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ビートルジュース

2005-12-04 14:30:22 | 映画 ハ行
DVDで、出演:マイケル・キートン/アレック・ボールドウィン/ジーナ・デイヴィス/ウィノナ・ライダー/キャサリン・オハラ/原案:マイケル・マクダウェル/ラリー・ウィルソン/脚本:マイケル・マクダウェル/ウォーレン・スカーレン/監督:ティム・バートン作品『ビートルジュース』を観ました。

●ストーリー
ニュー・イングランドの田舎町に住むアダム(アレック・ボールドウィン)とバーバラ(ジーナ・デイヴィス)夫婦は、犬を避けようとして矯から自動車ごと落下してしまい呆気なく死んでしまう。

最初は、自分達が死んだ事を受け入れられないでいた2人だったが、鏡に自分の姿が映らなかったり、部屋に「新しく死者になった者へのガイドブック」があるのを見つけて、次第に自分達の死を受け入れていく。

そんな時、ニューヨークから金儲けが大好きな父・チャールズ(ジェフリー・ジョーンズ)、理解し難い彫刻を作っている母・デリア(キャサリン・オハラ)、暗く霊感の強い前妻の娘・リディア(ウィノナ・ライダー)の3人がアダムとバーバラの家へ引越して来た。

アダムらは、引っ越してきた3人を何とか追い出そうと様々な努力をするのだが、全く効果が無く、人間を追い出す「バイオ・エクソシスト」の仕事をしているビートルジュース(マイケル・キートン)という悪魔を霊界から呼び寄せるのだが、彼の下品でスケベな態度に呆れ果て、早々と逃げ帰って来るのであったが……。

●感想
誠にティム・バートンらしい幽霊と人間のドタバタコメディでした。
それが、面白いかというと世界観は良かったのですが、ストーリー的には内容の薄さを感じてしまいました。

最初は日本語の吹き替え版を観ていたのですが、ビートルジュースの吹き替えをしている「西川のりお」があまりにも下手すぎて聞いていられず、怒りを感じて英語版に切り替えました。

それでも、ブラックな笑いとコミカルな音楽がティム・バートンらしく、バーバラがブライダルドレスを着て、急激に老いていくシーンは『コープス・ブライド』を観ているようでした。

1988年の作品なんで出演者の若さが目立って、内容よりもそちらを観る方が楽しめました。

中でも、ウィノナ・ライダーの幼い表情とアレック・ボールドウィンのほっそりとした体型は、本作の見所だと思います。

●採点
私のこの作品に対する評価は60点です。

私は今年、ティム・バートン作品の『チャーリーとチョコレート工場』と『コープス・ブライト』を劇場で観たのですが、彼独特の世界観の基礎となるものが『ビートルジュース』の中でもしっかりと流れており、ティム・バートンの監督としての成長記録を観せられた様な気分になりました。

だから、この作品はティム・バートン特有のブラックユーモアが大好きな方と食事中に『バナナ・ボート』を歌いながら変なダンスをした事のある方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、「マイケル・キートンが、最近ティム・バートン作品に出演しないのは、どうしてなんだろう?」って疑問に思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。

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