徒然なるままに~のんびり、ゆったり、こまやかに

猪突猛進型の60代。そして卵巣がんですっ転んで8年。目指すはのんびり、ゆったり、細やかな生活!無理かなー(#^.^#)

鬼の霍乱―新小学3年生倒れるの巻ー

2018-04-15 16:48:16 | きょうだい
新学期3日目。
なんとウルトラマン1号(新小学3年生)が
38度の熱を出した。

咳も鼻水もない。
お腹も壊れていない。
熱のみ。

疲れに違いない!と即座に思った。

この二日、
ピカピカの一年生の弟、
ウルトラマン2号を連れての通学。
しっかり手を繋いで通った。

今までは朝は一人で行き、
帰りも一人で帰ってくる生活。

当たり前と言えば当たり前だけれど、
その時間は自分の時間で、
1号は自分のことだけを考えていればよかった。

ところが2号が1年生として
登校を始めたその日から、
1号、2号連れ立っての登校。

通学路はそれなりの交通量があり、
ガードレールがあるわけではない。
路上駐車も多く、
小さい低学年児童は、
歩いていて、その陰に隠れたら
ドライバーからは見えない。

つまり通学路を歩くには
車に細心の注意がいるのである。
それは大人の想像以上に違いない。

1号はそんな中を2号を連れていく。
朝出かけるときに後ろから見送っていると
必ず2号が車道側にならないように
気を使って手を繋いでいるのがよくわかる。

慎重派の1号に対して、
2号は活発、かつ我が道を行くタイプ。
だから、それを御するのは大変だろうなって思う。

その大役を2日間果たした1号、
実は自分も、怒涛の中を生きていた。

3年生になって新しいクラスになり
初めて男性教員が担任になった。

どうやら、新しく理科と社会という
教科が増えるらしい。
理科は木曜日、社会は金曜日にあるのだという。
それがどんなものなのか、
なんだかとても楽しみにしているようだ。

「もーいーくつねるとゴールデンウィーク」
なんて言っている割には、
実はちょっぴり新3年生生活に
期待しているんだと思った。

2日目の給食のとき、
余っているみかんを
欲しい人がじゃんけんで
決めることになったそう。

その時、担任の先生が提案した
じゃんけんルールは、
先生に勝った人でも負けた人でもなく、
「あいこ」になった人にもらえるというもの。
たまたま1号はその「あいこ」になり
みかんを手に入れた。

そんな話をちょっぴり嬉しそうに話していた。

熱を測る時間になった時、
1号は手を合わせて
「熱が下がりますように、熱がさがりますよう!」
と拝んでいた。

「明日、学校、行けるかな?」(1号)
「熱が下がったら大丈夫」(私)
「理科に行かれますように」(1号)
とまた手を合わせる。
もう必死だ。

夕方医者に行った。
医者も特に大きな炎症はないし、
熱だけだし、明日7度以下に下がったら
学校に行ってよし!という意見。

一晩ゆっくり寝た1号。
熱は6度5分に下がっていた。
でもまだフラフラするのだろう、
「学校いけるかな」とちょっぴり心配そう。
この感じ、いつもの1号だから
学校行けるわとウルトラの母。

1号はちょっぴり心配そうに家を出た。

その日、学校からは呼び出しの電話はなかった。
無事一日終えたのだ!

「理科って、植物を観て、
その絵を描いたんだ」と教えてくれた。

鬼の霍乱は一日で強制終了。
新1年生と共に、新3年生も
全力で頑張っているのでした。






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