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獏の食わず嫌い

プロ野球を好きになってほんの55年です。阪神のせいでネガティブ根性が骨まで染み付いております。

結果を恐れず向かっていけ

2007-09-28 23:10:25 | 野球
ほら!先発が向かっていったらいい流れになったじゃん


では皆さんご唱和よろしいでしょうか。



クボタンに謝れ!





わー!びっくりした!



後ろにこぼしてその上悪送球とは何事か!

あの後動じずに討ち取ったクボタンに感謝してもしきれないでしょう!

今岡さんのへぼ守備のせいでノーアウト2塁の大ピンチにも顔色一つ変えず、今期一番ではないか?と思われる
ストレート!バシーッ!
スライダー!ギュウーン!!


様子を見る事もなくかわすことなど微塵もなく、
今までの流れとは明らかに違う攻めて攻めて攻めまくる展開。
脱帽です。凄過ぎます。

出来れば10勝をプレゼントして差し上げたい!
チーム的にそれはどうかと思うけど。


その流れを作ったのはやっぱり先発上園の気迫のこもった決して逃げないピッチングだった。




連敗中の阪神が示したように、負けられない試合が続く場合、あるいは優勝が目の前に見えたチームは向かってくる敵に対してあっけなく敗れるものである。


阪神が中田に負けが込んでいるのはピンチになってもコントロールなどお構いなしに強いボールを投げ込んでくる向かってくる気持ちに負けていたのだ。


が、今日の中田は少し気持ちが揺れていたように思う。
その割に点が取れなかったのは相変わらず阪神打線がしょっぱいからなんだけど(^^;

けれど、今日はみんな悪いなりに積極的に攻めていた。
その証拠に相変わらず三振が多いんだけど、見逃し三振が一つもなかった。

それと凡打の内容がちょっとずつ良くなっていってるように見える。
中田の速いストレートに何とかついていってたしね。

1点先取した直後、シーツにクリーンヒットを打たれ、金本さんを注文どおりのゲッツーにし止めて(金本さん、気持ちはわかる。もうちょっと我慢してくれ・・・)
ほっとした所でバッテリー的に超キモイ今岡さん
昨日から今日の第一打席までの打席の内容がかなり良い感じの今岡さん。
第一打席であわやセンターオーバーのツーベースかというフライを打って、「ギリギリの場面でこの凡打がきっと響くに違いない」と思っていたら、ハッキリとわかるフォアボール。ただ、最後の打席の内容がちょっとね・・・結果を焦っちゃだめよ。

そこで一本ヒットを打って気持ちが軽くなった林ちゃん
本当に本当にありがとう。
素晴らしいアーチだったよ。
なんかしみじみと泣けてきた。

これぞ林ちゃんという当たりだったよ。
なんとなく厚くなった胸板に怪我をしての二軍生活がただ怪我を癒していただけではなったことを物語っていた。
やっぱり君は凄いよ、林ちゃん。




とまあ、ここまでは連敗中いくらでもあった展開なのさ。


さあ上園君。


1点取られた後、味方がすぐに取り返してくれた。

このリードを守りに行ってことごとく打ち砕かれたタイガース。
能見も、お杉も安藤もボーグルソンも・・・

けれど上園君は違った。

先頭こそフォアボールで出したけれど、ストレートで押して攻めたものだった。

しかし、ここでこう言う時嫌な感じの谷繁。

が、その初球が素晴らしかった!
インコースに思い切り腕を振ってストレートでファール!

その後は野口のなすがまま、注文どおりのゲッツー
が、その後なんとピッチャーの中田に綺麗にライト前にはじき返される。

そして超嫌な井端


けれど、臆することなく上園君、腕をガンガン振って二球目に最高のストレートが決まった!
そうだよ!腕を振ればそのコースをとってもらえるんだよ!


井端と言う選手は逃げていく相手には嫌らしく付きまとうけど、向かってくる相手には超淡白な所がある。
ほんっとにストー○ー体質なやつ・・

そして超嫌な井端をピッチャーゴロに打ち取った。

凄い!凄いよ!!上園君!!
おばちゃん君のピッチングを見て泣きそうだったよ。


出来ればもっと見ていたい。
もっと投げさせて欲しい。





けれど、代打が出て上園君は替わってしまった。
これって流れ的にどうなの?と思っていたのだけれど、上園君がベンチで晴れやかな笑顔でいたのを見て力を出し切ったんだとわかった。

8連敗中のチーム。
JFKでも抗えなかったどうしようもない流れ。

どちらかと言うと中日の硬さのほうが上回ったとも言えるのだけど、結果を恐れずにガンガン腕を振って攻めて行けばきっと流れはこちらに向いてくる。


さあ、実は連敗を止めた明日が大事なんだよ。
甲子園最後の試合。


リニューアル前の甲子園に立っていることを幸せに感じながら楽しんで明日の試合に挑んで欲しい。
甲子園の神様はきっと見ているから。