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ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

J1 第25節 FC東京-大分

2005年09月26日 00時03分24秒 | 観戦記録
J1 第25節
FC東京 0-0(0-0,0-0) 大分トリニータ
2005年9月25日
味の素スタジアム

前半の大分の攻撃はシンプルではあったが、ブラジル人だけで決めてしまう威力を秘めており、なかなか脅威であった。
それに西川周作、彼はいいキーパーだ。
名古屋の川島などより全然いいだろう。
東京のFW陣には、マグノアウベスのポストプレーをぜひ参考にしてもらいたい。
彼にボールを預けた瞬間に、チームのスピードが一気に上がるのを何度か見たはずだ。
それを実現するためには、くさびのパスがトップに入る前に、他の選手が走り込んでいることが必要だ。
なぜ今の東京の攻撃が一本調子なのかを知るヒントは、そこら中にあるのだが…

不満だらけの試合だったけれど、唯一希望を見出したのが、幻のゴールとなったシーン。
今野から右サイドの戸田へ、戸田のクロスをササがヘッドで落とし、左サイドから走り込んできた阿部がネットを揺らした。
この場面を演出したのが、今野のドリブルだった。
あのドリブルがチーム全体を押し上げ、一気に加速した。
この感覚をチーム全体が忘れないでほしい。
遅攻を磨いてほしいという解釈もできるけど、速攻であれ遅攻であれ、チームのイメージが一つになるようなワンプレーをもっと共有してくれたらと思う。
梶山も憂太も、試合展開を変えるだけの技術があるのだから、チームの意志となれるようなプレーヤーになってほしい。
ユースチームを、ただの予備校にしてはいけない。

2003年の東京は、強力なサイド攻撃が各チームから警戒されていた。
シンプルで、相手も分かっているはずなのだが、抜群の破壊力だった。
相手の嫌がることは、シンプルでも効果的なのだ。
あのサイド攻撃はチームの意志だったのだと思う。
もちろん、1トップにはアマラオ、トップ下にはケリーという、チームの意志の体現者がいたことを忘れてはならないけれど。

今日はオフサイドで幻の1点になってしまったけれど、そこで芽生えはじめた意志が本物であること、またそれがいつか大きく実を結ぶことを期待したい。

2005年の観戦試合数: 21

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