細木さんの六星占術によると、旦那は今年から3年間、「大殺界」に入った。
反面私は、今年から3年間、「再会」・「財成」・「安定」といい年に入った。
「殺界」時期を上手く乗り越える方法は、できるだけ自分を抑え、耐えること。
数学でいえば、「マイナス」の時期に、自分にとって“したくないこと”──つまり、「マイナス」──の事をするのが、「プラス」に転じるということで、悪い運気を帳消しにできるのだ。
もし、この「殺界」の運気の時にお金を手にする事があれば、自分の為じゃなく、できるだけ人の為にお金を使うほうがいい。
そして、「殺界」時期に得たものを「殺界」時期にゼロにすることで、次にくる「いい運気」をいい形で迎えらるというのが賢い六星占術の使い方。
そんな「大殺界」時期に、以前、旦那は競馬で2万円近く手にした。
年末ジャンボ宝くじを買った以外は、自分の欲しいものより、ボーリングやお寿司をおごってくれて、既にその2万円はなくなった。
(回転寿司に行ったのに、私はそこで回っていたスイートポテトがいたく気に入ってしまった……)
そして更に数日前、またまた競馬で当てたらしい。
500円が5000円になったらしく、水曜日はピザをおごってもらった。
サイドメニューのグラタンやラザニアは“おとりわけサイズ”になっており、案の定と言うべきか、
旦那 「“おとりわけサイズ”ってどういう意味?」
──と聞かれてしまった。
言葉どおりだが…と思いつつ、
私 「みんなで取り分けられる大きさってことでしょ」
──と説明。
実際、“おとりわけ”のサイズでも、我が家にとっては一人分。家で作る一人分のグラタンより少ないというのは…。
いや、考えないでおこう…。
──で、木曜日は1000円分買ったロト6が「4等」当たり、その配当、9900円。
さて、次は何をご馳走してくれるのかな…と思っていたら、両替お駄賃900円…。
ちっ…。
やっぱ、欲を出すとダメだな…。
──にしても、この「大殺界」にこれほどくじ運がいいとは…。
守銭奴にならず、儲かったお金を使い切った結果だろうか?
だとすると、年末ジャンボはいくら当たるのか…。
旦那 「ジャンボで3億円当たったらどうする?」
──なんて、ありきたりの質問が飛び、
私 「とりあえず、地震に備え違う場所に別荘を建てて、残りのお金のいくらかは、神社とかボランティア系に寄付」
──と言うと、
旦那 「えぇ~…それはヤダ…」
──なんて小さな返事が返ってきた
旦那の好運気は我が家の好運気。
それを手にするためには、ある程度、寄付をさせよう。
ま…当たったらの話だが…。
いや…。
そんな運気の時に、一生もんの家を買っちゃいかんな…。