笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「M:i-III」 -じゃあ、「新人」で「端役」はどうすればいいのか

2006年08月01日 13時11分52秒 | 映画
あらゆる角度からどんどん話が広がる今回の「M:i-III」です(笑)

「ベッカムに恋して」で女子サッカー(イギリスではフットボール)チームの監督役で出ていたジョナサン・リス・マイヤーズがこの「M:i-III」のエージェントの一人として出ている、ということで、フィリップ・シーモア・ホフマンの次に観たかったのが彼でした。
金髪細面の、どちらかといえば華奢な感じ。どんなジャンルのどんな役にももっていけそうな不思議な顔立ちで 「ベッカム…」での彼しか知らない私には「へ~、アクションやるんだ~」という興味もあったのですね。
ハリウッド映画、しかもビッグネームの作品でどんな演技を披露してくれるのか。。しかも主人公以外全員が「端役」(笑)、さらにその「端役」にアカデミー主演男優取ったフィリップ・シーモア・ホフマンがいるのだよ~というこの作品で。

「30歳までに自分の代表作を手に入れたい」と(多分相当意気込んで)、金髪を黒く染め、タフなエージェントばりの体型&クールな眼差しで画面に現れたジョナサン。 おぉ、なかなかいいじゃないですか~。
なにしろ「イケメンは僕一人なのさ」のトム・クルーズにルックスで対抗できるのは、今回は彼しかいません(笑) がんばれジョナサン!
戦闘ヘリを操縦し、カーチェイスでぶっ飛ばし、イタリア語でトム・クルーズにまくし立て、ガードマンにも観光客にも大変身!、とそこらじゅうで活躍しまっくているジョナン、画面露出度がホフマンより高い分、分がいいかも。おまけにまともな台詞だってある! 「不安定なスパイの生活がおもしろいんじゃんか」と。いいぞジョナサン、その子供っぽい幾分投げやりな演技、 ここでお姉さま方のハートをゲットだ! さらに同僚の女性エージェント、ゼーンを優しく見つめながら彼女のネコの話を静かに聞く、ちょっぴりロマンチックなシーンまである! イーサンのロマンチックシーンより断然イイ! 「ねえ、この彼、よくなくな~い?」と世界一イケメンに敏感な多くの日本女性も感じたはずです。 もう一押しだぞジョナサン!

ある記事によると、彼自身は台詞が多くなかったことに少し不満だったそうですが、それでもホフマンの2倍以上はあったんだから、我慢しなさい(笑)
ただ別の見方をすれば、出番や台詞が限られていたからこそジョナサンをはじめとする「新人」の「端役」誰もが集中してここ一番の演技をしたのではないでしょうか。女性エージェントのゼーンもものすご~くよかったし。

さて、この作品で彼の注目度は確実に上がった、と私は感じるのですが、いかがなもんでしょう。 
もちろん、「M:i-IV」でもあった日には再出演は確実! と信じているのですが。
コメント
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