コロナがあって会社の花見も忘年会もなくなりましたが、久々に“飲み会”があった旦那の会社。
大抵会社で飲んだ後は、うっとおしいくらいに酔っぱらうから好きじゃないんですが…。
──ってか、あの飲んだ後、一度地面とかにひっくり返ったら起きてこないって何なんですか。ほんと面倒臭い…。
以前は自宅マンションの駐車場でひっくり返って何を言っても起き上がってこず、放っておきたい気持ちは山々だったんですが、冬の寒空の中放っておいたら死んじまう。
知らない所で凍え死ぬのはしょうがないにしても、知ったうえで放っておいて死んじゃったら…ほら、やっぱり自分も罪に問われるじゃん?(笑)
──という事で、何とか「ほら、起きろー」って何度も言いながら家に連れて帰ってきました。
それ以降、とりあえず歩けなくなるまで飲むなと言い聞かせ、飲む前は必ずウコンを飲ませるようにしました。
それからは、何とかちゃんと歩いて帰れるくらいにはなったんですけどね。
ただ──
旦那の運命は「事故」とか「骨折」が付いて回ります。
結婚してから何度入院した事か…。
厄年の時には「厄払い」に行き、そこから数年は無事に過ごせましたが、それからは定期的に何かがある…。
そんなわけで、最近は2年に1度「厄払い」に行くようになりました。
コロナ前の飲み会では、自転車に乗って帰ってきたものの自宅マンションの駐車場入り口がちょうど段差になっていて、そこを乗り越えられず転倒。
「あー、痛い…」と言いながらリビングで寝ころんでいたので見てみたら、明らかに鎖骨が折れている…。
そのまま救急外来に連れていきましたよ。
そして今回の飲み会。
迎えに行って車の中で待っていると、後ろの歩道をこっちに向かって歩いてくる人物が一人。
暗くて顔が分からなかったのですが、“あれがそうかな…。旦那かな…”とサイドミラーで見ていました。そしてそのサイドミラーから一瞬目を離し、再びミラーを見てみたら、その人物が見えなくなったんですよね。
あら、違う人だったのか…?
──と思っていたら、十数秒後くらいに助手席のドアが開いたので、“あぁ、やっぱり旦那だった”と思い、家に帰りました。
そしてマンションの玄関ホールに入って明るいところで旦那の顔を見たら…。
右の頬骨とおでこが血だらけ…。
「は!? なに!? 転んだの!? いつ!? どこで!?」
しかも右の眼鏡のレンズがなくなってるし!
聞けば、車に乗り込む直前に転んだと。
それを聞いてハッとしました。
あの時か!
一瞬目を離してミラーを見た時に姿が消えていた時!
あの時、実は転んでいたのか…。
手もケガをしていたので、一応地面に手を付いたみたいですけど、酔っぱらいの体に力なんか入りませんわな。
手を付いたものの、力が入らずそのまま顔面を打ち付けた、という事らしい。
朝起きて骨折のような痛みはないか確かめれば、どうやらそれはないらしく軽いケガで済んだようです。
そして今年は「厄払いをした2年目」。
つまり、来年「厄払い」をする予定だったので、効力が切れかかっているのだと改めて実感した次第であります。
もー、ほんと酔っぱらいってイヤだわ…
まぁでも、大事にならずに済んでよかったですけどね。