ビデオで、声の出演:ジュリア・サワラ/メル・ギブソン/ジェーン・ホロックス/ベンジャミン・ホイットロー/ミランダ・リチャードソン/トニー・ヘイガース/原案:ピーター・ロード/ニック・パーク/脚本:カレイ・カークパトリック/監督:ピーター・ロード/作品『チキンラン』を観ました。
●ストーリー
イギリスのヨークシャー州にあるトゥイーディー養鶏場では、来る日も来る日も、雌鳥達が玉子を産まされるだけの囚人の様な生活を強いられていた。
そんな監獄の様な養鶏所生活から逃れるべく、雌鳥達のリーダー・ジンジャー(声:ジュリア・サワラ)は様々な脱走を試みるのだが、どれも失敗に終わっていた。
そんな時、養鶏場の女主人ミセス・トゥイーディー(声:ミランダ・リチャードソン)は、儲からない玉子をやめて、利益の多いチキンパイを売り出す事を思いつき、ジンジャー達をチキンパイにする機械を購入する。
この事を知ったジンジャーは焦りを感じるが、いい脱出方法が見つからず、失意に陥る。
そんな時、空を飛べるアメリカ生まれの雄鶏・ロッキー (声:メル・ギブソン)が現れ、彼女は空を飛んで脱出する事を思いつくのだったが……。
●感想
映画『大脱走』をモチーフにしているだけあって、マネているシーンが至る所に登場し、『大脱走』を観た事がある人なら「ニヤリ」と笑える作品だと思います。
何度も失敗を繰り返しながらも、養鶏場の外にある楽園を夢見て脱出方法を次々と考え出すジンジャーのバイタリティーには、女性のタフさを感じました。
途中で空飛ぶニワトリ・ロッキーが登場するのですが、彼のノリの軽さがまさにアメリカらしく、イギリス生まれのジンジャーの生真面目さとのギャップがとても面白かったです。
ダンスシーンやチキンパイの機械から脱出するシーンなどは、とても良く出来ていて、この作品がクレイアニメーションだという事を忘れてしまいそうでした。
起承転結もハッキリしていて、テンポ良くストーリーが進んで行くので、子供から大人まで楽しんで観れる作品だと思いました。
●評価
私のこの作品に対する評価は75点です。
どんな窮地に追い込まれても、明るい未来を信じて、みんなを引っ張って行くジンジャーのリーダーシップが素晴らしかったです。
また、ロッキーの空飛ぶ秘密を知った瞬間に、空から雨が降ってくる演出は、雌鳥達の心情をよく表していて記憶に残るシーンになりました。
だから、この作品は、質の高いクレイアニメーションが観たい方と将来チキンパイの販売を考えている方におすすめ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、最後まで執拗にジンジャー達を追いかけるミセス・トゥイーディーの姿が、映画『ターミネーター』のラストシーンと重なってしまったのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みます。
●ストーリー
イギリスのヨークシャー州にあるトゥイーディー養鶏場では、来る日も来る日も、雌鳥達が玉子を産まされるだけの囚人の様な生活を強いられていた。
そんな監獄の様な養鶏所生活から逃れるべく、雌鳥達のリーダー・ジンジャー(声:ジュリア・サワラ)は様々な脱走を試みるのだが、どれも失敗に終わっていた。
そんな時、養鶏場の女主人ミセス・トゥイーディー(声:ミランダ・リチャードソン)は、儲からない玉子をやめて、利益の多いチキンパイを売り出す事を思いつき、ジンジャー達をチキンパイにする機械を購入する。
この事を知ったジンジャーは焦りを感じるが、いい脱出方法が見つからず、失意に陥る。
そんな時、空を飛べるアメリカ生まれの雄鶏・ロッキー (声:メル・ギブソン)が現れ、彼女は空を飛んで脱出する事を思いつくのだったが……。
●感想
映画『大脱走』をモチーフにしているだけあって、マネているシーンが至る所に登場し、『大脱走』を観た事がある人なら「ニヤリ」と笑える作品だと思います。
何度も失敗を繰り返しながらも、養鶏場の外にある楽園を夢見て脱出方法を次々と考え出すジンジャーのバイタリティーには、女性のタフさを感じました。
途中で空飛ぶニワトリ・ロッキーが登場するのですが、彼のノリの軽さがまさにアメリカらしく、イギリス生まれのジンジャーの生真面目さとのギャップがとても面白かったです。
ダンスシーンやチキンパイの機械から脱出するシーンなどは、とても良く出来ていて、この作品がクレイアニメーションだという事を忘れてしまいそうでした。
起承転結もハッキリしていて、テンポ良くストーリーが進んで行くので、子供から大人まで楽しんで観れる作品だと思いました。
●評価
私のこの作品に対する評価は75点です。
どんな窮地に追い込まれても、明るい未来を信じて、みんなを引っ張って行くジンジャーのリーダーシップが素晴らしかったです。
また、ロッキーの空飛ぶ秘密を知った瞬間に、空から雨が降ってくる演出は、雌鳥達の心情をよく表していて記憶に残るシーンになりました。
だから、この作品は、質の高いクレイアニメーションが観たい方と将来チキンパイの販売を考えている方におすすめ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、最後まで執拗にジンジャー達を追いかけるミセス・トゥイーディーの姿が、映画『ターミネーター』のラストシーンと重なってしまったのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みます。