ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

J1 第5節 FC東京×新潟

2007年04月08日 01時43分25秒 | 観戦記録
J1 第5節
FC東京 1-3(0-1,1-2) アルビレックス新潟
2007年4月7日
味の素スタジアム

試合の内容や結果にいちいち言及するのも馬鹿らしいので、今日は以下のようにまとめておくにとどめます。

●パスの精度に問題あり

相手のプレッシャーがかかっており、スペースのない状態ならともかく、フリーの選手がフリーの選手にしっかりとパスを出せないのはいかがなものか。

ここでいう「しっかりとしたパス」とは、ボールを受ける選手の位置だけではなく、利き足や体の向きに配慮したパスのことです。パス回しが見事なチームでは、そんなことは当然だと思うのですが、東京は全然ですね。現代サッカーでは普通に要求されることであるにも関わらず、残念ながら現在の東京では、福西以外にそれができる選手はいないようです。能力でいうと、あとはせいぜい梶山といったところでしょう。

そして今野のクリアボールがまた酷かったですね。彼は能力が高いのは認めますが、控えめに表現しても攻撃面に知性が感じられません。なぜペルー戦で代表落ちしたのか、その頭でよく考えるといいでしょう。

もっと一本のパスを大事にしないことには、目指す攻撃サッカーには近づけません。技術の問題ですが、先天的なものではなくて日々の練習で向上させるものですから、意識の問題でもあります。つまり、今は何も練習していないのと同じだということです。ただボールを回して遊んでるのではなくて、選手どうしが思っていることを伝え合うだけで、だいぶ変わると思うのですが。

今日のクリアミスからの失点だって、プレッシャーのないところで適当に練習していた証拠でしょう。シンプルなプレーこそ、練習に取り組む姿勢が試合で現れるというものです。言動に底の浅さが見える人間がたまにいますが、それと同じです。そういう場合、本人は気付いていないものですが、東京の多くの選手もそうなんじゃないかな。

●糸口が見つかるまで、どう辛抱するか

そんな状態ですから、攻撃の形がないのも当然で、これはもう、しばらく我慢しなければならないことは目に見えているのですが、どうしのげばいいのでしょうか。

とりあえず、攻めに入ったら攻め切ること。今日唯一の得点(オウンゴール)も、攻め切ったことで生まれたのですから、もっと攻め切る回数を増やすこと。質の低さは、量でカバーするしかありません。

がんばってください。
僕も、あきらめずに観戦は続けますので。

2007年の観戦試合数: 4

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