林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

望月光 『超基礎固め』と音声入力ソフト

2010年08月06日 | Weblog
望月光の超基礎がため古文教室 古典文法編
望月 光
旺文社


音声入力ソフトの AmiVoice が新しいバージョンの発売となった。購入すべきかどうか迷ったが、新しいもののほうがよくなったという情報を得て通販でアップグレードバージョンを購入する事にした。9000円程度である。(古いバージョンの最大の欠点は、修正の面倒さにあったのだが、どれだけ解消されているだろうか。なお AmiVoice の修正のコツは、音声認識をオフ--例えば Ctrlによってオフにするように設定しておく--にしてから手作業で修正することである)。--だいぶ使いやすくなりました。1万円近くかかったけれど、アップグレード版を購入して良かったでした。

まだ新しいバージョンは届いていないが、久しぶりに A miVoice で文章書いてみようと思う。今回は、昨日届いた英語や古文の参考書について簡単なコメントを書いてみる。


國弘正雄・千田潤一『英会話・ぜったい音読:続挑戦編』(1200円+税金)どこの塾でも、良心的にに英語に取り組もうとするならば、この『ぜったい音読』シリーズを使っていたのではないだろうか。価格は少々高いが、音読練習を頑張って三ヶ月あるいはそれ以上続けようと頑張ろうとする人は、この本の「熱い言葉」によって励まされるであろう。

どのシリーズも、本人にとってやや易しいかと思われるくらいの英文を何度も音読する事が求められている。やさしい英語を大量に音読し、黙読するというのは、英語学習の基本であろう。

ただし、高校3年生になってしまうと、やさしい英語とばかりは言っていられない処があり、時間配分に迷うところである。


望月光 『超基礎固め古文教室--古典文法編』 (1000円+税金)

 この本は、古典文法の入門書としてもっとも勧められるものの一つではないだろうか。本当に分りやすく、丁寧に書かれてある。

巷には入門書と称されておりながら、案外難しいものが多い。しかしこの本だと、口語文法もよく分かっていないような高校生にも判るようになってている。もちろん、古文を学びたい中学生にも最適だ。


芦田川康司『発展30日完成 古文(高校初級)』、日栄社、429円+税金

日栄社の発見30日シリーズという大きな版の薄ものシリーズである。このシリーズの英文解釈はなかなか難しく、初級でも中級.中級でも上級レベルの手応えだったので、ちょっと警戒していた。しかしその警戒は無用だった。これは初心者にも使える非常に良い問題集である。

長文はすぐには出てこない。もっぱら一つの文章で文法を学べるようになっている。二通りの勉強の仕方があるだろう。ひとつは、上記のの望月光の本を一通り勉強してから、この本で復讐するというやり方。もうひとつは、望月の文法書で一つの項目を勉強したら、その箇所をこの問題集で復習しているというやり方である。

春日裕之『集中2週間完成 古文(高校初級)』、日栄社、320円+税金
日栄社の中では比較的やさしいはずの集中2週間のシリーズである。しかし、この本はそうではなかった。いきなり長文が出てきて、その中で文法事項を学ぶようになっている。つまりちょっと難しいのである。上の二つの古文の本が高校1年生用であるとしたら、これは高校2年生向けである。

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上の文章は古いバージョンのAmiVoice で書いたものである。ここからが新しいバージョン、すなわち、AmiVoice SPで書く文章である。まだインストールしたばかりであるが、ちょっとした感想を述べる。何よりも素晴らしいと思ったのは、軽くなった点である。前のバージョンだと、専用エディタに文章を入れてから、コピー及び添付の作業を行った。しかし、新しいバージョンだと、直接書き込むことができる。それがとても便利だ。

音声認識の正確さも向上したと思う。体感としてはかなり良いかんじだ。しかし、もし正確さを%で表せと言われたら、あまり変わっていないような気もする。とはいえ、「体感」というのは、非常に大事な要因である。

これからは、積極的に AmiVoice を勧めることになると思う。つまり、ドラゴンスピーチではなくて最新版の AmiVoice が一番良い日本語の音声入力ソフトだということだ。

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