Rin's Table

結婚を機に福岡から上京。趣味の食べ飲み歩きを中心に記録(ひとりせんべろ~グランメゾンまで)

ラ・ロシェル福岡 2009年9月 ディナー

2009-09-25 | 福岡 (レストランも含)
今回はドゥラモット社 (Delamotte) のシャンパーニュ。
①「北海道産サンマの燻製。巨峰と焼き茄子が添え」燻製はサクラ木を使った燻製。サンマと茄子で秋を予感させ、巨峰で夏の余韻を残すというシェフメッセージがにくい。サンマと巨峰の相性もマッチ
②赤牛のタルタルと鴨。左は鴨の肉を串で刺したもの。非常にジューシーでした。右側が赤牛のタルタル。ピスタチ・オイルを使っている点が特筆に値します。ユッケをイメージ。今日もなんだか驚きです

本日の白ワイン~湯浅支配人が面白い趣向をこらしてくれました。Soutiran というシャンパーニュの炭酸をぬいたものを白ワインの変わりに使うというものです。写真のシャンパーニュは黒ブドウを使ったものなので、白ブドウを使った白ワインとは性格を異にします。ミネラル感があるけれども、それよりもクリーミーな非常にマイルトでソフトな感じになりました。③「マンゴーとオマール海老」ポイントはマンゴービネガーを使用している事。コンソメのジュレにアクセントがついていました。

④「豆乳と帆立のフラン+トリュフ」茶碗蒸し感覚~ホタテから摂った上質なソースを使っています。⑤ポルチーニ茸とのリゾット。前回のパスタに続きリゾはここでフォアグラだけしか食べてないとシェフに言っていたのを覚えていてくださったようです。もちもちした食感と味も丁度いいソースが前は少し甘ったるく思った感じがあったんですが、今は本当に◎

本日の赤ワイン~「Château Fonroque 2001  St-Emilion」
一番気に入ったのは香り。そして、優しさ。ダー以外はポイヤック好きの私達もこれいいね~って感じ。そしてサンテミリオンですから味の強さも飲んでいくとあるのです。⑥「オマール海老 グレープフルーツとペルノーのソース」グレープフルーツを使っているので、とてもさわやかなソース。既に結構食べていましたが、これで胃がリセット(笑)

⑦口直し「巨峰のソルベ」⑧「和牛角バラ肉のソテー ジロール茸を添えて」というところでしょうか。肉もおいしいのですが、ワインとの相性も絶妙。いつもながら美しいマリアージュを実現していただいている湯浅支配人に感謝なのです。

⑨今日は皆余力があり、チーズをいただきました。私の友人とロックフォール同盟復活ののろしをあげ嬉しそうな旦那。
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⑩最後にデセールをいただいて、菅原シェフともしばし談笑。こちらのお店に来るとメニューもドリンクも選択せず全ていつも違う料理。本当に甘やかされ居心地のよさを感じています。そして福岡に住んでいたら・・という思い(今月も美食会が開催されるよう)。とても楽しい時間をつくってくださった菅原シェフ、湯浅支配人そしてスタッフの方々に感謝・感謝。次回山シギを楽しみにしています!!
「La Rochelle Fukuoka」ロシェル福岡
福岡市中央区赤坂