尾崎沼湿原の入り口付近には、まるで水田のような区画の湿地があり、多少野生味
には欠けるが多くの花達が咲いていた。
先ず最初の区画には、主にスイレンが咲いていたが、いずれも園芸種らしいので少
しガッカリした。 出来るだけ自生種にとどめて欲しいと思うのだが残念だった。
次ぎの2区画には、主にカキツバタが非常にたくさん咲いており、そのほかにもサ
ワオグルマ・アサザ・コウホネなども咲いていた。
ただ残念な事に、ここにも奥まった所にハナショウブが植えてあるようだ。
カキツバタと言い、ハナショウブと言い、大変な努力をされているのは良く分かる
のだが…。
サワオグルマ | カキツバタ |
アサザ | コウホネ |
カキツバタの区画の次には、やや乾燥した湿地が続いているらしい。 足の踏み場
も無いほど繁っていて、遠目にレンゲツツジの花が見える程度だった。
最後に新川溜池周辺の木道を探索した。
ここでは主に潅木の花が多く、特にカンボクの数が多いのには感心した。
潅木の下の湿地では、ヒメザゼンソウの花は終わり、今はチャルメルソウやオオナ
ルコユリの花が咲いている程度だが、これからササユリ・バイケイソウ・ハンカイ
ソウなどの花が見られそうだ。
アラゲナツハゼ | オトコヨウゾメ |
カンボク | コマユミ |
サワフタギ | タンナサワフタギ |
オオナルコユリ | チャルメルソウ |
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