笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

岐阜県の裏金問題について

2006年08月12日 12時12分33秒 | 日々雑記
といっても難しいことを書くわけではありません。というか書けないし(笑)

4年程前、仕事で岐阜出張を半年ばかりしていた時期がありました。
自治体向けの研修で、西岐阜と大垣の会場を廻っていたのですが、その時に感じた岐阜のイメージは「住みやすそう」の一言でした。名古屋寄りの、どちらかと言えば都会に近い「岐阜エリア」だったせいもありますけど、土地は安く、道路も広い。下呂温泉をはじめ観光地もあるし、美味しい飛騨牛が食べられて、おまけに山のてっぺんには斉藤道三・織田信長が居城とした「岐阜城」もあるではないか~。。。。と岐阜県に関してはごくごく単純に、「好印象」を持っていたのですね。住むにも悪くなさそう、と。

もちろん県庁を中心に公共施設など箱モノが大きくて、景観に不釣合いなのには、この地のお役人衆の背伸び振りが伺えてちょっぴりクス、でしたが、それは多分どの自治体も同じでしょう。東京都庁のビル群とか「なんで役所関連施設だけこんなに立派なの」と。ましてやここは信長や秀吉を輩出したお国柄ですから。「首長になったからには、まずは権力誇示にでかい箱モノ造らないと!」な気分になっちゃうのかも知れません。(笑)

自治体のお仕事でしたから当然接する方々も多くが役所関係。考えたくはないことですが、これらの方々のタクシー代や飲食代に、会場内のレストランのメニューを見て「高いから他のところに行こう」と立ち去っていった老夫婦の税金、(しかも裏金として溜めまくった金額約4億!)が使われていたのか…と考えると、いろいろな意味で「がっかり」です。
在住者ではない、私のココロまでなんか「ブチ壊された」気分。それほど「がっかり」。

岐阜県はいいところだな~、とは今でも思っています。 かの地の行政組織からこういう「貧相(ビンボーくさい)な精神」を持つ人間や仕組みが一掃されることを、心から願ってます。(もちろん、日本中のあらゆるお役所組織から!)
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