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エンジン分解腰上編

2011年02月20日 | インポート
エンジン分解腰上編
エンジン分解腰上編
エンジン分解腰上編
エンジン分解腰上編
エンジン分解腰上編
エンジン分解腰上編
SR500のエンジン分解修理のご依頼を頂きました。

症状としては、始動・アイドリング・走行にはさほど支障がない程度なのですが、ヘッドまわりからの小さなカタカタ音と、エンジン停止をしたときの止まり方が気になりました。エンジンを停止した場合、通常ブウゥン。。。と惰性がありますが、 どぅも、ブンッ。 と、 慌てて止まる感じが気になっていました。

開けてみると、あやしい箇所が2つ。

シリンダーの北側(排気側)に数本の縦傷が。 かなり浅いので、上記症状の直接的な原因ではないと思われます。

もう1つは、インテークバルブのガタです。 異音の原因はこちらが濃厚です。 バルブとバルブガイドに隙間が出来る為にバルブシールを通り越して、シリンダーヘッド内に吹き返しの跡が確認出来ます(画像3枚目)。 また、画像1枚目のインテークバルブと2枚目のエキゾーストバルブを比較すると、インテークバルブはシート面にアタリが出ていないことも確認出来ます。

すでに5万キロオーバーのお疲れ様エンジンなので、ロッカーアーム+ロッカーシャフト、カムチェーン、カムスプロケットも交換します。 もちろん、バルブ+バルブガイド、ピストンまわり+シリンダーも交換します。

ロッカーシャフトにマイナスドライバーで取れるような切りかきがありますが、まわして取るのではなく、叩いて抜きます。 ダルマ落としの要領です。 自動車の部品でも、スリーブヨークと言って、同じ要領で抜いたりする部分があります。 今は特殊工具とかあんのかな。。。

長々と書いてしまいましたが、 実は、 同業者の方が、「 モーターサイクル ヘビーメンテナンス ・仙台のバイクショップ店長が整備した記録 」 というサイトを立ち上げ、あたくしの記事も載せて頂くことになり、一生懸命書いてみた次第です(・∀・)v ※一般の方に向けてのサイトになります。

良かったら覗いてみてくださーい!

最後まで見て頂きまして、ありがとうございます~(・∀・)


んでゎ おみょうぬず。