笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

でも、きっと乗り越えられる

2008年06月12日 01時40分17秒 | 日々雑記
今週後半は、うわさのアキハバラでお仕事です。
もうテレビでこれでもか! ってくらい映ったあの交差点を通って職場に向かうのですが、事件から3日もたって、犯人も逮捕されたのに、道往く人々はどことなく緊張した面持ちです。もちろん私も心の中で「この交差点の真ん中であの惨劇が起こったのか。。」と思うと意識的にその方向を見つめてしまいます。きっと多くの人が同じような気持ちであの交差点に視線を向けているのでしょう。

献花台の周りのテレビクルー、頻繁に巡回するパトカー。
早く職場に行こう、というより早くこの場から離れたい、という気分で足早に過ぎ去る私。この街は何か重いものを抱え込んでしまった、と感じるのは私だけでしょうか?

仕事帰りの夕方、パソコンショップの周辺も元気がありません。
いつもはほとんど絶叫している店員さんも、ごくごく普通の声かけだし、賑やかなコマーシャルソングもボリュームを落としているのか、雑踏にかき消されています。外国人満載の観光バスも今日は見当たりません。
そしてなによりビックリしたのは、警官が特殊警棒を握りながら警邏している姿でした。犯人、逮捕しましたよね?

私は決してアキバの住人ではなく時々仕事でこの街に来るだけですが、それでも「いつもと違う」感じは分かります。アキバって本来は、「同好の志(?)」がゆる~くつながった、だから安心して過ごせる街なのだと感じていましたから。
そして献花の数は、そんな会ったこともない仲間の死を悼んだ「アキバの仲間」からのものなのでしょうね。

アキバが抱え込んだ重いものって、おそらくこの街に全く似合わない「疑心暗鬼」なのだと、私は思うのです。
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