ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

J1 第9節 FC東京×鹿島

2007年05月04日 00時24分34秒 | 観戦記録
J1 第9節
FC東京 1-2(0-0,1-2) 鹿島アントラーズ
2007年5月3日
味の素スタジアム

●采配に疑問

ほぼ互角でどちらが勝ってもおかしくない試合。でもどちらかといえば東京がやや優勢。

東京は選手交代によって、自らその流れを手放しました。
ワンチョペ→馬場憂太、石川直宏→鈴木規郎、栗沢僚一→梶山陽平、下がった3人は、いずれもいい局面に絡んでいた選手です。馬力のある鈴木規郎はともかく、他の2人は大きく流れを変えるタイプの選手ではありません。トーンダウンした東京が再び流れを取り戻すことはありませんでした。特にワンチョペがいなくなって怖さがなくなりました。憂太よりは赤嶺の方がよかったのではないでしょうか。

次の試合まで中2日という事情もあったでしょうが、それに配慮した選手交代が理由で勝点を失っては本末転倒です。(交代の本当の目的は知りませんが)
最低でも引き分けられたであろう試合を落としてしまった。選手交代の意味がわからない。多くのファンは、そう感じたのではないでしょうか。

1-1になる辺りまでは今シーズン最高の出来だと感じられただけに、残念でなりません。逆に気分が悪くなりましたし、正直、采配の限界を感じました。

●選手にも責任

ただし、問題なのは監督だけではありません。失点はいずれもセットプレーからですが、セットプレーになった経緯も含めて、集中力が切れるには早すぎたのではないでしょうか。そういうときにこそ、中心になって味方を鼓舞する選手がいてくれるといいのですが。

相変わらず藤山と今野の蹴り出しの精度がアバウトです。特に今野は、左サイドをえぐった時になかなかいいクロスを入れられるのだから、意識の問題でどうにかなるのではないかと思うのですけどね。

あと、徳永はトラップとドリブルをもう少し丁寧にやらないと。何度チャンスを無駄にすれば気付くのでしょうか。彼はもう、普通の選手で終わってしまいそうな勢いです。加地からレギュラーを奪った早大の徳永選手はどこに行ったのでしょうね?

ついでにあと一つ書くと、これは今日の試合に限らずいつもなんですが、なぜスローインをかなりの割合で相手に取られるのでしょうか。見兼ねたルーカスが下がってもらいに来るために前が薄くなり、結局チャンスになることはほぼ皆無です。次の試合まで2日しかないんだし、スローインの練習だけしてみればいいのに。(日数があっても、どうせ大した練習してないのだし)

●希望は・・・

全くない訳ではありません。ようやくワンチョペがゴールしました。彼自身もJリーグでやっていける手応えを感じつつあったところだったのではないでしょうか。

現在の東京はリーグ戦9試合で得点7、失点12です。失点はリーグで中くらいなのですが、得点はワースト3です。そこでワンチョペがコンスタントにゴールできるようになれば、自然と順位は上昇するはずです。

ワシントンやマグノアウベスは、悪い試合でも一撃でチームを救うことができるストライカーです。ワンチョペにそこまでの期待はできないでしょうが、彼らに続くクラスの働きはできる選手だと思っています。エースが苦境を救うことでチームに好循環が発生する可能性もありますし、ワンチョペの覚醒が負のスパイラルから抜け出すきっかけになればいいですねと、期待を込めて書いておくことにしましょう。

それでなくともルーカスは彼の2倍動きまわっているのだから、ルーカスの倍くらいはゴールしてもらわないと。

2007年の観戦試合数: 7

最新の画像もっと見る