後ろから手を回すレン。
寒いので毛布にくるまるハナ。
すっげー、迷惑顔のハナ。
あー、あったかいなー。
さっきまで私が入っていたのよ、のハナ。
私の膝の上で暖を取っていたハナ。
そこへレンが割り込んできて、「うっとおしいわ」とばかりに逃げてクッションに逃げたハナ。
──にも拘らず、レンがあとをついてきて、「一緒にクッションの上に乗せてよ」と近付いて行ったので、機嫌の悪いハナ。
…ん?
手振れ?
ほら、耳。
実は…。
そう、同じ格好でレンの後ろにハナがいるだけ。
体のデカいレンが前にいたからできる事ですね(笑)