ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

読書するサルの備忘メモ 06’ 08

2006-09-03 19:22:48 | Books
8月
高千穂遥「自転車で痩せた人」NHK出版
柴田よしき「フォー・ディア・ライフ」講談社文庫(再読)
柴田よしき「フォー・ユア・プレジャー」講談社(再読)
柴田よしき「星の海を君と泳ごう」光文社文庫
呉智英「犬儒派だもの」双葉文庫
今野敏「白夜街道」文藝春秋社

今月のひと言:
す……少ない!
というのも、実は「一気に読もう」と買い溜めてあるシリーズものが3つあったり
そっちの購買欲で読書欲が削られてるようで。

なんてことはさておき、今月言いたいのは
「しっかりしろ! 文藝春秋社!」です。

某hanabi嬢はご存じのことなのだけども、実はオレ、こっそり今野敏コレクターなんです。
この人、最近になってやっと吉川英治文学新人賞なんてものを受賞しましたが
ずーーーーっと昔から、きっちり作品をたくさん書き飛ばしている
日本版ペイパーバックライター。
基本、格闘系の人で(自身も道場持ってたり)、言うなればライトノベルの人。
しかしここ数年、ベイエリア署シリーズ(これ、警察小説の傑作だと思う)などを書き、
ツウの間でも再評価な人なんですよ。

でもね、売れないの。
何でだか、売れないの。

だからね。
「新刊の帯にくらい、シリーズ既刊の案内を書け、文藝春秋!」

棚営業も弱いし、ラインナップも強くないんだからさあ、
せめて「販売時の機会損失」だけは、避けようよ……。
巻末に1P、既刊を紹介するんだったら、帯に書こう、ね。
人は「ついでに」って買うものだからさあ。

ってことで、2冊(現在)のシリーズなのに、
これから1冊目ですよ、読むの。ええ、ちゃんと買いましたよ。

ほんと、そこまで考えて新刊出してあげてくださいませ、編集さん。
もちろん、読者に対しても不親切です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
(´・ω・`) (neri)
2006-09-05 23:21:21
自転車で痩せた人…とか読んでるし。

しかも、トップ表\示!

意気込み? 願望…?
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もちろん (ロイ)
2006-09-15 01:39:15
意気込みです。

地道に頑張ってます。

いや、マジで。

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