・・

宣伝しに来るのは別に構わんけど、「INFOMATION」って「ハニカミ日記サービス」よりも全然恥ずかしいでしょ?ってことで晒し上げ。もう何なんだろうな、サービス開始から3か月近くも経ってて気付かないなんて、恥という概念がないのかな? ハニカミ日記したくても、僕はそんな所のサービスは利用しませんよ。誰か親切な人は教えてあげるといいかもしれませんね。

まあ、近頃は小中学レベルの日本語さえ怪しい大学生がゴロゴロいるらしいから、「INFOMATION」って書けるだけでも上出来なのかもね。

グレート・ギャツビー(3)

2007年05月01日 01時19分46秒 | 雑記
フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』について好き勝手に書くシリーズの第3回です。以前のエントリーへのリンクは、いちばん下にあります。

●映画もみどころ満載

今回は、1974年にロバート・レッドフォード主演で映画化されたものをDVDを観て、いいなと思った点をまとめておきたいと思います。確か3度映画化されているのですが、現在国内で入手できるのは、この3度目の映画化だけのようです。1500円くらいで売っています。

かなり手抜きで、画像メインの進行です(笑)

タイトル

なかなかゴージャスなタイトルで始まります。

パーティー

きらびやかなパーティーのワンシーン。ジャズエイジって、日本におけるバブルと同じようなものだったのでしょうね。

字幕

このDVDは、日本語だけでなく英語の字幕もあるのが素晴らしいです。ただし、実際のセリフと字幕が微妙に違っていることが多いのが難点です。

正確なセリフは、下記のリンクで確認することができます。
The Great Gatsby Script - transcript from the screenplay and/or F. Scott Fitzgerald movie starring Robert Redford and Mia Farrow

キスシーン(1)

キスシーン(2)

キスシーン(3)

最後に、僕がこの映画で最も気に入っている、水に映ったギャツビーとデイジーのキスシーンです。気に入りすぎて、3枚もキャプチャーしてしまいました。美しすぎます。このシーンだけでも観る価値はあると思っています。

人物描写もいいですね。僕の主観も入っているでしょうが、デイジーとジョーダンが魅力的なのに対し、マートルは非常に下品な女として映っていますし、当然トムも最悪な男です。

ひとつ気に入らない点を挙げるとすれば、ニックのナレーションで終わるにも関わらず、原作の最後の段落が使われていないことです。あの格調高いフレーズで締めくくってこそ「グレート・ギャツビー」だと思うのです。

(つづく)


●以前のエントリー
グレート・ギャツビー(1)
グレート・ギャツビー(2)