十勝、広尾町の海岸沿いの国道336号は通称「黄金道路」と呼ばれています。
金を敷き詰めたように資金が費やされた道路という意味だそうで、
崖沿いを走る道路建設に膨大な費用がかかったのでしょう。
景色は見事です。
その道路沿いにフンベの滝があります。
ちょうど水が崖から染み出すように流れていて
とても暑い日だったので冷たい空気が気持ちよかったです。
滝壷をみると、これはクレソンでしょうか?
水の中に根を張ってきれいな青草が広がっていました。
そして白いセリ科の花。
こちらの地方には多いのですが、もう花が終わっているものが多い中、
これはまだきれいに咲いています。
花図鑑を見ると同じようなもので名前の違うものが沢山あって、
私にはまだ全然区別がつきません^^;
エゾノヨロイグサ、アマニュウ、オオバセンキュウ、エゾノシシウド、オオハナウド、オオカサモチ
葉の大きさや茎の色などが違うのでしょうけど、
識別は難しそうです~
そして同じく海外沿いの広葉樹で覆われた森林の中に
「日本一オオパナエンレイソウ群生地」がありました。
今は花の時期ではなく、葉ももう枯れてしまっていますが、
5月にはこの森全体が可憐な白い花で覆われるようです。
入口のカラマツ草とハマナスがきれいでした。
いつか行ってみたい場所ですね^^
キタキツネ お座りして、かわいい!!!!
黄金ロード。。。最初 ゴールドが探せば出てくるのか、と思いました (爆) この手の道 日本中に・・・土木王国。
要らない道も沢山あると思う。誰が決めるんだろう?
まぁ 自然がいっぱい、よね。
私も自転車か徒歩だと もっと色々 見つけられるのでしょうが 車で「ブーーー」だから そんしてる・・・?
時間の余裕ができたら ナビ使って ウロウロしょうかな?
黄金道路の由来には驚きました!
オオパナエンレイソウは、説明書きを読んで
思わず「はあぁ…」と感動、絶句してしまいました。
こぼれ種が落ちてから開花まで10年もかかるんですね!!
それはそれは気が遠くなるような年月です。
この群生地、大事に守っていかなきゃなりませんね。
この森が白い花で埋め尽くされる5月に訪れてみたいものです。
オオパナエンレイソウをきっかけにエゾエンゴサクを連想しました。
数年前、大好きだったドラマで見たエゾエンゴサク。
花が終わると葉も枯れてしまい、球根だけが地中で春を待つ
…そういう植物があるんですね。
北海道には多いのかしら。
スケールは確かに違いますよね~
私の住んでいる道央圏とも全然違ってまして、
とにかく広かったです。
そしてこの畑は一体だれが管理しているのだろうと不思議になるくらい、民家もなかった・・・
ときどき牛の農場があったりして、とにかく北海道にしかない風景でした。
またポツポツとアップしていきますので、
お暇な時にのぞいて下さい。
とよこさんはドライバーの腕がありますから、
ドライブ楽しんでください^^
れびっとさん
初めの写真のもっと先には襟裳岬があります。
まだ行けてないのですが黄金道路の続きを走ってみたいですね。
オオバナノエンレイソウの説明書きを読んで下さったのですね。すいません、読みづらかったでしょうに。
これはいわゆるスプリングエフェメラルという種類で
広葉樹の葉が展開する前に花を咲かせて、
受粉を終わらし、子孫を残すタイプ。
雪解けとともに花を咲かせます。
カタクリやエゾエンゴサクも同じ種類です。
どちらも花が咲くまで何年もかかります。
こうした群落は北海道には多いですが、森の管理が行きとどかないとササなどの下草が生い茂り、これらの花は咲かなくなるようです。
ですが、何かの拍子で下草が刈られると(例えば山火事だったり人間の手だったり)、
何十年も何百年もこの日を待っていた種が発芽するそうです。
植物の発芽には不思議の世界が沢山ありそうですよ^^