林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

御三家にも負けない英語学習方法

2013年06月11日 | 英語学習
今回も記事は、Inter-eduの塾ブログに書いた文章をそのままアップしたものです。


英語学習とは当然ですが「言葉の学習」です。数学などのような科目とは性質が異なるものです。だから、正しい方法論で勉強を継続すればするだけ必ず伸びる科目なのです。ここでは、御三家だからよくできるとか中堅校だから御三家の人にはかなわないといった固定観念は一切無用です。努力を継続した者が勝つのです。

当塾のメイン教材は、以前は天下の開成でも使用されていたはずですが、数年前に撤退されたと(間接的に)聞きました。撤退の理由を直接確かめたわけではありませんのでなんとも言えませんが、非常に濃密な問題集ですので、一斉授業で使用しても消化不良の生徒さんが増えるだけだったでしょう。

ではなぜそのような問題集が当塾ではうまく機能しているのでしょうか。それはこの問題集を構文集として活用しマンツーマンで徹底的な『オーラル(口頭)演習+文法の確認作業』をしているからだろうと思っています。

しっかりとした英語力をつけるためにはまず「文法」つまり「理論」の意識が必要です。一つ一つの基本構文には必ずその「理論」があります。しかし、ただ漠然と英文を読んでいてもそれは浮き彫りにはなりません。英文を読むと同時に常にその「理論」を探し意識するという習慣をつけなければならないのです。私たちは基礎力強化の段階では必ずかなりの量の基本構文を暗唱させ、授業中にチェックしますが、その時のチェックポイントは「英文を暗唱していること」だけではなく、 文の構造をしっかりと理解できているかどうかまでです。そのことが非常に大事です。

簡単な例を挙げてご説明しましょう。

1. I walk to the library every day.
2.  I often read books in the library.
   
例えば上の英文を読んだ時、お子さんは何を意識しているかちょっと聞いてみてください。恐らく「何も意識していない」と答えるか、英文の日本語訳を答えるかのどちらかでしょう。しかし、私たちの指導を受けている生徒さんたちは英文を読んだり発話している時、以下のように英文を意識しています。



⒈ I walk to the library every day.
主 自動  副  副

⒉ They often read books in the library.
 主  副  他動 目   副

どうでしょうか?単に英文を暗唱するといっても、最初の例のようにただ漠然と、あるいはただひたすらに英文を読んでいるだけの暗唱と、後の例のように英語を読みながらその意味と構造が同時進行で脳内に意識されている暗唱とでは質の面でかなりの違いがあることがおわかりいただけるでしょうか。

当然ですが、英語の文法はこれだけでは終わりません。あらゆるパターンの基本的英文をしっかりと文法的に理解しながら暗唱していくという作業を続けていかなければ力はつきません。逆を言えば文法意識の伴う英文暗唱を継続することさえできれば、たとえ中堅校の生徒さんであっても超トップ校の生徒さんたちにも勝つことはできるのです。もちろん、御三家の生徒さんならばトップクラスに入れます。



by isoroku

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