笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

子供の気持ち

2006年06月09日 11時24分31秒 | 映画&読書&音楽
友人が自分の子供から「授業参観に来なくていい」と言われた、という話を聞き、「へ~」と思いました。
私は、運動会や授業参観日に親に来てもらえる事が結構嬉しい子供で、来てくれない、又は観てくれないと、かなりがっかり気分だったことを今でも覚えています。

がんばっている自分を見て欲しい、これってつまりがんばっている自分(或いはこんなことが出来る自分)を認めて・評価して欲しい、という、子供が持つ一番最初の「自尊心」なのかな~、と思うのです。
自分では良くやっていると思っても、やっぱり自分以外の人、特に親に「よくできたね、がんばったね」と言われる気持ちってやっぱり子供にとっては格別なのでしょう。

なんでこんなことを思うかと言うと、先月観た「ブロークバック・・」の寂しい家庭で育った少年の「親父は自分のロデオを一度も見に来ないんだ」のセリフと、今回観た「遠い空の向こうに」の暖かい家庭で育った少年の「どうして僕のロケット打ち上げの日には父さんはいつも仕事なんだ」のセリフに、共通した子供心を感じたからです。

両方とも少年で、自分を認めて欲しい相手は父親。(まぁ、アメリカ映画なのでね)
でもこの、「親に認めさせたい」気持ちは世界共通だと思うんですよね。
なぜなら、親は子供が一番最初に経験する「大人」だから。 

だから男の子はがむしゃらに「父親」を超えようとするのでしょうか(笑)
このあたり女の私にはわからない気持ちなのかもしれませんが。

ちなみにこの両作品で少年を演じたのは同じ俳優で、「おぉ、同じセリフだよ~」と思わずニヤリでした。本人気づいてたかな?
その俳優は
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日は映画! | トップ | 漂流するWindowsユーザー »
最新の画像もっと見る

映画&読書&音楽」カテゴリの最新記事