林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

赤本は必ずしも頼りにならない。

2009年05月13日 | 英語学習
青学・学習院の経済志望の生徒がいるので、過去問をちょっと検討してみた。個別指導塾というのはいわゆるスペシャリストというよりはジェネラリストなので、クライアントの要望に応じて何でも調査し研究してしまうのである。よって今回は上記の大学の英語問題を調べてみた。そして判ったことがあった。赤本情報には書かれていない内容がである。

ところで、いわゆる赤本は大学入試問題を大学別に集めたものである。そこにかかれてある情報がどれだけ正確かというと、少々疑問だったりもする。たとえば青学経済学部の赤本を読むと同大学の他学部の問題も参照せよと書かれてある。だが、「青学の英語」という別の赤本を読むと、学部によって問題が全然異なるとなっているのだ。学生アルバイトのやっつけ仕事なのかもしれない。

さて今回の発見は学習院大学経済学部の英語の問題である。驚いたことに、この大学の経済学部は、例年経済学的な文章ばかり出題しているのである。経済学部なのだから当たり前と思われるかも知れないが、必ずしも他大学ではそういうわけではないのだ。

ということは、学習院経済学部の英語対策には、例の方法だとか、経済学的な和文
を読むという技法が有効であることが想像できる。なぜか、こういう大事なことは赤本には書かれてない。

過去問をじっくり研究すること、つまり膨大な量の問題を実際に解いてみることは、誰にでも出来る重要な情報収集法なのだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。