笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「訳わかめ」 -新語?

2006年08月11日 11時26分48秒 | 日々雑記
最近あちこちのBlogでこの「訳わかめ」(又は「意味わかめ」)という言葉を見かけるようになりました。
前後の文章から判断すると、多分「訳が分からない」とか「付いていけない」というような意味なんだろうな~と思って、調べてみたらやはりそうで、類義語に「意味ピーマン」「さっぱりピーマン」なんてのもあるのだとか。(笑)

学生の頃、「ピーマン」なんて言葉が流行っていて、意味も同じで「言ってることがピーマンなんですけど」なんて言ってましたね。他には「ピーマンな奴」「今、頭がピーマン状態だから」なんて使い方もしてましたっけ(笑)。。。現在の、コミュニケーション用語として使われる「意味(さっぱり)ピーマン」では応用範囲が狭いのでは?。などと余計な心配もしてしまいます。それにしてももう「死語」かと思っていたんですが、ここにきてリニューアルした、というところでしょうか。

もっとも、ピーマンは中身がありませんからイメージとしてもよく分かるのですが、ワカメは? あのコシのなさなんでしょうか。冷やしても熱しても「そのフニャフニャ加減はなんなんだ! 訳がわからん!」と(笑)

ただどっちの言葉も音として、耳に聞きやすい言葉です。音調も5・7・5で韻まで踏んでるし(笑)。
日常会話ではこういう、「耳に聞きやすい感じ」がなくても会話は出来ますが、ネットで(曲がりなりにも)言葉を文章化しようとすると、読み返した時に、リズムの悪さというか言葉の納まりの悪さに嫌でも気づかされるわけです。多分これこそ「脳に繋がっている日本人としての国語感覚」で、「訳わかめ」なんて言葉が使われるあたり、日本人の「国語感覚」もまだまだ健全だわ。。。などと思ってしまうのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする