ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

J1 第13節 FC東京×名古屋

2007年05月27日 00時08分06秒 | 足球
J1 第13節
FC東京 0-1(0-1,0-0) 名古屋グランパスエイト
2007年5月26日
味の素スタジアム

●悔やまれる失点シーン

ヨンセンとスピードスター杉本恵太の2トップに加え、本田圭佑という危険な攻撃陣を擁する名古屋をホームに迎えました。

ボールを奪いに飛び出して杉本に突破されるのは危険ですし、本田には高性能FKがあるのでペナルティエリア付近での軽率なファールはご法度です。またこの時期になると、昼間のゲームではハードプレスを90分敢行するのは無理だという事情もあります。序盤から名古屋が攻勢という伝え方もされていますが、東京の守備が慎重だったことは、想定できたことでしょう。そして東京の落ち着いた守備は、攻められながらもある程度はうまく対応していたと思います。失点の直前までは。

本田に飛び込めないでいるうちに、ヨンセンにスルーパスを通されてしまいました。本田の突破を警戒してか、守備陣の足が止まってしまったのですが、周囲の選手がヨンセンの動きについて声を出してあげてほしかったですね。土肥か、さもなくば伊野波か福西あたりが。本田に突破されたら次はシュートですから、土肥はもう本田しか見ていなかったかもしれません。そういったコミュニケーションもチーム力なんだなと実感させられた失点でした。

●不調は脱した

失点後しばらくは、東京のディフェンスにも迷いが見られましたが、何とか乗り切って前半を終えました。

後半開始からワンチョペがアウトで石川がイン。何だかなぁ。同じワンチョペ交代でも、金沢を入れて鈴木規郎を前に上げた方が、相手にとっては危険だったと思います。東京もそれなりに攻めましたが、赤嶺と栗澤の投入も虚しく試合終了。運もあったでしょうが、決定力ですかね。

ただ、後半はゴールに向かう姿勢が見えましたし、そういう時には相手ボールも高い位置で奪えるものです。シーズン序盤の不調からは脱したと判断してもいいでしょう。一気に中位まで上昇できるかという意味では、ぜひ勝っておきたかった試合ではありましたが、前が酷すぎたので、あまり責める気にはなりません(笑)
勝てなくても、ホームでは最低でもこれくらいのゲームをしてもらいたいですね、シーズンの最初から。

これからもっと暑くなりますが、東京の魅力はやっぱり前からのプレス。90分間は無理でも、局所的にはできるはずです。今日のように無抵抗でペナルティエリア近くまで攻めさせるのは、できるだけ減らしたい。対面の選手だけが対応するからそうなるのであって、一時期やっていたと思うのですが、前後から挟んで奪いにいけば、もっと前で奪う回数が増えると思います。前の選手はキツくなりますが。

まあ、シーズンを悲観したくなるような敗戦ではありませんでした。「アマシャー」もあったし、そう悪くない一日だったのではないでしょうか。
"not so bad"という感覚、僕は嫌いじゃありません。

2007年の観戦試合数: 10

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