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ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

ワールドカップ最終予選 日本-北朝鮮

2005年02月10日 03時23分09秒 | 観戦記録
2006 FIFAワールドカップドイツ アジア地区最終予選
日本 2-1(1-0,1-1) 北朝鮮
2005年2月9日
埼玉スタジアム2002

次戦以降または本大会のことを考えて、まず最初に言いたいことがある。
3-4-1-2は今すぐやめるべきだ。
4枚でバランスよく、かつ前線からの守備をより徹底した方が、攻守両面でいいと思う。

2002年夏以降、イタリアやドイツでさえ、多くのクラブが4バックへ速やかに移行した事実が何を意味するのか、もっとよく考えるべきだ。
4バックで結果が出ないからと3バックに変更したジーコにも辟易したが、本来はJリーグの問題だ。
(3-4-1-2でACLを制した先に何があるというのだろう?)

では試合の感想。

格上のチームが、いいサッカーをして勝つとは限らない。
まさにそれを実感させられるゲームだった。

正直、日本が組織的にプレスをかけたら、北朝鮮は全く対応できないだろうと予想してたんだけど、何故かそういう展開にはならなかった。

あと、1本のロングパスでやってほしいところを2本、3本でつなぐもんだから、ボールが逆サイドに渡る頃には、相手にしっかり読まれているというもどかしい状況が幾度となくあった。

その点で遠藤のゲームメイクが鍵になるかなと思って見てたんだけど、俊輔が入るまでは、何もしていなかったに等しい。
前後に挟まれて、とても窮屈そうにプレーしていた。

小笠原を遠藤の位置に下げた方が、後ろから危険なパスを出せていいんじゃないかなぁなんて考えてるうちに、同点になってしまった。

俊輔が入る時も、上に書いたように遠藤と交替してほしいなと考えつつも、でも小笠原と交替なんだろうなと思ってたら、ジーコの見せた采配は、田中誠に替えて4バック。
これがハマる。

俊輔は一人だけ別次元だった。
日本人が好む「トップ下の指令塔」を凌駕していた。

小笠原も積極的にポジションチェンジを行ない、前線のパス回しが高速化した。
遠藤のプレーもイキイキしはじめた。

ゴールへの積極性には相変わらず課題を残し、勝ち越し点はロスタイムまで待たねばならなかったが、ラスト20分は、なかなかセクシーであった。

ただ、高原と俊輔を投入するまで、どちらの方が攻撃的フィロソフィーにおいて上回っていて、いいサッカーをしていたのかは、言うまでもないだろう。
チャンスに前線に上がっていた人数を数えてみるだけでも、それは明らか。
ワールドカップに出るほどではないが、称賛に値する、いいチームだった。

2005年の観戦試合数: 2

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