Rohi-ta_site.

私、Rohi-taの映画の感想(ネタバレ有り!)と日常を報告するページです。

探偵事務所5″ ~5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語~

2006-01-09 23:35:31 | 映画 タ行
映画館で、出演:成宮寛貴/宮迫博之/貫地谷しほり/佐野史郎/池内博之/近藤芳正/田中美里/永瀬正敏/原作:林 海象/脚本:天願大介/利重 剛/林 海象/監督:林 海象/作品『探偵事務所5″ ~5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語~』を観ました。

●ストーリー
小林芳雄(成宮寛貴)は、“探偵事務所5”の厳しい試験を無事終了し、晴れて新米探偵「591」として採用された。

彼が初出勤の日、やっとの事で自分のオフィスに辿り着くと、一人の女子高生が椅子に座っていた。
彼女の名前は宍戸 瞳(地谷しほり)と言い、会長「500」の孫娘だった。

彼女は2ヵ月前から行方不明になった友人の早川美花(橋本真実)を捜していたのだが、なかなか見つからず、「591」を巻き込み、共に捜索を開始するのだったが……。

●感想
本作は昨年、劇場で観ていたのですが、他の作品のレビューを優先した為にそのままになっていました。

私が他の作品のレビューを優先した事を考えてもらえると、私の本作への評価も分かると思いますが…。

「私立探偵 濱マイク」シリーズが好きで、それを手掛けた林 海象監督が、同スタッフを再結成して作り上げた探偵映画という事で楽しみに観に行ったのですが、内容的にはイマイチでした。

第1話「私立探偵591~楽園~」と第2話「私立探偵522~失楽園~」の二部構成になっており、第1話の主人公を成宮寛貴くん、第2話の主人公を宮迫博之さんが演じております。

第1話で探偵591が早川美花を捜す際に登場した「カイン美容整形外科」の悪事を、第2話で探偵522(宮迫博之)らと共に明らかにして行くんですが、残念な事に途中で何となくストーリーのオチが分かってしまいます。

と言うのも
・「カイン美容整形外科」の経営者・安部竜太郎は天才整形外科医・村山里沙子を雇っている。
・彼らの悪事を暴くために探偵522が内偵させていたモリヤマ(永瀬正敏)と突然連絡が取れなくなる。
・村山里沙子が違法な手術をしている現場に乗り込むと何事も無かった様にモリヤマが現れる。
・しかし、肝心な安部の姿はいくら捜しても見つける事が出来ない…。

勘の良い人なら上の4行を読めば、クライマックスの全てを理解出来るのではないでしょうか。
まぁ、整形外科医が絡んだ簡単な引き算なんですけどね…。

役者陣の演技に不満はないのですが、最新鋭の探偵グッズをあまり使わなかったり、ストーリーがあまりにもベタで、笑いの部分も大して笑えなかったので、私にとってはあまり楽しめない作品でした。

●採点
私のこの作品に対する評価は50点です。

音楽はノリが良く、イイ感じでしたが、その他はあまり目を引くモノがなかったので、この作品は今後、私の記憶には残らないでしょうね~。

「私立探偵 濱マイク」シリーズは好きだったんですけどね~、そのレベルを期待して観に行ったので、痛い目に遭ってしまいました。

一体、林 海象さんはどうしてしまったんでしょうね?本作は持ち前のシャープさが感じられなかったので次回作は頑張って下さい!

と言う訳でこの作品は、成宮寛貴くんや宮迫博之さんの大ファンの方や探偵映画マニアの方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、観終わった後に何だか古典的な探偵小説を読まされた気分になってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。


最新の画像もっと見る