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チキン・リトル(日本語吹替版)

2005-12-05 22:25:44 | 映画 タ行
試写会で、声の出演:山本圭子/中村雅俊/小島幸子/朝倉栄介/深見梨加/野沢那智/製作:ランディ・フルマー/音楽:ジョン・デブニー/監督:マーク・ディンダル/作品『チキン・リトル(日本語吹替版)』を観ました。

●ストーリー
オーキーオークスという長閑な町に住むチキン・リトル(声:山本圭子)は、身体が小さいの男の子。

ある日、「空が降ってきた!」と大騒ぎをして、町中のみんなを大混乱に陥れてしまった彼は、それ以来、町中の笑い者になる。

父親のバック・クラック(声:中村雅俊)でさえも、チキン・リトルの数々の失敗に彼への期待を持てなくなっていた。

それでもチキン・リトルは、自分を信じて名誉挽回のチャンスを毎夜ひそかに祈り続けていた。

そんなある夜、空からチキン・リトルの部屋に正体不明の物体が落ちて来て、親友のフィッシュが連れ去られてしまうという大事件が発生してしまうのだった……。

●感想
ペアで御招待って事と日本語吹替版という事で小さなお子様を連れた親御さん達の姿が目立ちました。

作品の内容が思ったよりも子供向けだった事もあり、私はあまり楽しめなかったのですが、お子様達は分かりやすいストーリー展開に大喜びで、時々大きい歓声が聞こえてきました。

簡単に言ってしまうと、主人公のチキン・リトルが大失敗を重ねた事から、父親から全く期待を掛けられなくなるのですが、何とか信頼を回復するチャンスを生かして、町を危機から救いヒーローになるというストーリーです。

その中に、父親とのわだかまりを解いて行くという親子愛が盛り込まれているので、やっぱりこの作品は、親子連れで観に行くのがベストだと思います。

大人同士がデートで観に行くには、ちょっと内容が軽過ぎて満足感に欠けるかも知れませんので、充分にご注意を!

●採点
私のこの作品に対する評価は50点です。

『ファインディング・ニモ』や『モンスターズ・インク』ほどストーリーが面白い訳でも無く、『ミスター・インクレデブル』のようなスピード感溢れるアクションシーンも無かったので、私としてはちょっと期待外れでした。

ディズニーは、この作品のターゲットを完全に小さな子供に絞りましたね。
子供を狙った方がその親も取り込めるので狙いとしては、正解だと思います。
実際に大人だと決して笑わないようなベタなギャグでも、お子様は大喜びしていましたからね~!

大人だけでこの作品を観に行こうと考えている方は、「他の作品にすれば良かった!」と後悔するかも知れませんので、よーく考えた上で劇場に行かれた方が良いと思います。

だから、この作品はお子さんに「どうしても『チキン・リトル』が観たい!」って泣き付かれている方と大失敗からの名誉挽回を毎夜、星にお願いしているって方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、「ちょっと『宇宙戦争』のネタをパクリ過ぎじゃないの~」って子供達の喜ぶ声を聞きながら、冷静に考えてしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。

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