Runrun日記

最近読んだ本-はやぶさ新八御用帳



平岩弓枝 著  「はやぶさ新八御用帳(一) 大奥の恋人」 講談社文庫
平岩弓枝の著作を読むのは、初めてかも知れない。
大奥のごたごたは、あまり面白味がない。お鯉と新八郎との関係が気になるが、お鯉はこれ以後、このシリーズには登場しないのだろうか?

平岩弓枝 著  「はやぶさ新八御用帳(二) 江戸の海賊」 講談社文庫
これは推理小説?ミステリー?テレビで見た事があるかも?
飛鳥山で起きる殺人から物語が始まる。私は東京(江戸)の地理に不案内だから、飛鳥山ってどこにあるか知らない。
話はお決まりの時代小説で、大名家のお家騒動から端を発したもの。船の帆柱に、女を括り付ける幽霊船の設定が面白い。事件解決の筋書きが面白い。

藤沢周平 著  広重「名所江戸百景」より 飛鳥山
そういえば、藤沢周平が飛鳥山を書いていた。昔読んだ短編だが、気になってまた読んでみた。芝草の上に緋毛氈を敷いての花見の宴。石女のおんなが子供をさらう。”江戸の海賊”の飛鳥山は、なんとなく暗いイメージだが、こちらは明るい花見の景色!

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