ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

読書するサルの備忘メモ 06’ 02~03

2006-04-06 03:23:52 | Books
2月&3月

北森鴻「緋友禅」文春文庫
畠中恵「アコギなのかリッパなのか」実業之日本社
スティーヴン・ブルースト「勇猛なるジャレグ」ハヤカワ文庫
加納朋子「てるてるあした」幻冬社
ジェイムズ・スウェイン「カジノを罠にかけろ」文春文庫
ジェイムズ・スウェイン「ファニーマネー」文春文庫
ロバート・アスプリン&ジョディ・リン・ナイ「個人情報、保護魔法!」ハヤカワ文庫
大沢在昌「パンドラ・アイランド」徳間書店
マークース・ズーサック「メッセージ The First Card」ランダムハウス講談社
マークース・ズーサック「メッセージ The Last Card」ランダムハウス講談社
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ③」講談社
マーセデス・ラッキー「失われし一族」上下 創元推理文庫
伊坂幸太郎「終末のフール」集英社
吉野朔実「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」角川文庫
ローレンス・ブロック「皆殺し」二見文庫


今月のひと言:
一冊も違えず、この読書傾向とまるかぶりする人がいたら、
通院をお勧めします。
ってくらいにバラバラ。
何でだか冊数が少ないのは、今月があまり読書ブームじゃなかったから、か。

大傑作、というわけでもないけど、やっぱブロックはいいわ。
職人。
惚れるね。


読書するサルの備忘メモ 06’ 01

2006-02-17 01:01:04 | Books
1月
ウィリアム・C. ディーツ「帝国を継ぐ者―ギャラクティック・バウンティ」ハヤカワ文庫
荻原浩「コールドゲーム」新潮文庫
荻原浩「オロロ畑でつかまえて」集英社文庫
荻原浩「なかよし小鳩組」集英社文庫
野沢尚「殺し屋シュウ」幻冬舎文庫
東直巳「ススキノ、ハーフボイルド」双葉文庫
荻原浩「あの日にドライブ」光文社
荻原浩「誘拐ラプソディー」双葉文庫
荻原浩「母恋旅烏」双葉文庫
大沢在昌「魔女の笑窪」文芸春秋社

今月のひと言:
何でだか、荻原浩月間。
ハギワラではなくオギワラ。
覚えておいて損のない作家さんです。

読書するサルの備忘メモ 05’12

2006-01-01 00:18:29 | Books
12月

山本一力「深川黄表紙掛取り帖」講談社文庫
松尾由美「ハートブレイク・レストラン」光文社
松尾由美「いつもの道、違う角」光文社文庫
イアン・ランキン「紐と十字架」ハヤカワミステリ文庫
打海文三「ぼくが愛したゴウスト」中央公論新社
伊坂幸太郎「砂漠」実業之日本社
樋口有介「月への梯子」文藝春秋
打海文三「裸者と裸者(上下)」角川書店
松尾由美「雨恋」新潮社
荻原浩「神様からひと言」光文社文庫
若竹七海「心の中の冷たい何か」創元推理文庫
松尾由美「おせっかい」幻冬社
松尾由美「ジェンダー城の虜」ハヤカワ文庫
松尾由美「瑠奈子のキッチン」講談社


ひと言:
松尾由美、既刊で未読はあと2冊になりました。イエイ。
もし、お近くの古本屋とかで
「マックス・マウスと仲間たち」朝日新聞社
「異次元カフェテラス」アルゴ文庫
を見かけたら、買ってください。買います。
絶版なんです。

しかし、今月は「本を読む、雑誌を編集する、本を書く」と、
寝る食う出す以外の時間は、ほとんど日本語漬け。
ちょっとパンク気味です。
が、このくらい働いても、きっと
同年代の家庭持ちの男たちよりは働いてないんだと思ったり。

ってことで、旧年中はお世話になりました。
本年は、より一層、優しくしてください。



読書するサル備忘メモ 05’10&11

2005-12-02 17:13:16 | Books
10月
打海文三「時には懺悔を」角川文庫
打海文三「苦い娘」中公文庫
打海文三「そこに薔薇があった」中公文庫
打海文三「兇眼」徳間文庫
打海文三「されど修羅ゆく君は」徳間書店
打海文三「愛と悔恨のカーニバル」徳間書店
打海文三「ロビンソンの家」中央公論社C☆NOVELS
打海文三「一九七二年のレイニー・ラウ」小学館
伊坂幸太郎「魔王」講談社
大沢在昌「亡命者 ザ・ジョーカー」講談社

11月
ハーラン・コーベン「唇を閉ざせ(上・下)」講談社文庫
本多孝好「MOMENT」集英社文庫
ブライアン・ジェイクス「海賊船の財宝」早川書房
芦原すなお「雪のマズルカ」創元推理文庫
ロバート・クレイス「破壊天使(上・下)」講談社文庫

ひと言:
今月も相変わらず文三フェア。
「ロビンソンの家」を読んでから「一九七二年の~」を読むと
とてつもなく幸せ。
小説家とはなんぞや、ということにも触れられる気がする。
あくまでも、気がするだけ。
そんなことどーでもよくても、文三ちゃんは面白い。

もちろん幸太郎ちゃんは、素晴らしい。
そろそろどっしりながーいのを読みたい。
何なら1年くらい読めなくてもいいから……。

読書するサル備忘メモ ’05.09

2005-10-08 02:36:40 | Books
9月
ハーラン・コーベン「ノー・セカンドチャンス(上・下)」ランダムハウス講談社文庫
井上祐美子「海東青 摂政王ドルゴン」中公文庫
打海文三「ハルビン・カフェ」角川文庫
宮沢章夫「青空の方法」朝日新聞社
畠中恵「おまけのこ」新潮社
東山彰良「さようなら、ギャングランド」宝島社
井上祐美子「海東青」中公文庫

ひと言:
友人に勧められた打海文三に、現在、ラブ。
次々と買ってます。
「海東青」は、清朝成立のお話なんだけど、
歴史的な流れの中で、韓国の「小中華思想」とか分かって、
とても勉強になったっす。
ハーラン・コーベンに関しては、いつか
ローレンス・ブロック、R・クレイスとかと
並列で語ってみたいもんです。





読書するサル備忘メモ ’05.03&04

2005-05-01 01:00:05 | Books
3月
大沢在昌ほか「小説ルパン三世」双葉社
フリッツ・ライバー「霧の中の二剣士」創元推理文庫
鯨統一郎「新・世界の七不思議」創元推理文庫
加納朋子「レインレイン・ボウ」集英社
チャック・パラニューク「サバイバー」ハヤカワ文庫

4月
ローレンス・ブロック「処刑宣告」二見文庫
伊坂幸太郎「チルドレン」講談社
大沢在昌「ニッポン泥棒」文藝春秋

ひと言:
仕事で死んでいたことを如実に反映した
この少なさ……。
どうやら、オレの小さな小さな集中力くんは、
仕事に行っちゃうと、読書方面にはお留守になっちゃうらしい。
その証拠に、「読みかけの本」が
二桁ありますよ……。
駄目な人だなぁ。

読書するサル備忘メモ ’05.02

2005-03-04 23:22:07 | Books
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」徳間書店
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「アブダラと空飛ぶ絨毯」徳間書店
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「七人の魔法使い」徳間書店
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「トニーノの歌う魔法」徳間書店
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法がいっぱい」徳間書店
芦原すなお「月夜の晩に火事がいて」創元推理文庫
北森鴻「孔雀狂想曲」(集英社)
恩田陸「Q&A」幻冬社

ひと言:
意外と少ない……。
というのも、岩波書店の同時代ライブラリーとかを読み始めちゃって
でも、読破しきれなくって、難航中(笑)。

コレを書いている今現在、お腹下してひーこら言ってるので
今日もあんまり読めないっぽいし。
何だか、不調な今日この頃です。
ぴー。

読書するサル備忘メモ ’05.01

2005-02-02 02:42:14 | Books
ロバート・アスプリン&ジョディ・リン・ナイ「今日も元気に魔法三昧!」ハヤカワ文庫
牧野修「蠅の女」光文社文庫
永瀬隼介「ポリスマン」幻冬社
若竹七海「死んでも治らない」光文社文庫
井上夢人「クリスマスの4人」光文社文庫
米澤穂信「春期限定いちごタルト事件」創元推理文庫
あさのあつこ「バッテリー」Ⅲ角川文庫
フリッツ・ライバー「魔の都の二剣士」創元推理文庫
フリッツ・ライバー「死神と二剣士」創元推理文庫
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いはだれだ」徳間書店
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「クリストファー魔法の旅」徳間書店
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「呪われた首還の物語」徳間書店

ひと言:
ダイアナおばさん三昧。
この人のストーリーテリングの才は、もう、名匠というか
天才的というしかない、と言うレベル。
ただ、徳間書店がハウルに先駆けて紹介した「クレストマンシーシリーズ」
(「魔法使いはだれだ」「クリストファー魔法の旅」など)は
残念ながら、前半部分がどうにも面白くない。
ま、最後まで読めば面白いことは保証済みなので
途中で放り出さないで読めるだけイイんだけども。

やっと出ました「バッテリーⅢ」。
あとがきを読むと、絶対友だちになりたくないタイプの人なんだけど
作品は素晴らしい。早く続きが文庫化されないかなぁ。

今月の拾いモノは、永瀬隼介「ポリスマン」。
格闘モノにありがちな「不必要な思い入れ」が極力抑えられてて
バランスのよい出来だった。
バランスこそ大事、とghidも言ってることだし。

読書するサル備忘メモ ’04.12

2005-01-12 23:04:40 | Books

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「呪文の織り手」創元推理文庫
畠中恵「ねこのばば」新潮社
ブライアン・ジェイクス「幽霊船から来た少年」早川書房
ディック・フランシス「烈風」ハヤカワ文庫
柴田よしき「RED RAIN」角川春樹事務所


ひと言:
す、少ない……。
そりゃ、年末年始もなく働いてましたからね。
今月の拾いモノは「幽霊船……」。
ひっじょーに出来のいい少年向け小説です。
っつーか、ドキドキしながら読みました。


読書するサル備忘メモ ’04.11

2004-12-12 23:41:05 | Books

伊坂幸太郎「グラスホッパー」角川書店
新野剛志「八月のマルクス」講談社文庫
新野剛志「もう君を探さない」講談社文庫
新野剛志「罰」幻冬社文庫
ファーン・マイケルズ「シスターフッド」二見文庫
東直己「古傷」光文社文庫
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「聖なる島々へ」創原推理文庫
吉田修一「パークライフ」文春文庫
加納朋子「ななつのこ」創元推理文庫(再読)
加納朋子「魔法飛行」創元推理文庫(再読)
加納朋子「スペース」東京創元社
加納朋子「掌の中の小鳥」創元推理文庫(再読)

ひとこと:
月末死んでいた割には、そこそこの量。
前半飛ばしたからだと思われます。
加納朋子の新刊を読むために、シリーズ既刊を読んだんだけど
やっぱ、この人は、上手だな、うん。
あと、新野ブーム(プチ)も、我ながら面白い。

読書するサル備忘メモ ’04.10

2004-10-31 03:06:43 | Books
一橋文哉「三億円事件」新潮文庫
ピエルルイジ・コッリーナ「ゲームのルール」NHK出版
川端裕人「リスクテイカー」文春文庫
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「詩人たちの旅」創原推理文庫
米村圭五「退屈姫君海を渡る」新潮文庫
東直己「立ちすくむとき」ハルキ文庫
北森鴻「共犯マジック」徳間文庫
新野剛志「どしゃ降りでダンス」講談社文庫
シェイマス・スミス「名無しのヒル」ハヤカワ文庫

ひとこと:
今月も少ないです……。
月頭の激務と旅行、その後の緊急缶詰が響いたかなあ。

そんな中、食い入るように読んだのが「詩人たちの旅」。
大好きなダイアナ・ウィン・ジョーンズの新作だったので。
で、最近知ったんですが、この人、どうも
「ハウルの動く城」を書いてたんですね。
なんだか、少し残念(笑)。
まぁ、映画公開間近になったら、入手困難だった旧刊も
店頭に並ぶようになるだろうから、それでもいいかな。
「ゲームのルール」は、仕事先のタバコ部屋横の本棚にささっていて
吸いに行くたびに読んでたら読破。
意外な名文で、ちょっとびっくり。


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読書するサル備忘メモ ’04.9

2004-10-07 14:39:00 | Books
鈴木光司「エール」徳間文庫
パオロ・マッツァリーノ「反社会学講座」イースト・プレス
ティム・ボウラー「川の少年」早川書房
K・A・アップルゲイト「アニモーフ①」早川書房
大沢在昌「ザ・ジョーカー」講談社ノベルズ(再読)
I・フェッチャー「だれが、いばら姫を起こしたのか」ちくま文庫
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ②」講談社
畠中恵「百万の手」東京創元社

ひとこと:
今月もびっくりするくらい少ないです。
まぁ、死ぬほど働いていたので、仕方がないか……。
そんななかでも、すっげー拾いモノが「反社会学講座」。
いやぁ、面白い。
原稿書きのモチベーションアップにも役に立ってくれたし
出来も秀逸。
かなり、お奨め。

読書するサル備忘メモ ’04.8

2004-09-05 20:27:07 | Books

ローレンス・ブロック「砕かれた街」(上)二見文庫
ローレンス・ブロック「砕かれた街」(下)二見文庫
戸松淳矩「名探偵は最終局に謎を解く」創元推理文庫
青井夏海「陽だまりの迷宮」角川春樹事務所
松尾由美「安楽椅子探偵アーチー」創元クライムクラブ


ひとこと:たったの5冊。
忙しかったのもそうだけど、
とにかく「砕かれた街」が長かったっす。
でも、ブロック先生の近作なので、もちろん満足。
オレは読んだ本の中に書いてあるセンテンスなんて
たいがい読み飛ばしちゃうんですけど、
ブロック先生の作品は、いくつかメモを取ってます。
こういう系統の日本人作家、誰かいないかなぁ。

読書するサル備忘メモ ’04.7

2004-08-01 02:06:37 | Books

鳥海尽三「小説どろろ」(一)学研M文庫
鳥海尽三「小説どろろ」(二)学研M文庫
鳥海尽三「小説どろろ」(三)学研M文庫
東野圭吾「探偵倶楽部」祥伝社文庫
柴田よしき「ふたたびの虹」祥伝社文庫
あさのあつこ「バッテリー」Ⅰ角川文庫
あさのあつこ「バッテリー」Ⅱ角川文庫
滝本竜彦「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」角川文庫
戸松淳矩「名探偵は九回裏に謎を解く」創元推理文庫
泡坂妻夫「比翼」光文社文庫
小川洋子「博士の愛した数式」新潮社
武田ティエン「沈む魚」宝島社

読書するサル備忘メモ ’04.6

2004-07-12 10:25:42 | Books
パーネル・ホール「サスペンスは嫌い」ハヤカワ文庫
松尾由美「スパイク」光文社
ベッツィー・ハウイー「サーカス・ホテルにようこそ!」早川書房
ジョージア・ビング「モリー・ムーンの世界でいちばん不思議な物語」早川書房
トマス・ロックウェル「ミミズ・フライの食べ方」早川書房
東直巳「悲鳴」ハルキ文庫
新庄節美「聖夜は黒いドレス」創元推理文庫
川端裕人「The S.O.U.P」角川文庫
戸松淳矩「名探偵は千秋楽に謎を解く」創元推理文庫
李小牧「歌舞伎町案内人」角川文庫
熊谷真菜「たこやきのナゾ」草土文化
清水義範「バードケージ」NHK出版