イソジンのひとりごと

普段の生活の中で気になること、どうでもいいことを誰にと言うわけでもなくお届けします。

うつ向く横顔何か悩んでいるの?その理由を教えて

2008-03-10 23:04:41 | Weblog
2008/3/10(mon)

週明けから雨で若干ながら鬱になります

今日、帰ってきてからいつものようにテレビをつけて、チャンネルを変えていたら、ふと「東京大空襲」という特番が放送されていました。
まぁ、歴史を学んだ人ならば知らない人はいないと思いますが、太平洋戦争末期の出来事です。

原爆と同様に東京大空襲でも多くの人の命が奪われたことと思います。
思えば、幼い頃祖母からこの話を聞いた記憶があります。
戦前は都内(当時の東京市内)に住んでいた祖父母一家は、戦争中、疎開のために群馬県の太田に移っていたそうですが、その太田から東京が赤く焼けている姿が見えたという話を聞いたことを思い出しました

その光景を想像するだけでゾッとします
この東京大空襲もある意味原爆と同じく大量虐殺に入るのでしょうね。
なぜならば、空襲を行うときに、中心点をあらかじめ決めておいて、その周りに爆弾ではなく焼夷弾を落として、その中心にいる人々を焼き殺したからです。

当時の日本は、木造住宅が多く、爆弾を落とすよりも燃やしたほうが火が広がっていき被害が大きくなると米軍は考えたのでしょう。
その後の光景は皆さん、学校の授業で写真を見たことがあるでしょうが、一面焼け野原です。

戦争というものはすごいもので、同じ人間通しがいとも簡単に殺しあうことができます。
普通なら、人、一人でも殺せば立派な殺人罪になるはずが、戦争だと、多くの敵を殺せばそれだけで英雄扱いです。
本当に異常事態になった人間のなすことって矛盾どころか狂気に満ちています。

今世界経済は、アメリカを中心に失速傾向になりつつあります。
こういう風に、経済がおかしくなっていくと昔を思い出してしまいます。
まぁ、短絡的にあの言葉を出すのはいかがなものかと思いますが、「歴史は繰り返す」という言葉があるように、うかうかなんてしていられません。

まぁ、今と昔の世情がまったく違うのと二度と過ちを起こさないという気持ちがあれば、大丈夫かとも思いますが・・・。

今日はちょいと歴史ネタになってしまいましたが、忘れてはいけないこともあるということを胸にしっかりと残してもらえればと思います。

明日もがんばって行きましょう~